原発の問題はHealthの問題に直結しているので、医療関係者は「自分は専門じゃない。他の人が考えて決めればいい」と高みの見物をできる状態ではありません。
いずれかの時期に、影響を受けた人を診察する機会もあるとおもいます。
もっとも、直接の関係者にとっては、いろいろなことがわかるひとたちに関心をもたれると批判がさらに厳しくなるので、忘れてもらったり、他人事のように思ってもらえるほうがやりやすいでし . . . 本文を読む
今朝のフジテレビとくダネ!で、福島第一原発の中に入って所長や職員、原発の様子を視察してきた青山敏晴さんが状況を映像とともに解説していました。
経歴は共同通信→三菱総研→独立。
経済産業省の総合資源エネルギー調査会専門委員を無給で務め、内閣府の原子力委員会原子力防護(核セキュリティの専門部会専門委員もされているそうです。
視察の内容についてはBlog「出会いに感謝☆」で詳しく紹介されています。
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原発関連の話で、興味深い事象をみています。
当たり前な話ですが、その人の専門分野によって関心の重点と反応が異なることです。
数字そのものの精度や意味に論点をおく人と、それ以外に大きくわけるとします。
医療関係者の多くは後者です。仕事の性質上それは不思議ではありません。
それは、日々の診療でも、1回の検査の数値だけで物事を判断しているわけではないからであり、それが専門家としてそう心配する数字 . . . 本文を読む
週末にやっとアーカイブで見ることができた議員の原発関連の勉強会。
司会の左右に別チームの関係者が座って解説と質疑がありました。
「勉強会に出席していた鳩山前首相が、原子力安全委員会の小原規制課長に放射能が実際にどれだけ放出されているか質問。それに対して、小原課長、「一日あたり、100兆べクレル」と、ぽろり」via 岩上安身さんtwitter
(話はすごい数字が報告されていたんですね、という流れ . . . 本文を読む
昨日は母乳学校など、子どもの健康関連のことが話題になっていました。
昨日のニュースでびっくりしたのは、厚生労働省や政府が「これから」母乳や女性子ども関係の調査をする、ということでした。
(既に始まっているのかと思っていました。相談者は多いので)
昨日、福島の親御さんたちが子どもを守るために東京にやってきました。
福島老朽原発を考える会(フクロウの会)のブログ
昨日は政府交渉。
福島県からきた . . . 本文を読む
原発やエネルギー政策についての意見や提案がネット上でとびかっています。
内田樹先生の「原発供養」というコンセプトは興味深いですね。
(「荒ぶる神の鎮め方」)
これは先日、ネットで聴いたラジオデイズの「いま、日本に何が起きているのか?」の対談で知りました。その後ブログで読みました。
成仏してもらうプロセスにいけるのか?ですが、
今朝のニュースでは、原発関連の賠償の財源確保のために国民への負担 . . . 本文を読む
今朝の日経新聞に、感染研がまとめた被災地関連の提言の記載がありました。
避難所生活は夏までずっと続くという前提での提案が紹介されています。日経新聞 4月19日
医療関係者や支援者は、避難所生活、制限された生活が長期化する中で健康や生命リスクが高まることを心配しています。
一時的にでも生活や健康管理のしやすい生活への切り替えが重要ですが、「その先」のプランなく考えられないということがあります。
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他の地域の方は「そこまで・・」と思うかもしれませんが、被災地や周辺地域では、放射線の計測器を個人で購入して、洗濯物を外に干すか、子どもを公演で遊ばせるか参考にしている親御さんがいます。
amazon.com等でさがすと個人で買える値段のものがあることを知ります。
(日経新聞によりますとフランス企業が2万円以下の製品を流通させるべく準備しているようです)
これは、公的な情報の公開が遅い、信用して . . . 本文を読む
4月14日にがんセンターの先生方が、福島の県民に医療者と同じ測定バッジを配布してはどうかという提案をしています。
放射線測定バッジ「個人配布を」=福島県と国に提言-国立がんセンター時事ドットコム 4月14日
実際、今回の被ばくがどのように健康に影響するのか。長期にわたるモニタリングの必要性があります。
と、同時に、それは健康被害補償のためでもあります。
原発で働く人の健康管理は誰がしており . . . 本文を読む
菅首相と松本内閣官房参与との会談で福島第1原発周辺の避難区域に10年20年住めなくなる可能性、という発言が出たと報道がありますが、そのことについて批判記事や批判Tweetをたくさんみかけます。
原発周辺住めない発言批判=「人の心分からず」「無責任」―野党
Wall Street Journal 4月14日
「住める」「住めない」の判断はどこかの時点で、そして定期的に検討して決めないといけないこ . . . 本文を読む