滋賀市民運動ニュース&ダイジェスト

編集:市民運動ネットワーク滋賀・事務局(TEL:FAX077-522-5415)

【0905/178:県職員期末手当】夏ボーナス0・2カ月分減額 /滋賀県が条例改正案

2009-05-22 23:26:19 | Weblog

 滋賀県は5月21日、6月に支給する県職員の夏のボーナス(期末・勤勉手当)を0・2カ月分カットして1・95カ月分にする条例改正案など28日開会の臨時県議会に提案する議案8件を発表した。

 ボーナスカットは、厳しい経済情勢を受けて県人事委員会が示した意見に応じた。知事ら特別職も0・15カ月分カットする。

 一方、県議会議会運営委員会は、臨時県議会の会期を28、29日の両日とすることを決めた。

【関連ニュース番号:0905/103、5月15日】

(5月21日付け京都新聞・電子版)

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009052100139&genre=A2&area=S00

【0905/177:市町村合併】新市名は近江八幡に決定/近江八幡市・安土町併協

2009-05-22 23:17:52 | Weblog

 近江八幡市・安土町合併協議会の第4回会議が5月22日、同町下豊浦の同町公民館で開かれた。新市名は「近江八幡市」に委員の多数決で決まった。

 新市名は、協議会委員でつくる小委員会が話し合いで名称候補を絞り込み協議会で承認する予定だったが、小委員会では「近江八幡」と「近江八幡安土」に意見が割れたため、2候補とも同日の協議会に提案された。

 協議会では、小委員会の意向投票で近江八幡が4票、近江八幡安土が3票、白票1票だったことから、得票順に賛否を記名投票し、最初に賛否投票した近江八幡が賛成14票、反対8票で決まった。

 また、合併新法に基づく「地域自治区」を安土町域に設置することや、新市の議員定数について2011年4月29日まで両市町議計30人が在任し、その後は24人とすることなど事務局案8件が提案された。前回、事務局から提案された4件は承認した。

 最終回の次回は31日午後6時から同市鷹飼町のホテルニューオウミで開き、合併協定書に調印する予定。

【関連ニュース番号:0905/110、5月16日;0904/189、4月25日など】

(5月22日付け京都新聞・電子版:23日付け朝日・毎日・読売の電子版なども報道)

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009052200224&genre=A2&area=S00
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20090523ddlk25010493000c.html
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/news/20090522-OYT8T01127.htm

【新市名称「近江八幡」に:近江八幡市・安土町合併協/31日、協定調印へ】

 近江八幡市・安土町合併協議会の第4回会合が22日夜、同町であり、評決の結果、新市の名称は「近江八幡市」と決まった。同町の合併反対派が「全国に知られた安土の名前を守ろう」と訴え署名活動を繰り広げるなど、新市名は大きな争点の一つだった。31日の最終会合で、両首長は合併協定書に調印する見通しだ。(中村憲一、日比野容子)

 新市の誕生後、現在の安土町は「近江八幡市安土町」と表記される予定。「安土」は自治体名としては消えるものの、地名としては残る。

 この日の合併協で、両市町議員と学識経験者8人でつくる「新市名称候補選定等小委員会」の高木敏弘委員長が、「『近江八幡市』と『近江八幡安土市』の両案を候補とする」と報告。小委員会の意向確認では「近江八幡市」に賛成4票、「近江八幡安土市」3票、白票1票だったと説明した。

 報告を受けて協議した結果、「近江八幡市」について、合併協会長の冨士谷英正・近江八幡市長と欠席した1委員を除く23人の委員で記名投票。開票の結果、賛成が14票、反対が8票、白票1票で賛成が過半数を占め、新市名として選ばれた。

 両市町の枠組みでの合併協議は今回が2度目。05年2月に設置し、安土町民の反対で解散した前回の合併協議会では、新市名は「安土八幡市」と決まっていた。織田信長と安土桃山時代の名称で全国に知られ、両市町を地理的、歴史的に的確に表していると選ばれた。

 今回の合併協でも、安土側委員の大半は「安土」を新市名に残したいとし、小委員会は「近江八幡安土市」も候補に挙げていた。しかし、近江八幡側には、将来的に竜王町参入の余地を残しておきたいとして、「安土」を自治体名に入れたくないとの思惑もあったとみられる。

 新市名の決定後、冨士谷市長は「JR安土駅の早期改修(バリアフリー化)などに取り組むので、お力添えをいただきたい」と話した。一方、安土町の津村孝司町長は「自治体の名称はそれぞれの住民が愛着を持っており、一つの名称を選ばなければならないのは苦悩の極みだが、この合併はぜひとも実現しなければならない。新市のまちづくりに深いご理解とご協力をたまわりたい」と訴えた。

 新市の名称決定で合併に必要な協議はほぼ終了し、両首長は31日の第5回合併協の終了後、合併協定書に調印する。両市町とも6月議会で廃置分合(合併)議案の議決を得て、嘉田由紀子知事に合併を申請する。

 一方、安土町の合併反対派は、津村町長のリコールに向け、必要な数を上回る署名をすでに町選管に提出。町長の解職の是非を問う住民投票は、8月上旬にも実施される見通しだ。

■安土に「地域自治区」提案/県内初設置か/根強い反対の声に配慮?

 この日の合併協で、合併新法(05年4月施行)に基づく「地域自治区」を安土町に設置することが提案された。安土町に根強くある合併反対の声に配慮したとみられ、認められれば県内初の設置となる。

 自治区には合併後の新自治体の首長が選任する区長と地域協議会が置かれ、合併後の一定期間、旧自治体の声を新自治体の施策に反映させる。

 区長の任期は2年以内で、再任可能。公立施設の統廃合や福祉サービスなど地域にとって重要な決定について、地域協議会で審議した意見を新自治体の首長に述べる権限を持つ。ただし、新自治体の首長がこの意見を施策に反映させなければならないという法的拘束力はない。

(5月23日付け朝日新聞・電子版)

http://mytown.asahi.com/shiga/news.php?k_id=26000000905230002




【0905/176:新型インフルエンザ】発熱外来に受診者急増、滋賀県内

2009-05-22 23:10:38 | Weblog

 滋賀県内で新型インフルエンザの感染患者が確認され、県内19病院に設置された発熱外来を受診する患者が増えている。5月21日夕までの総受診者数は697人。ただ、通常の風邪と診断されるケースがほとんどで過敏になっている現状も垣間見える。医師の疲弊や診察材料の不足も懸念されている。

 県内初の新型インフル患者を診察した大津市民病院では、発熱外来を設置した4月27日から20日までに、141人が受診した。神戸市で感染が発覚した16日以降の受診者が9割以上を占める。うち、簡易検査で陽性となり、詳細(PCR)検査に回ったのは4人にとどまる。

 同病院では、午後7時から2時間ほどの間に受診者が集中する。夜間の診察を強化するために、18日から当直の内科医を1人増やし、通常業務のかたわら4人態勢で発熱外来に対応している。

 医師は医療用ゴーグルやマスクを付け、防護服姿で診察。マスクや服は1人の診察を終えると廃棄するため、着替えの手間がかかる。簡易検査や書類作成もあり、患者1人の対応時間は通常のかぜ外来の3倍かかるという。片岡慶正副院長は「発熱相談センターを経由せずに来院する人もいる。現場は大変な状態だ」と話す。

 栗東市の済生会滋賀県病院では、連日10-20人が発熱外来を訪れる。マスクや検査キットの在庫は底を尽きかけ、橋倉博樹医師は「今のペースでは外来が月内一杯で続けられなくなる。国や県は早く具体的な対策をとってほしい」と訴える。

 滋賀県は21日、発熱外来を開設する医療機関が感染防護服を購入する費用などを補助するため、28日の臨時県議会に1億500万円の一般会計補正予算案を提出する。

(5月21日付け京都新聞・電子版)

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009052100181&genre=C4&area=S00

