一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

オーラが移る

2021-02-09 00:46:39 | 将棋ペンクラブ
昭和の大歌手・美空ひばりは大変なオーラがあったそうだ。遠くから見ても、そのオーラを感じ取れたという。平成時代は、木村拓哉に圧倒的なオーラがあったらしい。
令和の現在は誰なのだろう。将棋関係でいうと、藤井聡太王位・棋聖だろうか。
もっとも、あるときW氏が某大棋士を見かけたことがあるが、オーラは感じなかったという。私もオーラというものを信じないが、あんでるせんのマスターは「オーラ」を口にするので、実際はあるのだろう。
あれはいつのことだったか、私は将棋ペンクラブの幹事連中と飲んだことがあった。イメージは千駄ヶ谷駅の近くで、まだ空は明るかった。私はペンクラブの幹事ではないし、関東交流会の二次会に行くなら夜なので、この状況がどういうことだったか思い出せない。だいぶ昔、将棋ペンクラブ大賞の第一次選考会に私が駆り出されたことがあった。ひょっとしたら、その帰りだったかもしれない。うん、たぶんそのときだったと思う。
参加メンバーは湯川氏のほかに、恵子さん、三上氏、星野氏はいたような気がする。A氏もいたはずだ。合計7、8名だったと思う。
気の置けないメンバーでなごやかに談笑していると、横で食事をしていた母娘が、「そちらはどういうメンバーですか?」みたいなことを聞いてきた。
私たちは「将棋ペンクラブという将棋の同人誌を出している会で、要するに将棋好きの集まりです」みたいなことを言った。
しばらく私たちはその母娘とおしゃべりをした。そして母親は「そちらの雰囲気があまりにもよかったので、つい話し掛けてしまいました」というようなことを言った。
これは実際その通りなのだろう。将棋ペンクラブの幹事といったらオジサンオバサンばっかりで、むさ苦しいことこの上ない。通常なら、母娘が話し掛けてくる理由がないのだ。
たぶんこの時、私たちは相当にいいオーラを出していたのだろう。一次選考会という好きな作業をやって、選考終わりに一杯やりながら、将棋談義を愉しんでいたからだ。そのオーラに、母娘は引き寄せられてしまったのだ。
さて、こういうほんわかオーラ全開の幹事が編集する「将棋ペン倶楽部」。そう考えると、この機関誌からもいいオーラが発散されている気がする。物品からオーラが発散されるというのもヘンな話だが、オーラ自体が実体のないものである。どこから発散されてもいいではないか。
まあオーラはともかく、機関誌に編集者や寄稿者の思いがこもっていることだけは確かだ。次回の発行は3月中旬。私も今回は一本寄稿している。掲載されるかどうかは未定だが、機関誌が届いたら、ありがたく読みたい。
コメント (8)
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