田舎者ですが(^◇^)

会津の四季やローカルな話題、日常の出来事などを不定期ながら少しずつ綴っていきます。

亀ヶ城公園の桜

2017-05-04 16:25:53 | 

観音寺川の次に向かった先は「亀ヶ城公園」でした。
亀ヶ城公園は中世この地を支配した猪苗代経連(いなわしろつねつら)が建久2年(1191年)本格的な築城法によって築いた日本最古の平山城の城跡である「猪苗代城址」とその周辺を整備した公園です。
猪苗代城址には「鶴峰城址」が隣接しています。
鶴峰城址は文献から猪苗代氏代々の隠居城と伝えられていますが、当初は猪苗代城の分郭として機能していたものと考えられています。
その後近世初頭に猪苗代城址が大改修を受けたのに対して、鶴峰城址には手が加えられなかったため柵列や石積虎口など戦国末期の古い段階の遺構が残されています。
「亀ヶ城」の雅称を持つ猪苗代城址は桜の名所として親しまれています。
猪苗代城址が桜の名所となった由来としては、明治38年(1905年)小林助治・才治父子二代を中心とした町内の有志が私財を投じて桜やツツジを植栽し東屋や観月橋を設け公園として整備したことに始まりました。
亀ヶ城公園の桜の開花状況は全体として八分咲き位といったところでした。


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