一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

御守りの詰み

2021-02-01 00:36:30 | 将棋雑記
1月30日放送の日本テレビ「ぶらり途中下車の旅」は、「山手線編」。旅人は小島奈津子アナだった。
冒頭から、千駄ヶ谷の鳩森八幡神社が出てきたので意外に思った。鳩森八幡神社は最寄り駅が千駄ヶ谷(総武線)だったからだが、代々木駅にも近いから、それでいいのだろう。
神社内には富士塚があり、小島アナも登る。その名の通り、富士山に登った気分にしてくれる。
そして鳩森八幡神社といえば「将棋堂」である。大山康晴十五世名人の書による巨大王将が祀られている。いつもは扉が閉じているが、年初の祈願祭では御開帳をされるという。建立は1986年1月で、私はその時期を知らなかった。
小島アナは御守りを買う。御初穂料は1,000円で、桐箱入り。袋には盤面の一部が編まれており、玉方は詰んでいる。



しかしこれ、よく見るとおかしい。▲5二の成銀は、どこから来たのだろう。
すなわちこの成銀はこの一手前に▲4二か▲6二にいたことになるが、それだと△5一玉が取られてしまう。
オヤジは「(▲5二の駒は)金だろ」と言ったが、それなら字は「金将」でなければいおかしい。これは赤の一字だから、銀将の成駒と考えるほうが自然だ。
ま、そういう細かいことはいいのだろう。
蛇足だが、▲5二成銀以下は△同銀左なら▲4二歩成、△同銀右なら▲6二歩成までの詰み。例の▲5二馬の詰将棋と原理は同じだ。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする