とだ*やすこの「いまここ@島本」

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大阪府島本町議会議員
とだ*やすこの活動報告

どうする?学校プール(民生教育消防委員会研修)

2022年12月10日 | やります!子ども・子育て・人びと支援
コロナ過で見送ってきた民生教育消防委員会の調査研修ですが、3年ぶりの実施、茨城県の鹿嶋市、神栖市に行ってきました。10月末のことです。学びのテーマは「老朽化している学校のプールを今後どうしていくか」です。

島本町が抱えている難題、課題に、自身はもちろんのこと「委員会」として向き合いたいと思います。以下、備忘録とします。



茨木県鹿嶋市(10月25日)
テーマ:屋内温水プール整備事業(学校プールの集約)について


老朽化した学校プール施設を、屋内温水プールを建設して集約する方向性で検討組織を設けられました。検討組織(委員6名・事務局6名)は行政・学校教職員・施設管理者等、いろいろな立場、現場のことがわかる者で構成されました。

主に施設機能、運営方法、利用方法、平面図(資料:平面図案)、時間割、人員配置等について検討されたとのこと。また、名称「いきいきゆめプール」は一般公募により決定されたもので、いきいきゆめ国体に因んだネーミングなのだそうです。

学校の授業で利用するのは5月~11月(寒い季節の移動は行わない)。2コマ45分×2=90分、内1コマを移動・着替え等(移動10分×2・着替え15分×2)に充て、授業時間は1コマ45分としておられました。

▸春から秋までの授業が可能になり学校行事との調整がしやすくなった。▸学校でプール整備のメンテナンス(点検・消毒・清掃等)の必要がなくなった。▸施設側で水泳指導の補助と監視があるため監視機能が高まり安全面が向上した。


「よかった点」として以上のようなことが教育現場から寄せられていました。児童生徒にとっては移動の負担よりも、むしろ保たれた水温により体調が安定するようである、という声も寄せられていました。

公営プールとしての活用については利用者の60%が高齢者で、仲間づくりや交流の場となっているようです。運営は指定管理者が担っています(島本町でいうと「ふれあいセンターの受付・運営がこの手法)。

学校プールの解体撤去(1000万円~1500万円規模)については国からの補助金はありません。起債を活用するにあたっては、新プールができた後5年以内に解体撤去すること、新施設が既存プールの延べ床面積より小さいことが条件となるとのことでした(貴重な情報)。


茨城県神栖市(10月26日)
テーマ:学校体育施設整備事業(学校プールの集約)について


学校利用を前提とした施設とされていることに大きな特徴がありました。児童生徒の体格の差異や授業内容が多様であることから、水深やプールサイトのスペースなど利用時の安全安心の確保、授業の行為性を考えて設計・建設されました。*未開設

基本構想、基本計画策定段階で、教育委員会や学校関係者との検討会や意見交換を実施されています。名称「はさきマリンプール」、児童生徒より募集して決定されたそうです。*波崎は地名

学校の授業で利用する時間帯(9時~16時)以外のみ一般市民が利用することとされています(想定)。その内容については、現在、選定中の指定管理者の提案や協議によるものと思われます。*指定管理者制度:島本町ではふれあいセンターで採用

中学校のクラブ活動の地域以降(令和7年度完全移行)を視野にクラブ活動に係る事業も視野にいれて指定管理者を選定されるようです。←ここ重要

今回の研修で「なんのために、どんなテーマで、どこから学ぶか」という軸、そのクオリティが重要と痛感しました。一泊二日のタイトなスケジュールでしたが、充実した研修になり今回は疲れなし!でした。

ただ、後に気がついたのですが、1週間後の突然のぎっくり腰(ぎっくり背中?)は、重い鞄(コロコロ)を持って鉄道駅の階段を上ったり下がったりの連続が影響してのことだったかもしれません(おそらく!)。これを機に柔軟体操と筋力UPに努めます。

つづく☆彡 次回は「考察」です


画像
往路の新幹線から

富士山はパワースポット!
なんとも幻想的
やっとこの画像がUPできました笑
コメント
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