【0905/175:新型インフルエンザ】イベント中止、延期相次ぐ

2009-05-22 23:03:19 | Weblog

 新型インフルエンザの影響で、県内では5月21日も行事の中止・延期が相次いで決まった。

 第80回都市対抗野球大会(日本野球連盟、毎日新聞社主催)の滋賀1次予選は日程を変更。出場予定の甲賀健康医療専門学校が26日まで休校になったため、24日に予定していた決勝は行わず、上位2チームが6月12日からわかさスタジアム京都(京都市)である2次予選に出場する。
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 日本フットボールリーグは守山陸上競技場(守山市水保町)で23日に予定していたSAGAWA SHIGA FCとV・ファーレン長崎の試合を6月17日に延期する。時間と場所は変更なし。
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 愛荘町は姉妹都市の米ウエストベンド市に派遣する「中学生海外派遣研修事業(夢架橋)」の中止を決めた。町立愛知、秦荘両中学校の3年生計20人を8月3日から10日間、派遣する予定だった。
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 聖泉大学(彦根市肥田町)は21日から27日まで休講する。歴史サークルが23日に学内で予定していたシンポジウム「水攻めから450年~肥田城の謎を語る」も中止する。
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 このほか、中止や延期が決まった主なイベントは次の通り(判明分、かっこ内の日付は従来予定)。

 県警マスコット「けいたくん」による自転車安全利用啓発活動(22日、甲賀市)▽第6回守山ほたるパーク&ウォーク(23日~6月7日、守山市)▽第6回日本フリーピンポン県大会(23日、野洲市)▽お田植まつり(24日、野洲市)▽ローズフェスタ(24日、大津市)▽多喜山城で戦国時代を遊んで学ぼう!(24日、栗東市)▽大津市学区対抗野球大会(24日、大津市)▽第25回オウム真理教追放集会(24日、湖南市)【村瀬優子、松井圀夫、中本泰代】

(5月22日付け毎日新聞・電子版:同日付け朝日なども報道)

http://mainichi.jp/area/shiga/news/20090522ddlk25040513000c.html

【0905/174:新型インフルエンザ】県立27施設、26日まで休館 

2009-05-22 22:57:55 | Weblog

 県内で新型インフルエンザ患者が確認されたのを受け、県は体育館や図書館など27施設を5月26日まで休館するが、知らずに足を運ぶ人もおり、各施設の担当者はホームページ(HP)や電話での告知に追われている。

 近代美術館(大津市瀬田南大萱)はHPや出入り口の案内看板のほか、JR瀬田駅や最寄りのバス停などで休館を知らせた。休館を決めた20日は約30人が来館、職員らがおわびして説明した。再開時期について問い合わせもあるが、担当者は「27日に再開できるとは限らないし……」と困った様子だった。

 温水プールや体育館などがある障害者福祉センター(草津市笠山8)は26日までの利用予約があった約100団体・個人に電話で連絡。職員が対応できない時間帯も留守番電話で応答している。

 身体障害や知的障害がある子どものリハビリや診療を行う小児保健医療センター療育部(守山市守山5)は通所利用者57人や家族らに自宅待機を求めた。予約制の外来のリハビリや診療は通常通り行っている。

 飼えなくなった動物の引き取りや飼育相談に応じる動物保護管理センター(湖南市岩根)は動物の命の大切さを教える教室の開催を取りやめた。引き取りや電話相談には応じている。【南文枝】

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 ◆臨時休館中の県立施設

【大津市】
近代美術館、びわこ文化公園(夕照庵)、県立スポーツ会館、県立体育館、県立武道館、県立琵琶湖漕艇場、県立ライフル射撃場、県立柳が崎ヨットハーバー、県立アイスアリーナ、県立比良山岳センター、県立図書館、県埋蔵文化財センター

【草津市】
琵琶湖博物館、水環境科学館、長寿社会福祉センター、県立障害者福祉センター、聴覚障害者センター、むれやま荘(通所利用のみ)、精神医療センター(精神科デイ・ケア部門)

【守山市】
総合保健専門学校、小児保健医療センター療育部

【栗東市】
県立栗東体育館

【湖南市】
動物保護管理センター、近江学園(短期入所部門のみ)

【安土町】
農業大学校

【草津、米原市】
高等技術専門校

【野洲・湖南市、竜王町】
希望が丘文化公園(園内施設)

(5月22日付け毎日新聞・電子版:同日付け朝日なども報道)

http://mainichi.jp/select/wadai/news/20090522k0000e040054000c.html