今回の震災、原発事故の問題で、情報源としてありがたいのは、フリーのジャーナリストの発信する情報です。
テレビや新聞をスルーするようになった分のお金をカンパしています。
特に、岩上安身さんとその仲間が、たんたんと複数の記者会見をUsteramで伝えています。この人たちが何かを語るのではなく、たんたんと流し続けています。「可視化」です。
チャンネルは現在8つあり、TV局のようです。
その経費は持ち . . . 本文を読む
目の前の情報の由来。
【物質・現象】
<フィルター1> 測定機器 機器の精度、測定者の技量、測定する指標・方法の選択
↓
<フィルター2> 測定値の解釈評価
↓
<時間、タイミング、のフィルター>
↓
<フィルター3> 上記解釈者の発信する情報を、受信する人の認知システム
↓
<フィルター4> 上記受信者の認知→解釈→他者へ発信する際に加わる意図(タイミング、表現) . . . 本文を読む
思考停止は危ないので考えろといわれたときに、どのリソースにあたればよいか、あたったうえで最終判断を自分でする軸は、そのテーマによって判断に苦しむ度合いが違ってきます。
自分だけならまだしも、家族や部下のことまで考えなくてはいけない、となると事情が変わってきます。
周囲にも「原子力は今まで(うっかり、あるいは意図的に)あまり考えたり調べてこなかった」という方も少なくなく、「何みています?」といっ . . . 本文を読む
おとといくらいから、東電/原子力ムラ/政府/マスメディアのバランスがかわってきているそうです。特にメディアが政府や東電について検証する発言を始めている(?)。
これにはいろいろな説明が行われています。
「東電はもうボロボロで、今後有力スポンサーになりえないほど弱体化するからね」
とか
「これも策略のひとつなのでは?」
とか
「いや。内部にいる人のたちの良心がつくりはじめた変化なのだ」
など。
N . . . 本文を読む
異論反論オブジェクション・・は亡き筑紫哲也氏の番組の一コーナーでした。「こういう見方もあるぞ」という切り口が好きでした(内容はさておき)。
朝日新聞と”その周辺”の騒動について、空の上でお嘆きなのではないかとおもいます。
さて、その朝日、でありますが、「メディカル朝日」の2月号に本ブログが紹介されているのですが、Web公開して欲しいというご依頼が各方面からありまして、担当者にお願いをしたところで . . . 本文を読む
コメント・メールに「じゃあよばれている人はいったい・・?」というリアクションが多数ありました。
一人ひとりのことはよく知りません。
発信源の妥当性を考えるというのはリテラシーの基本でもあります。
「誰この人~」と思ったら調べてみるのもいいかもしれませんね。
前回のつづき。前回紹介した佐藤 元福島県知事さんの本は「品切れ」なう、だそうですtwitterでおしえてもらいました。
いろいろ情報を知っ . . . 本文を読む
感染症含め、どの領域でもこの国のアキレス腱のようになっているのかもしれませんが、今回の災害・事故でリスコミがうまくいっていません。
リスコミがうまくいかないと、情報源そのものが曖昧と思われ、結果的に疑心暗鬼を生み、それが過剰な不安をうんでいる、という問題が一点。
誰が語っているのか?も大事。じつは見た目もかなり大事。挙動不審っぽい人はアウト。過去に嘘つき証拠のある人もアウトでしょう。
それか . . . 本文を読む
朝日新聞の記事。
米国は10ドル以上の案件を個人名で公開する予定です。
グローバル企業が多いので各国同じようになっていくのではないかとおもいます。
よいことだとおもいます~。
それでアウトカムに何か影響を及ぼしているかどうか、も大切。
同じようにメディア関係者も、政治家から公的セクターから接待などをうけた場合は公表すべきではないかとおもいます。その方が記事の正当性・透明性が高まるようにおも . . . 本文を読む
備忘録。あとでまたじっくり読むためのメモ。
前回の記事では、バッシング報道や正義の味方報道の怖さを指摘するサイトをメモりました。
その2でまず書いておきたいのは、「ぎょえ、そんなこと書いちゃうの?」系の記事の害(リスク)。読んだ人が誤解したら困るんじゃないの?です。
最近の朝日新聞の怖い記事をとりあげたブログ記事。
“妊娠の確認以外は医師にも助産師にも頼らず、定期的な妊婦検診も一度も受けなかっ . . . 本文を読む
感染症の話題とずれますが・・・・必要な薬がなぜかないねえ・・の話のひとつです。
緊急避妊法が重要だとWHOがいいはじめたのは1990年代で、米国ではすでに17歳以上は処方箋なしで出してもいいよという薬になっています。多くの国でOTCになっています。
方法も、昔の「Yuzpe(ヤツペ)法」から、今ではより副作用の少ないレボノルゲストレル(LNG)単独剤になっています。
日本は2010年現在も、 . . . 本文を読む