とだ*やすこの「いまここ@島本」

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大阪府島本町議会議員
とだ*やすこの活動報告

新成人のみなさん、おめでとうございます

2013年01月14日 | とだ*やすこの活動日記
新成人のみなさん、成人おめでとうございます。みなさんの将来は、ひとりひとり輝いています。自分が自分であることを、ほんとうに大切にし、大切にしあえる人と出会い、暮らし、与えられた生を生きぬいて欲しいと願っています。

「独りであること、未熟であること、これが私の二十歳の原点である」

わたしが若いとき、おそらく二十歳を迎えたときでしょう、ただ単にタイトルに惹かれて読んだと思われる『二十歳の原点』(高野悦子)という本があります。なぜか今、唐突に思い出しました。ウキペディアで調べてみても内容の記憶は「伊達眼鏡」だけ。なのに、読後に素顔で近所の通りを自転車で走ったときの「軽さ」の記憶が今も鮮明に蘇ります。よい本の力だと思います。

1961年生まれのわたしは、学生運動には無縁の青春を送り、糸井重里さんの「おいしい生活」の時代を生きた世代です。「軽さ」「明るさ」「おもしろさ」が異常に求められた時代でもありました。カラオケやディスコはありましたが、カラオケボックスもお立ち台もまだありません。

物語の舞台となる「荒神口」や「国際ホテル」は、わたし自身が生まれ育った土地の周辺であるにも関わらず、内容の記憶がまったくない一方、わたしは、この一冊の本に大きな影響を受けていたことに気づき、驚きました。

「慣らされる人間でなく、創造する人間になりたい」

家事でも、育児でも、習い事でも、職業でも、趣味でも、社会貢献でも、本来は小さな創造の連続。だから、本来、すべての人が創造者になれます。

若い人に伝えたい。みなさんの人生は、まだまだ、まだまだ、これからです。たくさんのいい本に出会い、たくさんの素晴らしい人に出会う機会を逃さずに、生きて欲しい。そして常に孤独を恐れないで欲しい。そこに自由があり、本当の出会いがあるからです。慣らされ、あるいは慣らされることに耐えられずに、自分を諦めないでほしい。

そして、選挙には必ず行ってください。足元から政治に関心を寄せてください。議会制民主主義の制度は完ぺきではなく、政治家も欠点だらけですが、選挙権は民衆が獲得した権利です。わたしは、子どもを授かるまでそのことにまったく気づかず、知ろうともせずに暮らしていました。だから政治に関心がない若者を責めたりはできない。政治に希望があることを伝えていきたい。

風邪の高熱の後で、三連休の間の行事(広瀬遺跡の現地説明会、消防出初式、成人祭)はお休みさせていただき、今年は島本町の成人祭に参加することができませんでしたが、新成人のみなさんと保護者のみなさんに心からお祝い申し上げます。

画像は、元旦の初詣、水無瀬神宮にて


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