一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

立川

2021-02-14 00:24:42 | プライベート
第70期王将戦七番勝負第4局が、東京都立川市で13日から始まった。王将戦は、SNSで指し手の記述をすると棋譜使用料を請求されるらしいので、うかつなことは書けない。何も触れないのが吉である。
さて立川といえば、立川澄登である。立川澄登はバリトン歌手で、フジテレビ「オールスター家族対抗歌合戦」の審査員を長く務めた。いつもニコニコと温厚だったが、1985年、56歳で急逝。ヒトの人生は分からないものだ。
立川といえばもうひとり、立川三貴という俳優もいる。ちょっとコミカルな悪役、というイメージがあるが、最近はあまり見ない。

鉄道ファンからすると、立川は羨ましい都市だ。すなわち、多摩都市モノレールが走っているからだ。1998年開通で、2000年に16㎞が全通。モノレールは中空を走るから気持ちがいいが、多摩モノレールは跨座式で、高架式鉄道と乗り心地が似ているのが惜しい。やはりモノレールは懸垂式がよく、湘南モノレールのように、中空を左右に揺れながら走るほうが、スリルがあってよい。
私は東京在住なのであえて乗りには行かないが、精神的に余裕ができたら、乗りに行こうと思っている。

昨年夏、私は夏子さんのことで頭がいっぱいになり、作家のA氏に飲み会の時間を作ってもらった。場所は両者の中間地点である立川とした。8月1日のことである。
私はデートしたことがほぼないのでアレだが、私が立川駅に先着してA氏を待っていると、ちょっと緊張してきて、オッサンを待つのに何でこんな気持ちになるんだと苦笑したものだった。
飲み会は立川駅から徒歩3分のところにある居酒屋で行ったが、雰囲気のあるいい店だった。A氏とは何度か飲んだことがあるが、彼はいつも味わい深い店をチョイスすので、感心する。
飲み会では私がひたすらグチをこぼし、A氏はニコニコしながら聞いてくれた。それだけで私の精神的負担がだいぶ軽くなった。A氏には感謝に堪えない。
現在はコロナ禍で外出もままならないが、一段落したら、また飲みに行ければと思っている。

立川ネタで最後にもうひとつ。私は12日に履歴書を送付したのだが、その会社が立川だった。求職に関しては東京23区と埼玉県は川口市、千葉県は松戸市までを想定しているが、もう所在地に贅沢は言っていられない。職安の窓口で「立川だけど大丈夫ですか」と聞かれたが、構わず手続きを取ってもらった。
笑われるかもしれないが、私が履歴書を送付するときは、その会社に就職するイメージを持つ。立川だと起床が6時台になるが、就寝時間を早めれば、克服できるだろう。
それより勤務地が立川となれば、今後A氏と飲む機会も増えるかもしれない。楽しみである。
……と、あれこれ考えるいまが束の間の穏やかな時間で、さしずめ宝くじを買い、当選金の使い道を妄想するのに似ている。今回の応募も客観的に見れば、数日後に不採用通知が送られてきてオワリであろう。
コメント (2)
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