a passion for cars

自動車趣味…その果てしなき天国と地獄についてのブログです。オーストラリアでのロータスエクシージによる海外レースなど。

テスラ モデルX  売れるんかいな。

2016年09月27日 22時00分06秒 | Weblog
テスラのEVは1500万出せば540kmの航続距離が得られる。
しかしGL350dの航続距離は1100kmだ。しかもEVの場合、フル充電はバッテリーの寿命を縮めるらしい。
モデルS P85+の場合、最長航続距離は500kmだが推薦満充電量ではは380kmになる。
わざわざ充電地点を事前に確認しながらの旅行は私には面倒だ。
最近ではPHEVも増え、かならず充電器設置の駐車場が空いているとは限らない。
待ったあげく、普通の200Vでは12A供給で1時間充電して10kmしか航続距離は伸びないんじゃ全く実用的ではない。
テスラであっても今の日本では、シティコミューターの域をでない。
年数回の長距離旅行のためにGLは手放せない(買ってまだ半年だし)。

モデルXがいよいよ日本に上陸した。

さて、早くも試乗記事が出始めたが、やはりべた褒め。
革命的なSUV、世界のSUVが真っ青。

たった500kmしか走れない全幅2070mmのSUVにどうして世界中のSUVが真っ青になるのか。
スーパーで両隣にベタづけされて車に乗ることさえできずに、真っ青になるのは購入者だと思うのだが。
大事な家族のせて0-100km/hを3秒で走る意味があるのだろうか。
そしてこれはカッコいいのだろうか。新型のロンドンタクシーに間違われないだろうか。
シルクハット着用義務があったりするのだろうか。

とはいえ、EV独特のゼロ加速、無音瞬間ワープがヤミツキになっている自分もいる。
周りの景色が溶け出す感じ、バックミラーの車がいきなり点になる感じ、中毒性ありです。
で、今一番欲しい車、

カッコいいなぁ。かろうじて4人乗れるし、引いた200Vが無駄にならないし。

いやいやこんなん買ってしまったら家族旅行がレンタカーになってしまうよ。

テスラ モデルS 予想通り

2016年09月25日 20時53分56秒 | Weblog
テスラは非常に優秀な回生エネルギーシステムをもっている。
ブレーキ操作(熱エネルギーへの変換)によってエネルギー回収動作の始まる他のPHEVやEVと違ってアクセルオフだけでエネルギーの回収が始まるからだ。


なるべく穏やかに車を走らせた時の電費計が

同じ道をフル加速までは行かないけれどアクセル踏みまくった時の電費計が

現在の千葉の電気代とガソリン代から、5000/電費=ガソリン燃費で換算できる。
省燃費走行時が30km/l。踏みまくっても26km/l。やはり予想通り。
同じ重量級のGクラスやGLでは半分になってしまうことを考えると燃費の悪化がほとんどないといってもいい。
インパネ表示の残走行距離がきわめて正確なのは燃費の変動が他の車より少ないことが寄与していると思われる。
優秀な回生エネルギーシステムによって踏みまくっても無駄にエネルギーを撒き散らかすだけではないのだ。


アクセルペダル一つで速度を調節できるのは楽なことこの上ない。
なんと信号待ちなどの完全停止時以外、全くブレーキを踏まずに片道30kmの通勤路を走りきってしまった。
ホイールがブレーキダストで汚れないのもいい。

ちょっとした段差で底付きしたような振動がでたり、ウィンドモールがはがれてきたり、滑りやすい皮シートとか、
自動車としてはまだまだ発展途上だけれど大手メーカーの資本が入ればなかなかの車になるだろう。
テスラ社には数年前トヨタが出資した経緯があるのだけれど、提携ではなく買収すべきだったと思う。
現在のテスラの株価は単なる買収を見越した投機のようにしか見えないのだけれど。



テスラ モデルS 少し楽しくなってきた

2016年09月23日 21時56分50秒 | Weblog
電気自動車の出力特性に体がなじんできた。
60kgmのトルクが瞬時に取り出せるのを利用しての加減速はこの車でしか味わえない。
特に一般路での信号グランプリはポルシェターボクラスでも気を抜いたらあっさりおいてかれるだろう。
どんなもんだろうとあおってきた86を一瞬にして豆粒にして戦意喪失させることもできる。
とにかくこの一瞬の瞬発力はガソリン車では味わえない

ガソリン車ならば使用したエネルギーは減速時、ブレーキで熱エネルギーにかわってパーになってしまうがEVは回生エネルギーとしてある程度回収できるので後ろめたさが和らいで精神衛生上も宜しい。そしてその様子はグラフィックで確認できる。
そんなわけで結構アクセル踏んでも燃費が激悪化しない。
上り坂でエネルギーを消費しても下り坂で少し回収できる。
高校時代好きだった力学的エネルギー保存の法則を思い出す。
位置エネルギーと運動エネルギーを感じながら運転するのもこの車ならではの知的な作業。
文系の人にはツラい作業であるが。

