田舎者ですが(^◇^)

会津の四季やローカルな話題、日常の出来事などを不定期ながら少しずつ綴っていきます。

会津若松市の「十日市」

2016-01-12 19:44:13 | まつり・イベント

日曜日は会津地方最大の初市「十日市」を見物しに午前中から会津若松市へ行って来ました。
十日市の起源は400年前に遡り、蒲生氏郷(がもううじさと)公時代の楽市・楽座が始まりであるとされています。
毎年市中心部5箇所の商店街の通りに500店ほどの露店が立ち並び、10万人以上の人出があるとのことです。
そこでは起上り小法師・達磨・風車・市飴などの縁起物や飲食物・伝統工芸品・日用雑貨・おもちゃなどが販売されています。
この日は丁度良く日曜日と重なったせいか午前中の人出としては結構多かったようです。
見物は「市役所通り」から「神明通り」へ入り最後は「野口英世青春通り(大町通り)」を往復して戻って来るコースにしました。
会津若松市役所庁舎は昭和12年に建てられた近代(古いですけど)建築物です。
神明通りでは長年にわたり市民の憩いの場だった舗道のアーケードが老朽化のため昨年の夏に撤去されました。
舗道は今ではすっきりとしていてすごく明るくなり新鮮な感じがします。
野口英世青春通りは猪苗代町出身の世界的な医学者野口英世博士にちなんで命名されました。
この通りには博士が幼くして火傷をした左手を15歳になって手術した「會陽医院」の建物(明治17年建築)が現存しています。
現在は建物の1階が「珈琲會津壱番館」2階が「野口英世青春館」となっています。
野口少年はその後自らも医師になるべく固い決心をして會陽医院で住み込みの書生をしながら勉学に励みました。
そして、19歳で医師開業試験受験のため上京するまで当時(1890年代)は市でも一番の繁華街だったこの地で青春時代を過ごしたのです。
博士に関するエピソードでご紹介したい事はたくさんありますが、ここには書き切れそうもないので又の機会にしたいと思います。
見物を終えた後は昼食をしてから帰ろうと思い、「和風れすとらんくいしん坊」へ行ってみたら店内に行列が出来ていました。
幸いなことに待ち時間は30分弱ほどで済みました。
美人のママさんは忙しそうなのにも関わらずいつもと変わらぬ笑顔で迎えてくれました。
お奨めの「十日市特別定食(税込み1,290円)」を注文しました。
海老フライとミニ豚カツと鰤の照り焼きの盛り合わせでした。
僕にしてみればもうちょっとボリュームがあっても良かったかなと思いましたが、味には充分満足しました。

今日12日は勤務地喜多方市の小荒井初市でした。
17日には同じく喜多方市の小田付初市があります。
喜多方市にはこの他に山都町の山都初市(13日)と塩川町の塩川初市(15日)があります。
我が町の初市は14日なんですが、この日は残念ながら通常の出勤日なので休めません。

コメント (14)
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