“父の日”は、毎年6月の第3日曜日で、今年は6月17日であった。起源はアメリカだそうであるが、日本では1950年頃からボツボツと広まり、1980年代から一般に普及し、どうにか市民権を得た行事となったようである。とはいえ、「子供の日」や「母の日」と比べて、何となく地味な感じがするのは否めない。
だが有り難いことに、私は今年も例年と同じく祝ってもらった。長女から電話か来て、旦那と共に有楽町駅で落ち合い、銀座で御馳走になった。母の日に私が便乗したのと同様、今回は女房がお祝いのお裾分けの恩恵に与ったのも例年通りである。私たち夫婦にとっては、父の日も母の日も同じなのである。
父の日の花は「白いバラ」というのが一般的だそうである。しかし決まっているわけではなく、日本では「黄色いバラ」や「白いバラ」、また、“威厳・純潔”なるその花言葉から「ユリ」なども贈られるようである。
世の中の父親総てが祝ってもらえるわけでもないような“父の日のお祝”を、受けることができる自分は本当に幸せだと感謝した次第である。