田舎者ですが(^◇^)

会津の四季やローカルな話題、日常の出来事などを不定期ながら少しずつ綴っていきます。

会津の春 ~会津彼岸獅子~

2009-03-04 11:32:46 | まつり・イベント

昨日は関東地方や都心でも雪が降り、場所によっては積雪も観測されたらしいですね。
桃の節句に東京で雪が降るのは25年ぶりということで、驚かれた方もいらっしゃると思います。
今日はこちらでも早朝には田んぼなどで薄っすらと雪景色が見られましたが、10時半頃までにはすっかり消えてしまったようです。
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長い冬が終わると春彼岸の入りとともに会津の街角では独特な笛と太鼓の音色が響き渡り、三体の獅子が豊作と家内安全の祈りを込めて舞う光景が見られます。
人々はこの「会津彼岸獅子」の獅子舞を観ながら春の訪れを喜び合います。
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☆会津彼岸獅子の由来
天喜四年(1056年)の「前九年の役」で源義家が安倍貞任を征討の際、士卒の戦死者を弔い、士気を鼓舞するため、従軍の兵卒に笛太鼓の勇壮な調子に合わせて舞をさせたのが起源です。
今から約300年前、会津一円に悪疫が流行したため主な社寺に獅子舞を奉納し平癒を祈願したのが春彼岸の頃だったので彼岸獅子と呼ばれるようになりました。
寛永二十年(1643年)に保科正之公が会津藩主として若松城に入城した際に獅子を先頭に立て、士気を鼓舞したそうです。
また、戊辰の役(1868年)で日光口総督「山川大蔵」が小松の獅子団と共に敵中を威風堂々と行進して帰城した話は有名です。
(会津若松市のHPより抜粋しました。)
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フォトアルバム「会津彼岸獅子」を作りました。

リンクは左サイドです。
今回の写真はわずかに15枚だけです。
今月23日までの公開とさせていただきます。
会津彼岸獅子の関連サイトは↓です。
彼岸獅子のいろいろな舞を音声付の動画でご覧下さい☆ミ
天寧獅子保存会

Aizuhiganjishi

コメント (8)
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