東海道線で小田原にきた。
「開城」前の小田原城を抜けると、
二宮尊徳を祀る「二宮神社」がある。
壮年の尊徳像。尊徳は小田原出身。
薪はしょってない。
さて、今日は先週に自転車で来たところから
旧東海道を歩いてみる。
湯本まで1号線に並行する旧道を行き、
三枚橋からいよいよ箱根越え。
関のあった芦の湖畔までを東坂、
三島寄りを西坂というそうだ。
箱根山北麓の大涌谷の活動活発化で、
まだ一部は通行止めになってる。
しばらく細いバス通りを歩くが、
交通量が多くてあぶない。
ところどころ旧道もあるが、
2時間くらいはヒヤヒヤ続きだった。
ようやく石畳の道になった。
要所に解説があって勉強になるが、
要するにほとんど復元のものということだ。
石がゴツゴツ平らでないので、
足への負担が大きくて、
途中から膝が痛くなった。
箱根細工の職人さんが集住する畑宿。
いつもクルマで来るんだが、
歩いて登ってくると感慨深い。
こんな一里塚が復元されてるとは知らんかった。
左のマウンド上にケヤキ、
右にはモミの木が植わってる。
ようやく最高地点のちょと手前、
甘酒茶屋に到着する。
とろろ蕎麦と心に決めていたのに、
お餅しかなかった!
もうひと息がんばって、
あとは芦の湖まで降る。
約15km、4時間ちょっと。
湖畔の旅館でお湯を借りて汗を流し、
同じ旧街道をバスに乗って、
30分ほどで湯本へ戻った。