鉄道模型とテルマエの部屋

懐かしい電車と模型と銭湯と

戦い終わって夜が明けて…弊ブログ10周年!ありがとうございました‼︎

2023-03-27 21:38:00 | ヒビノニッキ
いやもう何処からお礼を言ったら良いのか…
2013年3月28日、「帰り道に」というタイトルで始めてから、弊ブログはまる10年が経過しましたよ。
いや、感慨深いもんですね。


初めから鉄道模型の工作記事と、銭湯巡りをメインで書こうと思っておりました。
当時は画質的にスマホのカメラは使っていませんでしたね。富士フイルムからWi-Fiでスマホに画像転送できるコンデジが発売になって、漸く憧れのブログを始めることができました。
今はほぼ100%スマホで撮っちゃいますけどね。
カメラでは撮れないアングルで撮影できますし、被写界深度が深いのも工作写真では助かります。







始めた頃に比べると、千葉のテルマエはごっそり無くなり、都内も随分と減りましたね。
そもそも浮世離れしたレトロな存在が多く、設備も老朽化していて今まで続けてくださったことが奇跡というか、感謝に堪えません。
つい先日「3D鉄道模型まつり」の展示を一緒にやってくれたハボフさん、らっきょさんと三人で町屋の野崎浴場さんにふらりと寄ったら、なんと月末で閉店の貼り紙が。
その夜は薪で沸かされた柔らかな湯を堪能し、それでも足らず翌日の夜にはモデルアイコンの店主を連れてまたまた入りに行ったという。
結婚しちゃうと毎日テルマエに行くのはなかなか出来ませんが、出来る限り入りに行きたいと思っております。
いろいろ行きましたが、好きなのは三河島の雲翠泉と小岩の鶴の湯かな。
どちらも何か遠くに出掛けたような、旅情めいたものを感じさせます。
普段づかいなら平井の吉野湯と新小岩の旭湯。
吉野湯さんは現代的にアップデートされた居心地の良さ。旭湯さんは表に自販機もないクラシックな「日本の銭湯」っぽさ。
熱い湯もここなら好きです。














つい最近、某有名な方から
「貴方がなんで若いモデラーからリスペクトされるのか、やっとわかった気がする。
これは真似出来ないわ」
と言われた。ちなみに16番モデラー様。

実は自分ではまだわかってないですよ。
組みや塗り、切り継ぎは丁寧だと思うのだけど。
強いて言えば楽しく作ることにおいては誰にも負けないかな。上手く行かない失敗したことも含めて楽しくて堪らない。
目や耳や場合によっては鼻で感じて、好きな電車を自由に作る喜びは何にも代え難い。
作りたいモノを調べ、資料を集め素材を揃えて作業を始めて。
上手くいかない場所を考え時には友人に相談し、失敗しては何度もやり直して、遂に完成させる時は本当に幸せですね。
人生の中で幾つかは確かなこと、間違いないことがあるのだけど、そのひとつにこの趣味を続けてきたことがあります。
目が見える、手が動くうちはやりたいなぁ。たとえボール紙一枚からでも夢は紡げると信じております。







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ウルトラの星光る時・・・さらば団時朗さん

2023-03-24 19:32:00 | ヒビノニッキ



団さんが逝ってしまった。

その姿はいつも颯爽としてカッコよく頼もしく、本当に好きだった。
どんなに新しいウルトラマンが現れても、一番だったな。人として最大限に努力をした時だけ変身できるなんて素晴らしい設定だ(自分の意思で変身できるよう変わっていったけど)
初代ウルトラマンやウルトラセブンの功績は言うまでもないが、僕が子供の頃は既に完結したお話。お兄さんお姉さんの為のヒーローで、自分には遠い存在だった。
郷秀樹はリアルタイムで毎週新しい怪獣に立ち向かう、一緒に戦う兄貴だったのだ。

まさか亡くなられる時に立ち会うことになるとは。いや一度もお会いしたことはなかったけど、紛れもなく彼は自分の心に何時もいた。
一緒に人生という怪獣と戦ってくれ、励ましてくれたのだ。

ひとの命は限りがあるから美しい。

ありがとうございます、団時朗さん。そして郷さん。
どうぞ安らかにお眠りください。
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旧作の整備 その1

