a passion for cars

自動車趣味…その果てしなき天国と地獄についてのブログです。オーストラリアでのロータスエクシージによる海外レースなど。

最終回 R34GT-R

2006年03月10日 08時49分27秒 | Weblog
オーストラリアで何が一番収穫だったかと言うと、日本のよさが良くわかったこと。私は個人的に日本の将来を悲観していたものの一人だったが、世界的に見て日本人はまだまだ勤勉で努力家で誠実で優秀な民族のひとつだ。目的のためにはみんなが団結し、個人を犠牲にすることもいとわない。オリンピックでは予選突破もままならない選手を勝てると信じ、その結果に一喜一憂する熱しやすくさめやすい国民性は第2次世界大戦時、本土上陸に備えて、竹やり部隊を編成していた時そのままだ。金持ちになることだけが裕福じゃないと、取り入れたゆとり教育もあっさり切り捨ててしまい、最近は誰もそれに異を唱えない。やっぱりまじめだ。そしてかの地で日本車の人気のすごさを知るとともに、やはり自分は日本人なのだと実感した。
で、GT-R.日本を代表する車はこれしかない。デザイン的には下の下。センスゼロ。内装もこんな車が新車時600万なんて信じられない。しかしスピリットはどこの国の車にも負けてはいない、まさに侍のような車。
「日本人は貧しい。しかし高貴だ。世界でただ一つ、どうしても生き残って欲しい民族をあげるとしたら、それは日本人だ。」(「国家の品格」より)。
日本人だった、、、だね。しかし、この車を世界に喧伝したい欲求に今は駆られている。
440psになっている私の車は直線はまさにワープ、カーブではなんだかよくワカラン動き。ロータスがよく切れる短刀だとすれば、GT-Rは大ナタか。
乗るたびにバッテリーが上がるのは何とかなりませんかねぇ。セキュリティーが電気食う上に、専用バッテリーは小さいし。電圧低いとエンジンかからんし、バッテリー交換も大変だし。
今月初めからオーストラリアからレース仲間がやってきている。R34を運転させてやったらアクアラインで奴は4人乗車で280km/hだしやがった。しかも土曜の昼間にだ。オーストラリア人はやっぱむちゃくちゃだ。そして買っていくことになった。

ようやく終わりました。私の車変遷記。
コルベットのZ06がもう上陸予定をとっくに過ぎているのですが、全く来る気配がありません。GMもリストラで大変らしくそれは日本でも同じことらしいのですが、全く本末転倒の会社ですね。コルベットが来るまでの間どうやって場をつなごうかな。バイクかな。バイト歴かな。

アウディアバント3.0クアトロスポーツ

2006年03月09日 14時29分26秒 | Weblog
現在のファーストカー。エクシージをチェ何とかさんと共演中の某有名俳優さんに買い取っていただき、その売却金で購入。
アウディは日本でこそいまだマイナー、車に一家言ある人が買っているが世界的には大人気のようだ。オーストラリアでも高級住宅地にはアウディが多い。メルセデスは多くの国で知識階級の連中にはバカにされている。確かに最近のメルセデスは品質レベルはひどい。今回のSで大分改善されているらしいが、日本ではメルセデスに乗る人のマナーが悪すぎる。それだけで乗りたくない。
アウディは決して安くはないが、内装や外装あらゆるところのクォリティがあらゆるメーカーの中でトップだと思う。とにかくきちんとしている。細かいところでは、天井に着くアシストグリップ。普通はばたんと戻るが、アウディのそれはゆっくり戻る。シガーライターがゆっくりと反転して現れる。グリルにつくボンネットオープナーなど細かいところまでしっかりとしている。ちりのあわせも完璧、隙間が狭すぎてスイッチなどは逆に押しづらかったりする。そのあまりにも凝ったメカニズムで故障も多そうな気配を感じる。重量も1700kgを超え燃費も6しか走らない。乗り味はメルセデスとBMWの間よりメルセデスより。走らせても楽しくはないが、全く疲れない類のもの。V6はアクセルが過敏に反応しすぎてよくない。やはり2Lで十分だ。今はなんだかこれで満足している。本皮でないシートも気に入っている。大体皮なんて夏厚く冬冷たく、くさいし、手入れもしなくちゃなんないしでなんで選ぶのかワカラン。でも設定が皮しかない車も多いし、何より下取りアップだからね。
もう半年も乗っている。距離にして11000km。

