一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

大野・植山教室忘年会2015(前編)

2016-01-17 21:37:31 | 大野・植山教室
2015年12月20日の大野・植山教室のあと、私たちは忘年会に出かけた。当初は午後7時から3時間の予定だったが、店の都合で開始時間が伸び、8時~11時となった。
もっともそのほうが、私たちは1時間長く将棋を指せたからよかった。
場所は駅近くの「◎(二重丸)」という居酒屋。Fuj氏のプロデュースだ。
駅へはパラパラと別れていく。W氏、Fuj氏がご機嫌ナナメのようだ。私はこういうトラブルが大好きなので、理由を聞く。
…なるほど、2人がカリカリくるのも無理もなかった。W氏はともかく、温厚なFuj氏が激高するということは、相手に非があるということだ。しかも、Fuj氏の怒りが相手に通じてないのが痛い。この問題は簡単には解決しないが、さてどうするか。
定刻?に居酒屋に入る。今日の参加は、大野八一雄七段、Og氏、W氏、Fuj氏、Kun氏、Hon氏、Tod氏、Kaz氏、Shin氏、Ok氏、Watanabe氏、Hos氏、Taga氏、U君、U君パパ、私の16人。忘年会から参加の生徒もいるが、ともかく一部屋にピッタリ収まった。
私の付近はW氏、Kaz氏、Watanabe氏ら。まあ気心の知れた連中だ。
まずは飲み物を頼んで、乾杯。私は飲めないタチだが、最初の1杯はビールを付き合う。なお今回はコース料理で、飲み物は飲み放題だ。
会の始まりに際し、Hon氏より2016年の社団戦の話があった。今期は1チームで出場したが、来年のチーム数をどうするか、だ。私は参加しないのでアレだが、2チームにして選手が集まらずキュウキュウするより、1チームで余裕を持って戦ったほうがいいと思う。
忘年会につき、順番に今年の反省、来年の抱負を述べる。いくつか記しておこう。
Ok氏「いろいろ大変です。みんな来年も頑張りましょう!」
Watanabe氏「大沢さんの言葉じゃないけれど、私も将棋は急戦が王道だと思っています。来年は頑張ります」
Watanabe氏が、なかなか硬派なことを言ってるんで感心した。
私「今年も教室以外では将棋の勉強をしませんでした。でも私はブログをやってるんで、そこで将棋の記事を書く時に、頭の中でヨミを入れて、けっこう研究してるんですね。だから実は勉強してるんです」
Kaz氏「来年は月に1回は教室に来たいです」
Kun氏「最近実戦から離れてるんで、大駒一枚弱くなりました。来年は香一本強くなりたいですね。それでは計算が合わないですけど…」
私以外は前向きな目標だ。さらに圧巻だったのはU君だ。「来年は○○将棋センターで五段になります!」
言っていることがストレートで、清々しい。私のように何を言っているのか分からないのとは訳が違う。目標とはこうであらねばならないと痛感した。
なお、U君の御尊父には、私たちが2月の支部対抗戦に出場した時の写真をいただいていた。ところがその御礼を言ったのが別の小学生の父親で、数ヶ月勘違いしていた。
今日御礼を述べたいが、たぶん、するのを忘れるだろう。
Og氏「来年は女性会員を増やしたいですね。月に1人は新規の女性を連れてきたいです。今日も1人お越しいただきましたけど」
Og氏の手腕に期待したい。
最後に大野七段。「お陰様で、大野・植山教室も10年になりました。この教室はありがたいことに、生徒同士の仲がいいんですね。これはけっこう珍しいことで、うれしく思っています。
皆さんここまで勉強してきて、香一本は強くなったと思います。でね皆さん、来年は大駒一枚強くなりましょうよ」
これは大野七段の力強い目標が出た。しかしそれを実現するのは私たちだ。講師と同様、私たちも精進しなければならない。
居酒屋の都合で1時間遅れたので、店側が料理を何品かサービスしてくれた。料理はどれも美味い。居酒屋も競争なので、どこも料理にチカラを入れているのだ。みんなお腹を空かしているので、どんどん料理がなくなった。
みんな知った顔なので、話が弾む。室内は爆笑の渦だ。しかし数十分すぎたころ、U君が将棋を指したいと主張した。事前の調べでは、布盤と駒は1組とのことだったが、どうも5組あるらしかった。やはりこの席では、誰かが将棋を持ってきているのだ。
受けて立つのはKaz氏になった。小学生の将棋バカと、30代の将棋バカの戦いだ。
残る私たちは談笑を続けるが、チラリチラリとKaz-U戦を見やる。やはりみんな気になるのだ。将棋は相矢倉だが、定跡を離れた力将棋になっている。2人の棋風が如実に現れているが、胃にもたれそうだ。
しばらく経つと、Kaz氏が勝勢になっていた。2手離している感じで、これはKaz氏が勝つだろう。
が、さらにしばらくするとU君の飛び蹴りが入り、形勢が急接近していた。まだKaz氏が有利に見えるが、傾いた流れはなかなか引き戻せないものだ。
と、Tod氏も将棋を指したいとかで、私が相手をすることになった。
この辺りから、忘年会の空気がおかしくなってゆく。
(つづく)
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