とだ*やすこの「いまここ@島本」

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大阪府島本町議会議員
とだ*やすこの活動報告

子ども達の心身の健やかな発達のために

2021年04月09日 | やります!子ども・子育て・人びと支援
新学期がはじまりました。ご入園、ご入学、進級おめでとうございます! 今日はお天気がよくて、公園で元気よく遊ぶ子どもたちの姿がまちに溢れていました。

やります!子ども、子育て、人びと支援!
毎年、この時期、気になるのが小学一年生の重いランドセル。3月の議会では、島本町の子どもたちの心身の発達について問いました。


学校の健康診断について
部活動や地域のスポーツクラブで身体を酷使して、骨や関節の異常を訴える子どもが増えています。文部科学省はこれを新たな課題として、異常を早期に発見できるよう健康診断の検査項目を見直しています。

また、思春期の女児・女子生徒の脱衣を疑問視する声があります。2015年度に改定された文部科学省監修の「児童生徒等の健康診断マニュアル」には、脊柱の視触診などで「上半身を裸にして」という記述が削除されています。

Q
学校における健康診断の検査項目などについて本町の見解と現状

A
2016年から座高及び寄生虫卵の検査を廃止、四肢の状態及び色覚の検査が新たに加えた(国の改正に準じたもの)

四肢の状態の検査について
問診の結果、所定の項目に該当する場合に、後日の内科健診において学校医による診察を受けることとしている

色覚検査について
小・中学校の1年生に対して行う実施希望調査に対して「希望する」と答えた児童・生徒及び検査希望の申し出があった他学年の児童・生徒について、主に養護教諭が色覚検査表を用いて行っている

上半身脱衣による内科健診の実施について
小学校:大阪府医師会が示す考え方に基づき、虐待等の兆候の発見を含め健診をできる限り効果的に行う観点から、ご家庭に対して、脱衣による健診への理解と協力をお願いしている

ただし個別の事情により、着衣による健診を希望されるご家庭の児童には柔軟に配慮している

中学校:発育段階上の配慮があらかじめ必要と認識しているため、学校医とも相談のうえ着衣による健診を基本として行っている ←求めたかったこと


***

授業で用いる教科書や教材、学用品が重すぎて、育ち盛りの子ども達の身体の発達に影響を及ぼしかねないという懸念があります。

Q
身体の発達への影響を踏まえた児童・生徒の荷物にかかる配慮について
島本町では現在、どのような取り組みを行っているか。子ども達の身体の発達を考えれば、必要なものだけを持ち帰ることができる環境を目指すべきと考え、問う。

A
児童・生徒の荷物は、学用品に加え、体操服、絵の具等の持ち帰りにより、年度・学期始めや学期末、週明けに多くなる傾向がある。特に新1年生にとっては、慣れないこともあり、荷物の重さに苦労をしている現状がある。

このため各学校では、一度に全部の持ち物を持ってきたり持ち帰ったりすることを避けるために、計画的に分散して持ってくる、また持ち帰るよう指導に配慮している。

教科書については、ご家庭において宿題や予習・復習を保護者も関わりながらすることもあり、基本的に持ち帰っている現状である。

ただし、持ち帰る必要のない教科書や資料集等については学校に置いたままにしたり、学校で一律に預かって保管したりする場合もある。

児童・生徒、特に小学校低学年の児童については、登下校の途中で体のバランスを崩して転倒したり、転倒による事故や怪我を防ぐためにも、荷物を計画的に分散して持ち帰ることができる配慮・取り組みを、今一度、各学校に周知したいと考えている。

荷物の多さと重さについて、今任期中に改善を求めることができて、ひとまず胸をなでおろしています。今後も注視していきたいと思います。ご意見をお寄せください。
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