ある田舎に一人の乞食と一匹の猫が住んでおったそうな。
乞食の名は美智也、猫の名は佐助とか申しておったのう。
.
美智也「お~い佐助ど~んぶり!」
佐助「にゃにか?」
美智也「さっきから気になっておったんじゃがいも。」
佐助「にゃにが?」
美智也「ちょっと首の後ろを見せてくれよん。」
佐助「あい・・・くるりんぱっ!」
美智也「これは何だな~す?」
佐助「これはばんだなだにゃ。」
美智也「ほえ~?誰がこんなもの着けたんだようかん?」
佐助「あい、てんにょちゃまにつけてもらいまちた。」
美智也「何か書いてあるじゃないかすてら?」
佐助「じゅうしょとでんわばんごうでちゅ。」
美智也「ひょっとして天女様が書いてくれたぬきそば?」
佐助「あい、まいごになってもだいじょうぶなようにとかいてくれまちた」
(以下せりふ省略)
美智也と佐助は山の奥にある川に魚釣りをしに行きよった。
美智也は佐助の好物の魚をたくさん釣ってやろうと張り切っておったのじゃ。
しかし、何時間経ってもどういう訳か魚は釣れなかった。
その内、上流から大きなジャガイモがどんぶらこっことたくさん流れて来おったので美智也は拾ってかごに入れた。
すると、今度は大きなタマネギがどんぶらこっことたくさん流れて来おったので又拾ってかごに入れた。
しばらくすると、今度は大きな豚肉の塊がどんぶらこっこと流れて来おったので又々拾ってかごに入れた。
しかし、その後も魚は釣れなかった。
その内、佐助はたまたま通りかかった黒猫の後を追いかけるようにようにしてどこかにいなくなってしまったのじゃ。
美智也はその後佐助が気になって仕方がなかったのじゃが、日も暮れ始めたので重いかごを背負って山を下り家路を急いだ。
家のそばまで来ると、何やら怪しい女達が多勢美智也の家の前におるのが遠くから見えた。
何やら変わったお揃いの衣装を着込んだ女達は全員十代後半からニ十代前半位のようじゃった。
女達は合唱しておった。
どこのコーラス隊かと思って、良く見たら皆美しそうな天女様達だったので美智也はびっくらこいて腰抜かし屁をこきおった。
すると、皆同じ顔をした天女様達が一斉に振り返ると「お帰りなさい、ご主人様~♪」と合唱したので二度びっくらこいて今度は本当に立てなくなってしまった
のじゃ。
美智也は天女様達に担がれて家の中に入った。
それから、天女様達は美智也が持ち帰ったジャガイモとタマネギと豚肉で肉ジャガを作った。
ニンジンを忘れたがそんなことは気にせずとも良いわ。
そして、天女様達が持ち寄った酒と肴で大宴会がおっぱじまった。
歌や踊りの大どんちゃん騒ぎで夜も更けていったのじゃった。
何い、佐助はどうなったのかじゃとな?
迷子になっても首につけたバンダナに住所と電話番号が書いてあるから、誰かが見つけて送り届けてくれるじゃろうて。
佐助の事はさすけねえ(大丈夫)。
お後がよろしいようじゃのう。
めでたし、めでたし。
乞食の名は美智也、猫の名は佐助とか申しておったのう。
.
美智也「お~い佐助ど~んぶり!」
佐助「にゃにか?」
美智也「さっきから気になっておったんじゃがいも。」
佐助「にゃにが?」
美智也「ちょっと首の後ろを見せてくれよん。」
佐助「あい・・・くるりんぱっ!」
美智也「これは何だな~す?」
佐助「これはばんだなだにゃ。」
美智也「ほえ~?誰がこんなもの着けたんだようかん?」
佐助「あい、てんにょちゃまにつけてもらいまちた。」
美智也「何か書いてあるじゃないかすてら?」
佐助「じゅうしょとでんわばんごうでちゅ。」
美智也「ひょっとして天女様が書いてくれたぬきそば?」
佐助「あい、まいごになってもだいじょうぶなようにとかいてくれまちた」
(以下せりふ省略)
美智也と佐助は山の奥にある川に魚釣りをしに行きよった。
美智也は佐助の好物の魚をたくさん釣ってやろうと張り切っておったのじゃ。
しかし、何時間経ってもどういう訳か魚は釣れなかった。
その内、上流から大きなジャガイモがどんぶらこっことたくさん流れて来おったので美智也は拾ってかごに入れた。
すると、今度は大きなタマネギがどんぶらこっことたくさん流れて来おったので又拾ってかごに入れた。
しばらくすると、今度は大きな豚肉の塊がどんぶらこっこと流れて来おったので又々拾ってかごに入れた。
しかし、その後も魚は釣れなかった。
その内、佐助はたまたま通りかかった黒猫の後を追いかけるようにようにしてどこかにいなくなってしまったのじゃ。
美智也はその後佐助が気になって仕方がなかったのじゃが、日も暮れ始めたので重いかごを背負って山を下り家路を急いだ。
家のそばまで来ると、何やら怪しい女達が多勢美智也の家の前におるのが遠くから見えた。
何やら変わったお揃いの衣装を着込んだ女達は全員十代後半からニ十代前半位のようじゃった。
女達は合唱しておった。
どこのコーラス隊かと思って、良く見たら皆美しそうな天女様達だったので美智也はびっくらこいて腰抜かし屁をこきおった。
すると、皆同じ顔をした天女様達が一斉に振り返ると「お帰りなさい、ご主人様~♪」と合唱したので二度びっくらこいて今度は本当に立てなくなってしまった
のじゃ。
美智也は天女様達に担がれて家の中に入った。
それから、天女様達は美智也が持ち帰ったジャガイモとタマネギと豚肉で肉ジャガを作った。
ニンジンを忘れたがそんなことは気にせずとも良いわ。
そして、天女様達が持ち寄った酒と肴で大宴会がおっぱじまった。
歌や踊りの大どんちゃん騒ぎで夜も更けていったのじゃった。
何い、佐助はどうなったのかじゃとな?
