ドナウ川の白い雲

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「甘え」の政治家は退場せよ。

2012年12月27日 | エッセイ

 嘉田滋賀県知事のことである。

 彼女は、「「日本未来の党」という政党づくりに参画し、国政選挙においてその党首として国民に支持を訴えたばかりである。

 その舌の根も乾かぬうちに、けろっとして、自らの党を分裂させると言う。では、あの選挙はいったい何だったのか? 政治家として、責任をもって答えてもらいたいものだ。

 私は、小澤一郎も、嘉田のおばさんも、「未来の党」も、政治家としての彼らを頭から信用していないし、どうせこうなることもわかっていた。しかし、「アブク」なら、いい。嘉田氏が今後も政治家として生きていくだろうから、この「甘え」の構造は、許すことはできない。

 党首が、選挙が終わって1か月もたたないうちに、自らの党そのものを否定するということは、その政党に投票した人に対してはいうまでもなく、投票していない国民に対しても、結果的に大嘘をついたことになる。国民を愚弄する政治家である。

 意図的ではないにしても、政治家がこれほど明確に国民をはぐらかす政治的大嘘をついて、国民の判断を得ることなく、勝手に「党を、きれいに、分けます」などと言うのは、この人の頭の中の構造が、実はそこらへんの単なるおばさん程度で、党首はおろか、県知事などという大役を、責任をもって担う人物でないことを如実に示しているといえる。

 小澤とともに、手に手を取って、さっさと退場してほしいものである。

 

 

 

 


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