IT技術を使うと、国内外のどこにいても情報にアクセスできるという手軽さがあります。
また低コストであることも魅力です。
それはよい側面です。
難しい側面もあります。
それはざっくりいえばセキュリティです。ざっくりすぎると危険な話なので、ひとつひとつ検討をして、主催者や情報提供者がそれに同意(責任をもつ)ことが重要になります。
「そのことに権限があり、責任をもつといったのは誰か、それを保証する . . . 本文を読む
京都市に税金払っていませんが、「やめたほうがいいですよ」電話をかけるべきかどうか。
誰が提案したんだろう? 誰のためだろう? 根拠・妥当性はどこにあるんだろう?
「レッドリボン」じたい、いまどき「それなに?」といわれますし、患者さんたちからは「周囲の目が気になるのでつけないでください」「この病気が特別なものであるかのようなことはもうやめてください」といわれることが多いです。
昔、治療がない時代 . . . 本文を読む
少し前にとりあげていたホメオパシー。
感染症とは直接関係ないようにみえますが、予防接種忌避になる人に影響していることがわかっていますので、感染症関係者としてはその動向をしっておく必要があるとおもいます。
最近の流れをサマライズすると、岡山の助産院でK2シロップを与えなかったために(母子手帳上は与えたと虚偽の記載)児が死亡しての訴訟がおきています。
朝日新聞の記者がていねいに取材を続け、その後、医 . . . 本文を読む
大きく扱われる他のニュースがたくさんあるときは、他の情報がスルーされてしまう可能性があるので、あえて積極的にひろうホメオパシーニュース。
「すきなの!」というシュミレベルでの話しもありますが、医療ネグレクトにつながり死亡にいたる事例が複数報告されています。
医療職のなかで、なぜだか突出してはまっているといわれている助産師。(看護職免許を取った上でとれる免許です)。
日本助産師会が開業をしている . . . 本文を読む
今回のマスメディアの耐性菌「誤解」「妄想」報道をみて、医療関係者にはいろいろ思うところがあるでしょう。
(青木編集長は「・・・終わってる」と脱力していました。たれぱんだ状態です)
もう少し事態がよくならないかな?と思った人は、提案を考えてみましょう。
報道関係者は医療や感染症は素人の人が多いわけです。
責任やリスクをどこまで自覚しているかはさておき、時間に迫られて勉強不足・確認不十分なまま書 . . . 本文を読む
日本の感染症対策・危機管理のまずさや甘さはよく指摘されるのですが、その比較の軸に海外があります。
仮に海外が日本より「マシ」なのだとして、今ではインターネット等もありますし、そのアイデアや工夫を検討したりもできます。
税金を使って留学して学ぶ人の中には、Public Healthを大学院で学ぶ人もいます。
問題は、留学させてもらって、学んできたことを、現場にどう還元できているのか?です。
. . . 本文を読む
予防接種に関連してホメオパシーの情報を紹介してきましたが、その後、新生児が死亡したことでの訴訟が報道され、あっというまにホットな話題になりました。
当ブログも2ちゃんねるでリンクをはっていただき(?)1晩のアクセスがあとちょっとで1万という新型インフルエンザ時のような状況がありました。
詳しい人たちがブログでいろいろ紹介しているので、そこで情報収集は可能です。
当ブログでは、医療関係者とくに . . . 本文を読む
医学生や研修医の皆さんも、やがて学会発表などをする機会を与えられ(義務の病院もあるそうです)、専門領域がきまったあかつきにはいくつモノ学会に入会することにになります(流れに身を任せると)。
「学会にいくと体調が悪くなる」A木先生は、自ら近寄る動機はないそうですが、ときどきシンポジウムやランチョンを依頼され、2回に1回くらいは引き受けてでかけていきます。
学会はいろいろな人に会えて楽しいなあ・・ . . . 本文を読む
医療がいまほど発達していなかった頃、妊娠出産で命を落とす女性・赤ちゃんがたくさんいましたし、子どもも死んでいました。
感染症の検査や治療・対策が進んだことは、その改善に大きく影響していますが、それでもなお「ゼロリスク」ではありえません。
ときに、人為的に感染症リスクが高まることがあります。
その例をいくつかみてみましょう。
お産を水中(水ではなくお湯ですが)の中でする人達がいるそうです。
そ . . . 本文を読む
編集部です。
先日、ホメオパシーと予防接種について2つほど記事を書きました。
なんでそれにはまるのかな?という単純な疑問と、保護者のシュミや関心で赤ちゃんが本来受けられる保健医療サービスが受けられないとはどういうことなのか?と考えさせられたからです。
インターネットで予防接種について調べようとすると、この反対派の意見にたくさんヒットし、正確な情報が得られない、困っていると指摘するお母さんたちが . . . 本文を読む