迷子になっても首につけたバンダナに住所と電話番号が書いてあるから、誰かが見つけて送り届けてくれるじゃろうて。
佐助の事はさすけねえ(大丈夫)。
お後がよろしいようじゃのう。
めでたし、めでたし。
良かったよかった佐助が無事に帰って来て[E:cat]
[E:cat][E:dog]でも住所連絡先を付けてれば拾ってくれた方が連絡して飼い主の元へ無事に帰れるんですね[E:confident]
うちのハムスターくま美ちゃんにも付けないと[E:smile]
いいえ、「昔話」じゃなくて「田舎話」です。
佐助は多分バンダナのお蔭で無事家に
帰れたと思います。
くま美ちゃんに住所と電話番号を書いた
バンダナを着けられますかね。
ちょっと難しいんじゃないでしょうか。
私も笑いすぎて腰抜かしそうでしたよ(^^ゞ
A○Bメイド風天女様達との楽しい一夜を過ごした美智也様はどのような朝を迎えたのでしょうか?
白いヒゲのおじいさんになったとか・・・?
はたまたその一年後には子供連れの天女様が訪ねて来て、びっくらこいて腰抜かしたとか・・・?
ぜひ第二話もお待ちしておりますYO~♪
あ、佐助君は私の後をついて来たのでしばらく預かります~~なんちゃって(^^)v
大爆笑。
おかしすぎます。
サスケ君の話はちょっとサビシイかと
思ったら、後半大飛躍。
Micchiiさんの願望ですか!!
メイド風の天女さんって、それって、
もうダメ~
お腹の皮、よじれるぅー。
ぜひぜひ、連作にしてください。
こんばんは。
笑い過ぎて腰が抜けるような事は
多分あり得ないと思うので、安心して
笑ってくださいね。
あ、でもあまり大きく口を開けて笑うと
顎が外れるかも(; ̄□ ̄A
美智也がどんな朝を迎えたのかは
僕も大いに興味があります(^◇^)
「1年後に子供連れの天女様が訪
ねて来る」なんていいじゃないですか!
kurokoさんもかなり想像力が豊か
みたいですね。
何だったら続編の執筆はkurokoさん
にお願いしましょうか?
第二話の事まで考えてなかった
ので・・・
大爆笑していただけてうれしいです。
冒頭の美智也と佐助の会話の部分
は落語でいえばマクラみたいなもの
でしょうか。
後半の展開は以前夢で見たものを
基にしています。
ですから、「メイド風の天女」は僕の
願望じゃなくて夢なんですよ。
でも、そんなにウケていただいて
涙が出るほとうれしいですよ。
もし又この続きを夢で見たら
その時は続編を書いてみましょう。
外れました…(-"-)
Micchiiさん作の昔話に挿し絵とか付けて
製本して販売されたらいかがでしょうか?
私 買いますよ~~~~(^_^)v
ちなみに美智也は三橋美智也さんだったりして?
そうそう、カレーと肉ジャガは全く同じ
材料を使って作るんですよね。
昔話は書けません。
昔の事は全く知らないので(^^ゞ
僕が書くのはあくまでも田舎話です。
時代背景などは気にせず、自由な
発想で書けますから。
読んでもらいた気はありますが、
売り物にできる自信は全然ない
です(>_<)
美智也という名はお察しの通り
その昔一世を風靡した大歌手の
故三橋美智也先生からいただき
ました。
三橋美智也さんからでしたね~
佐助で、さすけねぇ~は
はい!オチがばっちりでしたよ~
時々、考えてるんですか?
こんな話、あんな話?
また、面白いのを
期待しています~
三橋美智也さんを知っているという
ことはおっかあさんもpochikoさんと
歳がなんぼも違わないというだべした?
オチを解ってくれる方がおっかあさん
一人でもいてくださってうれしいです!
考えているんじゃなくて夢に見た事を
ありのまま書いているだけなんです。
「夢」というカテゴリーで探すと他にも
いろんな話をご覧いただけますよ。