2023-03-24 18:51:00 | 工作記録 津田沼第二工場



長電が部品の都合でお休みなので、前から気になっていたモノを仕上げることに。
筑波鉄道キハ511と541。
いずれも10年以上前に作ったものでして、当時雑誌に掲載されたので覚えておられる向きもあるかと。



541はカットしていたトリップピンの復元。
511はオーバーハングの関係でダミーカプラーにしていたのを1015を削り込んだものに交換して連結可能にしました。541+511は勿論ですが、近い将来筑波鉄道の気動車を増備し編成運転を実現したいと思いまして。


羽後交通キハ2も整備。旧作も大切にしないとね。


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長野電鉄2000系 その1

2023-03-17 16:22:00 | 工作記録 津田沼第二工場


もうかなり以前のことになってしまいましたが、鉄コレ5弾は地方私鉄ロマンスカー特集。
その中にあって強い存在感を放っていた長電2000系を、次回作に選びました。
この電車が個人的に一番美しいと思うのは、1965年前後に林檎カラーに塗り替えられてから地下線乗り入れ対応改造が行われる前なので、そのあたりを目標に。
ディテールを増やすより「紅い林檎快走‼︎」みたいな甘酸っぱい香り漂うような電車に仕上げたいなと。
とりあえずヘッドライト部に穴を開けて、カトー新165系のヘッドライトレンズを入れてみました。断然見栄えが良くなり満足です。



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ちん電と3D鉄道模型まつり

2023-03-15 20:27:00 | ヒビノニッキ


去年の横浜イベントで購入した日立クハ5301。
1301と組ませ宇部電鉄コンビにしようと、やっと重い腰を上げました。


キットは前面にカーブがつけてありましたが、実物はまるで愛想のない四角四面な印象だったので、フラットに作り直しました(実際には緩いRがついていたかも)


GMアイボリーBと朱色1号に塗り分け。

こういう愛想のないカタチだと、ちょっとした塗り分けラインのズレが気になるのでより慎重に。

仕上げ。HゴムはいつものCDマーカー。ジャンパー栓に大昔の銀河の挽物パーツを使って楽しんだりしております。
厳密には1301は単行ワンマン化後の形態なのですが、キニシナイw

日立づいてまいりました。鉄コレ発売前に銘わぁくすのキットを仕上げたモハ13も仲間に入れちゃおう。

台車はサハについていたキッチンのパーツを仕上げて、TR26と交換。ジャンパー栓追加。
屋根がほぼ真っ黒だったのでクレオスブラックグレーに塗り替え、ベンチレーターをカトースロ62用の分売パーツに交換。

或る日の大甕や鮎川みたい。
ちゃんと写真も撮らなきゃね。

さて3/12当日。超16番蒸機モデラー金子さんと二人だと荷が重いので、味方を呼びました。
ハボフさんとらっきょさん。TMSコンペで上位入賞されてて、ワタシの作品展にも欠かさず来てくださる若手の凄腕モデラーさんたちです。











ぞろぞろ。

京都のN井さん作、都電8000。
旧塗装が決まってます!

撮影する人。


山形同士を撮られていたのは、モハ106の作者H瀬さん。ノス鉄の切り継ぎで作られていたのが完成されたのですね!


ワタシをこの世界に引きずり込んだO島さんの銀座線。みな作り分けてあります。

阪急もO島さん。380もこの塗装あったのね。

ハシゴ友達の長者丸さんの馬面と。
ウサギミックさんのキット、独特な質感がいいですね。
ちょっとだけブースを離れトイレに行こうとしたら、Pochi。工房さんのスペースが。

こんなふうに発展したんですね。いいね。


梅桜堂さん。こちらの製品も中の人も素敵です。

カラスw凄w

全て終わって、近所のファミレスで三人で打ち上げ。
ハボフさん新作8550。めちゃくちゃエモい。一部に既成の部品を使った以外はほぼスクラッチ。
詳しくはまた機会をみて。

いじくり。

ハボフさんの京成初代3000と8550。作りが洗練されてきて凄い。

若いお二人にも経験値になられたみたいだし、お呼びして本当よかった。
会場でお会いした皆様、楽しい一日をありがとうございました!



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