一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

33年振りの東京

2021-02-06 00:36:53 | プライベート
4日から「さっぽろ雪まつり」が始まった。といっても今年はリモート開催で、小さな雪像がネット上で公開されるのみである。
私は平成元年から32年連続で同まつりと旭川冬まつりを鑑賞している。よって開催の有無にはアンテナを張っていたが、まず「さっぽろ」が、リモート開催を宣言した。博多どんたくの中止から1周回って、さっぽろ雪まつりよお前もか、という感じである。
緊急事態宣言も相まって、これではさすがに現地に飛べないが、旭川はどうなのだろう。もし開催となれば気持ちは複雑だが、先月、旭川もリモート開催が決定した。
本音を言えば、ほっとした感じである。いまは旅行を愉しむという雰囲気ではないし、そもそも私はその資格を喪失しかけている。第一、軍資金が乏しい。ここで少ない貯金を温存できたのは僥倖だった。
しかし改めて考えるに、32年間も冬の北海道を訪れたとは、我ながらバカみたいだ。
ふつうに家庭を持っている人なら、仕事や子育てで、とてもそんな時間はないだろう。だが私は後者をみすみす放棄したので、そういう時間ができた。
だけど5、6年で冬まつりを卒業し、身を固めるほうに舵を切らねばならなかった。そうすれば、違う人生になっていただろう。当時の自分に会えたらアドバイスしてやりたいが、そのとき私が、未来の自分の言葉を受け入れるだろうか。
恐らく受け入れないと思う。すべてにおいてヒトのアドバイスを聞かないから、私の人生はこうなった。
まあそれはともかく、来年こそはあらゆる意味で、澄んだ気持ちで北海道に行ければと思う。
コメント
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