一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

6月3日のLPSA芝浦サロン

2011-06-06 01:13:35 | LPSA芝浦サロン
6月3日(金)のLPSA芝浦サロンは、前半(午後2時~5時)が中倉彰子女流初段、後半(午後6時~9時)が船戸陽子女流二段の担当だった。
私の仕事がヒマなのは変わらないが、一応仕事らしきことはして、午後5時15分ごろ、芝浦サロンに入った。もちろんその前に、「小諸そば」で二枚もりを食したのは言うまでもない。
サロンに入ると、珍しやHis氏の姿があった。His氏は茨城の在住だが、かつては遠路はるばる駒込サロンを訪れ、遅くまで将棋に没頭していたものだった。
その将棋熱は冷めることなく、いまも指導対局を終えたW氏にアドバイスをしていた。
石橋幸緒女流四段が来て、先日発売された「石橋幸緒の将棋レシピ」の購入を勧められる。序盤の数手にスポットを当てた初心者向けの本で、その編集はおもしろいが、さすがに私には不要だろう。とりあえず保留しておく。
後半のサロンは時間に余裕があるので、His氏との芝浦リーグ戦となった。私はこれが今期(4~9月)の第1局だ。
将棋は私の先手で、▲7六歩△3四歩▲2六歩△5四歩▲2五歩△5五歩となった。△5五歩では△5二飛なら普通の将棋だが、△5五歩がHis流で、こう突っ張られては、私も動くしかない。当然▲2四歩と突き、早くも決戦になった。
数手後△2六歩と垂らされ、それを▲1五角の王手で取りにいったが、疑問手。△6二王ではなく△3三角と合わされ、これが▲8八銀取りだから▲同角成と応ずるよりなく、△同桂と取られては丸々の一手損。ここで半分、戦意を喪失した。
さらに終盤、△5四馬に当てつつ▲6六桂と打たなかったのが、第2の一手損だった。▲6六桂に△4五馬なら、▲7四歩のコビン攻めが厳しい。本譜は△2七馬と入られてから▲6六桂と打ったため、一手早く△4九銀と掛けられ、自玉が受けにくくなってしまった。
私は▲7三歩成。これに△同桂なら後続がなかったが、His氏は△同金だったので、▲7一竜と切る手が生じた。△7一同王の局面が下。ここで後手王は詰むや詰まざるや。実戦はわずかに詰まず、私の投了となった。

先手・一公:1七歩、1九香、2三歩、2九桂、3七歩、4七歩、4九玉、5六歩、6六桂、6七歩、7八金、8七歩、8九桂、9七歩、9九香 持駒:角、金、銀3、香、歩3
後手・His氏:1三歩、3四歩、4四歩、5七馬、6三歩、7一王、7三金、8一桂、8三歩、9一香、9三歩 持駒:飛2、金、銀、歩

船戸女流二段とマッカラン勝負第6局を行ったあと、今度はKun氏とリーグ戦。1日に2局のリーグ戦は、最近では珍しい。
先番Kun氏の石田流に私は棒金で対抗する。6五の地点で銀交換になり、さらに角も換わったあと、Kun氏は▲6一角から▲3四角成と馬を作る。私は△5五角の王手から△9九角成と香を取る。実戦では意外に現れない王手香取りだ。
ところが、この当然に思えた香取りが疑問手だった。Kun氏に▲4四歩と垂らされ、△4一香と受けるようでは、香得が活きなかった。
△9九角成の前に△4三銀(打)と一枚入れ、▲3五馬にそこで△9九角成とすれば、互角以上の戦いができた。
本譜は数手後、Kun氏に馬切りの強手から殺到され、寄せ切られた。途中、▲6四歩の突き捨ての応手にも問題があったと思うが、終始Kun氏ペースだったといえる。
これでリーグ戦は連敗スタート。これは初めてのケースである。最近はリーグ戦の手合いも少ないだけに、今後どういうレース展開になるか見当もつかないが、一戦一戦、大事に戦うしかない。

放課後はW氏、Kun氏とサイゼリヤへ。途中から船戸女流二段も合流し、うれしい晩ご飯となった。隣に座った船戸女流二段の太腿がまぶしい。
ただ船戸女流二段はダイエット中ということで、炭水化物の注文は一切なしだった。白米や麺類のない生活なんて私には耐えられないが、それはともかく、船戸女流二段は、これ以上痩せる必要がどこにあるのだろう。
先日の中倉宏美女流二段もそうだったが、女性は発作的に、ダイエットに躍起する傾向がある。しかし誤解を恐れずに書けば、男性のほとんどはむっちりした体型の女性を好むもので、あまりにもスリムな女性には、性的アピールを感じないものだ。
それより何より、いまの船戸女流二段は痩せすぎている。先日、将棋ペンクラブの集まりで彼女を見た時は、あまりの細さに、言葉が出なかった。少なくとも私の知っている船戸女流二段は、ちょっとスリムながらバリバリと肉を食み、優雅にワインを嗜む、見ていて気持ちのいい女性だった。いったい、彼女にどんな心境の変化があったのか。
私は船戸女流二段にダイエットをやめるよう懇願したが、聞き入れてはもらえなかった。私は彼女のことが好きだし、それは今後も変わらないと思う。しかし彼女がこんなダイエットをいつまでも続けるようだと、それも怪しくなる。ファンを辞めて、島井咲緒里女流初段や宏美女流二段に、シフトをズラすかもしれない。
まあ、私は言いたいことは言ったし、書きたいことは書いたから、今後船戸女流二段がどうなっても私は知らないし、何とも思わない。こういうところは、私はドライである。
宏美女流二段は、まだ引き返せる。10日の芝浦サロンは彼女が担当である。大きなお世話は承知の上で、ちょっと説得してみようかと思う。
コメント (3)
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