テレビなどの報道によって今回の震災による被害が極めて深刻なものである事が明らかになりました。
被害状況を記録した悲惨な映像が繰り返し流されましたが、これが現実とは俄かに信じ難いものばかりでした。
それらを目の当りにするにつけ、止まる事を知らない自然の猛威の恐怖をまざまざ思い知らされて背筋が凍りつく様なショックを受けました。
巨大地震の凄まじい揺れが震源地周辺の太平洋岸の地区に住む人々を恐怖のどん底に陥れただけでなく、追い討ちをかける様に襲って来た想定外の規模の大津波が逃げ惑う人々を呑み込みながら破壊の限りを尽くしていったのでしょう。
一瞬の内に命を奪われた人々の無念さは計り知れません。
被災された人々、犠牲になられた人々、行方不明のままの人々の中には同じ福島県人が多数含まれている現実に胸がつぶれる思いです。
震災によって住む家を失ったりして避難所生活を強いられている方は全体で45万人とのことですが、その中でも多くの方が充分な支援物資を受けられずに心細い思いをされているとか。
そして今、更なる恐怖が待ち受けています。
報道などによって皆さんもご存じの通り、福島県内の原発で地震と津波の両方の影響を受けた結果次々と異常事態が起こりました。
しかし、原発側の対策が思うに任せないだけでなく情報開示の遅れが人々の不安を増幅させました。
その結果原発周辺の住民の方の中には指示が出される前に自発的に避難を開始した方もいらっしゃったようです。
多くの避難者を受け入れるために会津各地に設けられた避難所には多くの避難者が殺到し現在はどこも満杯に近い状態だそうです。
我が町内にある避難所も然りです。
福島県の佐藤県知事は国の責任において県外の避難先を確保するよう要請しました。
避難指示地区住民からの直接の要請を受けた千葉県松戸市ではすでに避難者受け入れを開始しています。
今後放射能漏れによって更に犠牲者が多数出るような最悪の結果になる前にこの非常事態が収束する事を切に祈っています。
この非常時にこれから先も暢気にブログを続けていてもいいのだろうかと悩み始めている今日この頃です。
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つい先ほどやや強い地震が立て続けに2回もありました。
震源地は1回目が福島県で2回目が静岡県東部ですが、いずれも内陸部らしいです。
静岡県富士宮市で震度6強でした。