猪苗代町で一番最後に訪れた桜の名所は「土津神社(はにつじんじゃ)」でした。
ここは紅葉の名所としても知られています。
土津神社は会津藩主松平氏の祖保科正之(ほしなまさゆき)公を祀った神社で、会津藩主松平家の墓所があります。
正之公は自ら猪苗代の地を訪れ没後ここに祀るよう伝え、遺言どおり1675(延宝3)年に創建されました。
徳川二代将軍秀忠の子として生まれた正之公は、やがて初代会津藩主となり数々の功績を挙げました。
また神道を学び「土津」の称号を受けたのでその名を付けたといわれています。
土津神社には正之公の出身地である信州高遠町から寄贈されたタカトウコヒガンザクラの他にソメイヨシノ・カスミザクラなど合わせて数十本が植樹されています。
全体としては今が丁度いい見頃じゃないかなと思われました。