僕の母は6年前に入院先の病院で長寿を全うして他界
しました。
妻が別な病院に末期がんの検査と治療のため第一回目
の入院をした日から五日目のことでした。
不思議な縁なんですが、僕は今母が終焉を迎えた病院に
清掃員として勤務しています。
母の最期をたった一人だけで看取った病室に毎日仕事で
入るたびにあの日の事が思い出されます。
母の死後(多分亡くなった翌年の母の日の数日前だった
と思います)亡き母に捧げる拙い詩(といえるかどうかは
わかりませんが)を書きました。
今日は母の日ということで、ご紹介させていただきます。
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~おふくろの味(親不孝な息子の独り言)~
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カレーライス・・・カレー粉と小麦粉から作る
本格派で 豚肉とジャガイモとタマネギとニンニクに
リンゴも入っているからこれは最高にいい!
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コロッケ・・・ひき肉はたっぷりだがジャガイモは
完全につぶさずに おまけに皮まで入っていたりする
形が少し残っているところがイモっぽくていい!
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ポテト・サラダ・・・ゆでたジャガイモとタマネギに
キュウリとハムと リンゴを刻んだものとかミカンが入って
いたりするところがおふくろの様に色っぽくていい!
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チクワの天ぷら・・・ころもに隠し味でニンジンを
すりおろして ニンジン嫌いの俺に食わせようとする
おふくろの愛情がこもったところがいい!
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イカの塩辛・・・おふくろが作る塩辛はいつも最高に
しおからいので こんなもの食えるのかと思ってしまう
だが何故かその味がやみつきになってすごくいい!
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きんぴらごぼう・・・皮付のままの黒いごぼうだけを使い
味はぴりりと辛くて ご飯にも合うし逆立ちなんかしたって
こんな美味いものは俺には絶対作れないところがいい!
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肉ジャガ・・・これはもうおふくろの十八番(おはこ)
美味しいんだけど 毎回微妙に味つけが変わっているんだ
しかし恐くて文句がつけられないところがいい!
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おふくろの味は まだまだあるがきりがない
最近 どんな料理を食べてもおふくろの味を思い出すんだ
そして 料理を作ってる時のおふくろの顔が浮かんでくる
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おふくろ本人には 最後まで言えなかったことがある
それは 俺が大人になってから気が付いたことなんだけど
あまり大きな声じゃ言えんが 思い切って言ってみる
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俺のおふくろは 本当は料理が下手くそだった
だがそれでも おふくろの味は間違いなく日本一だった!
関係ないけど ついでに言わしてもらえば・・・
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おふくろよ 俺を産んでくれてありがとう!
こんな俺を まっとうな人間に育ててくれてありがとう!
長生きしてくれて 本当にありがとう!
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おふくろよ せめてあんたが元気な内に
おふくろよ 俺はひと言あんたに伝えたかったんだ
おふくろよ 親不孝だった俺を許してくれと・・・
今頃天国でにやっとしていらっしゃるかもですよ[E:note]
天国でお母さんも喜んでいらっしゃる事でしょうね[E:happy01]
今でもお母さんの事を思ってるんですから親不孝ではありませんよ[E:confident]
母は料理が下手だったけど、どんな
料理でもいつも愛情をいっぱい込めて
作ってくれたからその味を決して忘れる
事はできないのです。
母が作ったひとつひとつの料理の味は
今でも思い出として僕の心の中に
しっかりと残っています。
多分死ぬまでその思い出が消えるこ
とはないでしょう。
やっぱり慣れ親しんだおふくろの味なのでしょうね。
ひとつひとつには、いろんな思いがこもって
そのおふくろの味で今のMicchiiさんがおられるのでしょう。
優しかったお母さんは永遠の人ですよね。
僕にとっての母の日は何も年に一回
だけのことではありません。
食事中ある食べ物を口にしてそこに
おふくろの味を感じて母のことを思い
浮かべた時、そんな時があった日は
その日一日が母の日になるわけです。
その意味では、母は永遠の人・・・
まさしくその通りだと思います。
大人になって、だんだんわかるようになってきました[E:confident]
おふくろの味、これはもう、親子のつながりの最高峰ですね[E:shine]
Micchiiさんのような、心のあたたかい素敵な息子さんを育てたお母さま。
今も、一生懸命オシゴトをしているMichiiさんをやさしく(時にきびしく?)見守ってらっしゃると思います。
うるうるしてしまいましたYO!、Micchiiさん[E:heart]
男性にとって母の存在は時として父の
存在をも大きく超える場合があります。
母への思いはそれだけ特別なものなのです。
おふくろの味は母の存在を最も強く
印象付けるものと言えます。
子供の頃は母の事を何て躾に厳しい
親なんだろう?余りにも厳し過ぎるの
ではないか?なんて思ったこともあり
ますが、そのお蔭で今日の自分が
あるわけなんで、それは今でも感謝
しています。
今もずっと変わらずに僕の事を見守
ってくれていると信じています。
懐かしさと温かさが満ち溢れてます。
私はおふくろの味よりばんちゃの味が懐かしいです。
母はあまり料理をしませんでしたので。
今では私はばんちゃの味を受け継いでるような気がします。
我々男性にとっておふくろの味は
懐かしさがいっぱい詰まっている
何物にも代えがたい大切なもので
すが、女性の方にとってもきっと
同じかと思います。
Mayuymiさんはいわゆる「ばあちゃん
っこ」だったのでしょうか。
ばあちゃんの味をおふくろの味として
受け継いでいらっしゃったのですね。