≪女性の卵子は年齢とともに老化し、35歳の女性が出産できる可能性は20歳代の半分になる≫
先日のNHKテレビが、≪多くの夫婦が不妊に悩む原因や背景を探るため、NHKが全国の専門医療機関に調査を行ったところ、女性が年を重ねるとともに妊娠しづらくなる、「卵子の老化」に原因がある患者の割合が半数近くに上ることが、初めて明らかになりました≫と報じていた。
“初めて明らかになった”とはいうものの、従来から漠然とは理解されていたと思う。
私が子供のころは、最初の子は母親が20歳絡みで産んでいたから、7~8人を産んでも30代半ばで生み終わっていたようである。だがその年齢ではまだまだ現役であるから、時に間違って40歳ぐらいになって出産する人もいた。そして、そうした子供は“恥かきっ子”と呼ばれていたのである。
現在のように結婚年齢が遅くなれば妊娠し難くなるのは当然である。様々な理由があるであろうが、できれば20代で結婚するに越したことはないであろう。――私はそう思う。