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大阪府島本町議会議員
とだ*やすこの活動報告

パブコメ!男女共同参画にLGBTの記述を

2017年02月03日 | もっと生きやすい社会は可能だ!
「しまもとスマイルプラン~第2期島本町男女共同参画社会をめざす計画~改定版(素案)」に寄せた意見。5年前のパブリックコメントでJGBTに関する記述を求めていました。

前回5年前に行われた「男女共同参画に関する児童・生徒意識調査結果」7)回答者の性別では、不明・無回答とした小学5年生が8人(3.0%)、中学2年生が14人(5.7%)。声なき声に耳を傾け、同計画が、本来、性に関わる人権問題であることが伝わるようにしなければなりません。

今回の計画案に、LGBTの用語解説が加えられたことは評価します。けれども「男女共同参画促進のための啓発の促進」(具体的施策)の取り組みにおいて「多様な性自認のあり方に留意する」と書かれているので、これはLGBT理解、当事者支援の立場からすれば不充分、不適切です。

男女共同参画が一人ひとりのためのものであり、共生社会をめざすものであるように、L・G・B・T、一人ひとりの生き方を尊重する共生社会こそが、この計画の目的です。「性的少数者など多様な価値観を持つ人々への理解が促進されるよう取り組みを行う必要がある」と明確に記述しておく必要があります。

また「多様な性自認のあり方」の説明に性自認(自分がどのような性であるかの認識)のことしか書かれていなかったため、性的指向、すなわち、レズビアン、ゲイ、さらにはバイセクシュアルについての記述も必要であると意見しました。

「性自認において生物学的な性と心の性に違和感を覚える状態を『性同一性障害』という。」という表現も的確ではないと思います。本来は医学的な用語であって、医師により診断された方に医学的に使用するものです。

性自認について違和感を覚える状態を「障害」とするのも誤り、誤解を招く表現ではないでしょうか。LGBTは人権問題として取り組んでいかなければならない社会的重要課題。深く掘り下げて、より正確で、配慮が行き届いた記述に改善されるよう求めました。

自治体において、人の配置も予算の配分も、計画がないところにはできません。だから、計画はとても大事です。町営住宅にゲイやレズビアンのカップルが入居できる、など基礎自治体にできること、やらなくてはならないことがあります。


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