新遺失物法

昨年、2006年6月、明治時代に公布された従来の遺失物法は全面改正され、新しい遺失物法が成立し公布された。
新法は2007年12月10日、今日から施行される。以下にその要点を記しておく。

※　落とし物や忘れ物の保管期間が6ヶ月から３ヶ月に変更された。
※　落とし物や忘れ物の情報がインターネットで公表され、探しやすくなる。
※　携帯電話やカード類などは、拾った人が所有権を取得できないこととなる。
※　公共交通機関や店舗など、多くの落とし物や忘れ物を取り扱う事業者を対象に特例施設占有者制度が新設される。
※　傘や衣類など大量・安価な物等は、2週間以内に落とし主が見つからない場合は売却できることとなる。
※　動物愛護法による引取りの対象となった犬・ねこは、遺失物法の対象外となる。