ジャガーXJ6

2006年03月08日 00時57分07秒 | Weblog
思うところあり、ビジネスを売却した。メルセデスのCLSと迷った末に、40でジャガーの目標にはちょっと早かったが、買い物に行った時に購入した。スーパーV8にも試乗したが、全くもってたいしたことなかった。名のある評論家はこぞってスーパーV8をほめるが、いったいどういう評価基準なんだろう。あと20年もすれば私にもわかるのだろうか。確かに皮シートはいい。イギリス車の上級グレードの車の皮はどうしてあんなにいいんだろう。アメ車みたいに安物グローブみたいでもない。イタ車みたいにくさくない。ドイツ車みたいに堅すぎない。4.2、3.5のV8も試乗した。V6を比べるとドライビングプレジャーは軽いV6の方にあったので結局V6にした。
昔あれほどあこがれていたのに何の感動もなかった。2000kmも乗らないうちに、会社の購入相手に貸しっぱなしになっている。今では誰が乗っているのかもわからない。まだ売却はしていないようだが。
V6がでたときもびっくりしたが、最近ではさらに廉価版が出てきた。そんなことばかりしているジャガーは下取りも悪くなる一方で、あまりのリセールの悪さで次に買いたいとは思わなくなるんじゃないか。昔のマツダ地獄みたいに。
車に関して言えば、ジャガーの香りはするものの何かが違う。スイッチ類は「これフォードのですか?」と聞いたがジャガー専用品らしい。いい車なんだけど、ジャガーの妖しさがない。
乗り心地は何にも似ていない。雲の上に乗って走るような感触。空飛ぶじゅうたんみたいな感触。燃費も9ぐらい走ってたなぁ。今のアウディより燃費がいいけどでかいのであまり乗りたくなかった。
不思議なことに、あの時CLSにしておけばとも微塵も思わない。でたときの印象は強かったが、もう見飽きた。あの車に乗っていて同じ車が前から来たらいやな気分だろうな。亜流であるべき車はメジャーになっちゃいけない。そして、やっぱりあの顔は変だ。

ロータスエクシージS2 

2006年03月07日 07時06分24秒 | Weblog
あまりに不本意なオーストラリアでの成績のため購入、ひたすら練習にいそしむ。データロガーをつけ、足回りをオーリンズに変えた以外は全くノーマル。オーリンズは街のりではノーマルサスよりもずっと快適だが、サーキットではやわらかすぎると思う。タイムがノーマル時と変わらん。ネオバ、FSWで2分6秒台、筑波6秒2。

ロータスエリーゼS2 111R

2006年03月05日 00時12分05秒 | Weblog
5Lのゲレンデが1.8Lのエリーゼになって帰ってきた。S1と比べるとやはり重く、ひらひら感も薄くなり、特別な車を運転している感覚は薄くなった。エンジンはパワーこそ強力なものの、重い車を馬力で引っ張る感覚はエリーゼらしくないと言えばらしくない。逆に信頼性が大幅に高まったことは好ましい。ACも普通に使えるし、アイドリングもしっかりしている。いろんな所から出るノイズも大幅に減った。より普通の車に近づいたと言うことか。アメリカで売るそうだから方向性は間違ってはいないのだろうが、長い目で見るとどうだろうか。おそらく最初はものめずらしさもあって、たくさん売れるだろう。たくさん売れれば、たくさん作らねばならない。それに伴い生産設備への投資が大きくなる。その設備の利用率を上げるために、より市場に迎合したモデルを作らねばならなくなる。やがてブームは去り、負債を抱えたロータス部門は再度売りに出される。様な気がするが。
何とか軽量化を目指した111Rは、ドアパネル、FRカウル、サイドシル、ボンネット等を全てドライカーボンで作成。LSD、クロス、ハイコンプ、クァンタムなどかなりの投資をしたが、練習なしのぶっつけ本番、予選でクラッシュ、Sタイヤにもかかわらず筑波4秒4の平凡なタイムで終了。オーストラリア、ロータストロフィの参戦のために売却した。

