気が向いたとき感じたままに

皆さんの文章を読ませて戴くのは楽しいのですが、気が向いた時には自分でも・・・と思い

100円

2012-05-04 06:00:24 | Weblog

わが家では、原則として1日おきにスーパーへ買い物に行く。最初に「一緒に行って食べたいと思うものを決めて!」――そう言われ、同行するようになった。そうした生活を繰り返していると、スーパーのしきたりが少しずつ見えてくる。
夕食が早いわが家は、刺身等の新鮮さを重視する品の値引きとは無縁であるが、ときには値引き品も買う。賞味期限が1週間程度あるもので、期限が1日短いだけで数%安い場合である。すぐ食べるのには全く関係ないと解釈しているからである。
だが考えてみると、3%引きでは1,000円の品が30円安くなるだけである。しかし、30円とてゼロではない。
そうした買い物も、籠一杯分となると手に提げているのは厳しいようで、女房もカートを利用している。カートは“硬貨挿入口”に100円を入れると何台も連結されていた1台が切り離されて使用できるようになる。カートを元に戻せばその100円は戻るという具合である。カートを定位置に整頓させるのが目的であろう。
おかしな表現だが、先日女房が嬉々として囁いた。「また100円儲かっちゃった!」 前の人が取り忘れた100円が挿入口に残っていたのである。以前にも同様なことがあり今回で2度目である。こうして得た100円は殊のほか嬉しいようである。