田舎者ですが(^◇^)

会津の四季やローカルな話題、日常の出来事などを不定期ながら少しずつ綴っていきます。

野口英世青春通りと田中稲荷神社お日市「ほおずき市」

2016-07-13 23:56:22 | まつり・イベント
会津若松市の中心部を南北に伸びて駅前通りへと繋がる商店街があります。
ここは偉大な医学者野口英世博士が多感な青春時代を過ごした街です。
その当時(1890年代)この街は市でも一番の繁華街でした。
この商店街は現在「野口英世青春通り」と名付けられています。
博士は15歳の時に生家のある猪苗代町から来若しました。
幼い頃火傷を負った左手をこの街の「會陽医院」で手術するためでした。
渡部鼎(あがた)医師の執刀により手術は無事成功しました。
翌年高等小学校を卒業した博士は医学の道を志し、會陽医院で住み込みの書生になりました。
そして、19歳になり医師開業試験受験のために上京するまでこの地で暮らして日々勉学に励んだのです。
明治17年に建てられたという旧會陽医院の建物は現存しています。
1階は「會津壱番館」という珈琲屋さんで2階が「野口英世青春館」です。
 
7月に入ると会津若松市内では連日どこかの町内で「お日市(おひいち)」が開かれています。
お日市は7月1日から9月8日まで続きます。
昔は各町内単位で産土神・神社・仏閣などの祭礼日にお日市(その日限りの市という意味)が開かれていました。
それがいつしか、夏祭りや縁日自体をお日市と呼ぶようになったとの事です。
10日(日)は野口英世青春通りで田中稲荷神社のお日市が開催されるということで午前中から出かけました。
11時前に到着したのですが、露店が建ち並び歩行者天国が開始されるのは正午過ぎからの予定でした。
「野口英世青春広場」周辺をしばらく散策した後「くいしん坊」で昼食にしました。
この日オーダーしたのは「会津くいしん坊セット」でした。
ロースのソースカツ丼に鰊の山椒漬けとさくら(馬)刺しがちょこっと付いて1,680円なり~
お値段もお味も結構良かったかも(^^)v
お日市は日曜日ということもあって開始早々からたくさんの人出があり賑わっていました。
このお日市の目玉は何といってもやはり「ほおずき市」です。
1986年10月に浅草~会津若松に「会津鉄道」が開通して以来浅草と会津の交流が盛んになりました。
浅草の浅草寺のほおずき市の開催時期が会津の田中稲荷神社のお日市と重なっていた事などが縁で、このお日市でも小規模ながらほおずき市が開かれるようになったそうです。
ほおずき市を初めて見た時にはほおずきのお値段が結構な金額なのに驚きました。
篭入りで絵付きのガラス細工の江戸風鈴と神社のお札が付いている豪華なものが売れ筋のようです。
買い物はしませんでしたが、ほおずき市の他にもいろんな露店を見て回りました。
ステージではアジアの留学生さん達が参加してゆかた美人コンテストが催されました。
陽射しが強くて暑かったので1時間足らずの見物の後引き上げて来ました。
コメント (12)
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