メルセデスベンツ G500

2006年03月04日 09時54分31秒 | Weblog
あまりに買い換えが激しいので、知り合いの車屋さんが値落ちの少ない車を紹介してくれた。
キムタクも乗っていたゲレンデG500のしかもショート。距離も少なく程度も抜群だった。
後ろのドアは力一杯閉めないと閉まらないし、ドアを閉めるたびにキーンという高周波が車内にこだました。「最善か無か」の哲学はそのゲレンデにはまだ息づいている。例によってオーディオ改造をしたとき、木目パネルをばらすと、薄い木の層の真ん中に鉄板が入っている。経年によってひび割れないようにするためのものだろう。仲間とローバーEXにキャンプに行ったとき、ディスカバリに混じって、オフロードコースで泥遊びをしたが、3つのデフロックの内2つだけで階段を含む全ての場所が走れた。(水たまりはさすがに遠慮した)さすが軍用車。オフロード性能は半端じゃない。
しかし普段乗るかっていうとこりゃ別。見切りはいいけど、車高が高いので大きく感じるし、よく考えたらジープに乗って移動するのってなんか変でしょ。しばらく乗らなかったら、バッテリー上がった。普通の車とではバッテリーつないでも、ジャンプスタートが出来なかったのでJAFを呼ばねばならなかった。トラックだなこりゃ。2回あげたあと観念して交換したが、5Lのエンジンはバッテリ用量もたくさん必要なようで、ラゲッジルームにあるバッテリーは工賃込みでヤナセで7万もとられた。オーディオの取り外しが大変だったせいもあるけど。
ある日近くの「シマヤ」にエリーゼを見に行った。その日の午後にはoyajiにG500の引き取りをお願いしていた。エリーゼ111Rに乗って帰ってきた。ゲレンデに乗ったのは1500kmだった。

キューブ

2006年03月03日 09時07分30秒 | Weblog
ディアマンテの車検が来たので、知り合いにタダであげた。そのあと何を買ったのか思い出せない。普段は会社のキューブに乗っていた。スポエリは筑波のガレージに眠ったままだった。ひどい時にはフォーミュラ隼、ロードスターNR-A、ロータススポーツエリーゼ、M3を同時に所有、どうにも実用的でない車ばかりだった。何もかもいやになって全てを売却し、集約した車がキューブだった。今でも実用車のNo.1はキューブだと思う。トレイル並みの荷物は運べる、フルフラットになる、乗ろうと思えは6人乗れる、燃費は12以上しかもレギュラー、スマートキーもついてる、2車線あればUターンできる、それでいて足回りも金額の割にはきちんとしている。ヴィッツもブーンもみんな試乗したがキューブは最高だった。10ヶ月で26000km走った。

R32 GT-R 2

2006年03月02日 09時49分13秒 | Weblog
男はやっぱりGT-R。今度こそ事故歴無しの白いGT-R。あぁ、もうあまり書きたくもない。前後APブレーキ、オーリンズ、スタックメーター、TE37、ワンオフCPU、各冷却対策、その他諸々250万使ってチューニング。Sタイヤで筑波5秒4。目標の1秒台まであといくらかかるのやら。しかも2回でSタイヤ終了。その間、ラジエーター水噴射、ブレーキ液噴射、いろいろあってストレスばかりたまる。
GT-Rは結局、エリーゼのチューニング費用の一部となって消えてしまった。

AE86 レビン

2006年03月01日 09時31分10秒 | Weblog
隼、ロードスター、スポーツエリーゼと売却し、サーキットはもう引退したつもりだった。街乗りで楽しく遊べる車として86をヤフオクで購入した。程度は抜群で街中では楽しい車だった。これだよこれ、速いだけが車じゃないよ。足回り、ブッシュ、アルミに始まり、エンジンOHまで全て純正品で仕上げた。60万の車に120万かけてセミレストアした。楽しかった、あの日が来るまでは。
知りあいがサーキット走行会をやるというので86で参加してみた。自分としてはもう全開バリバリ、侵入で姿勢を変えわずかなカウンターでコーナーを抜ける、これがプロ(から聞いた)の技だ!とばかりに走ったものの、何と結果は参加者中最下位。
車がちがう、で納得できるほど私はまだ大人ではない。こうなったら、もう一度GT-Rで復活しよう。
なじみの車屋さんに売った86は事故歴も判明して、また60万になった。120万は何処へ行った?