テスラSにはマニュアルで車高を変えることのできるエアサスがついているのだが中間の位置が既にかなり低い。

コンビニの縁石には確実に当たる。この車は車高調整をした場所を勝手に登録して次回より自動的に車高を調整してくれるのだが全てのコンビニを登録させるわけにはいかないのでこんな止め方になってしまう。
でもノーマルでこのシャコタン、カッコいいので許そう。





テスラ モデルS I miss 物理スイッチ

2016年09月22日 21時51分52秒 | Weblog
完全停止時以外はフットブレーキは必要ない。ということはブレーキランプがつかないので追突されるのでは?
と思っていたが、ある程度の減速Gでブレーキランプがつくようだ。

メーター中央のミニチュアが実際のヘッドランプ、ウィンカー、ストップランプどおりに表示してくれる。
右端の心電図の波形みたいなのは燃費、というか電費。電気代を25円/kwh、ガソリンをリッター120円とするとだいたい25km/l走る計算。


家族で大洗のアクアワールドへ。
セダン(正確にはハッチバックだが)はキャデラックCTS以来だろうか。
昔は車といえばセダンだったけれど、子供が小さいと不便でしかない。
1950mmの全幅は駐車場から子供をおろすのにもいちいち車を動かさなきゃならないし、低い車高は腰を痛める。
前席と後席の間のスペースはBクラスにも劣る。一人ふたりで乗るのならクーペの方がカッコいい。

土砂降りの中の高速道路、安定感はGLに遠く及ばない。
テスラロードスターに続いて2車種目でこのクォリティはほめられてしかるべきなのだが。
車経験が豊富な人からは敬遠されるんじゃなかろうかと思う。前のオーナーはわずか4ヶ月で手放したようだし。
ハンドリングも独特で回生ブレーキのせいなのかストロークの短いエアサスのせいなのか、アクセル抜いての荷重移動ができないのでコーナーも気持ちよくない。
いずれどこかのメーカーに買収される気がする。
IT関連で、IPO後にさっさとアストンヴァンテージに飛びついたような連中とか、たまたま株で儲かったハイテク好きの人向きかな。
車よりiPhone好きな人。
ハイテク仕掛けの電気自動車を素直に受け入れられない自分に対して、あぁオレも歳とったのかな、と思う。
新しいものを受け入れる気持ちはあるのだけれど。
今はベビーカマロかC3アイアンバンパーの未燃焼ガソリンの匂いがかぎたいのです。


テスラモデルS P85+ ショウユ顔

2016年09月18日 21時09分54秒 | Weblog
唐突だが、テスラが我が家にやってきた。プリウスはじめハイブリッド、PHEVは全く興味がなかった。
しかし、何でも食わず嫌いは良くない。

しかし当然中古車。試乗記事では絶賛の嵐、口コミでは強烈な批判コメント、新車では怖くて手が出せない。
1年のってGLとどちらを残すか検討しようと思う。


ノッケから電気自動車の洗礼。
新車では車両に付属しているはずのウォールコネクターがついていなかった。
急いでモバイルコネクターを手配してもらう。ガレージ内と外に200Vの電気工事。
そして納車時、いきなり走行可能距離残30km。

モバイルコネクタでは12Aまでしか充電できず。知らなかった。
契約電流を60Aにして30A専用の工事をしてもらったのに。
12Aだと1時間に10km分しか充電できない。かといって今さら、ウォールコネクターを購入して、契約電流を100Aにして電気工事をやりなおす気にもなれない。いつ手放すかわからないのに。
乗りたい時にすぐに乗れないのはストレス。車買って充電から始まるって何だかなぁ。
外観はジャガーに似ている。セダンでベストのデザインとテスラのデザイナーはのたまっているが、まぁそうかもしれない。
実車は写真よりカッコいい。
フル加速は、ジェット機のよう。確かにワープのように、無音で加速する。
いきなり最大トルクをかましてくる。富士急のドドンパかな。エンジン音が無いので全く恐怖感がわかない。
実感がないというか。エモーショナルではないが、結構病みつきになる。
この加速を味わうためだけに購入してもいいのかもしれない。
スタイルもよくクセが無い、エンジン音も無い、内装は大きなコントロールパネルのおかげでスイッチ類が無くシンプル。
なんかとてもウスイ。多分女性にはウケるだろう。

デザインを除くと、いろんなところがメルセデスに及ばない。
乗り心地は決して良くはない。ブレーキをほとんど使わずに走れるのは、良い。
いつもガソリンがあふれる位満タン状態でないといやなオレには電欠の恐怖はストレス。
長距離走れないからオートパイロットはいらないし、パーキングアシストも不要。

やはり実際に所有することの無い評論家の意見は参考程度。
今のところ95%GL残留。
これから自分自身の評価が変わってくることを期待したい。

GL350d 一生物のはずだったG350dが、、、

2016年09月13日 21時47分08秒 | Weblog
最後のブログの記事からもう10ヶ月もたってしまった。
結局一生モノと決意して購入したG350だったが、たまたま家人のB180の点検のおり、
マイナーチェンジする直前のGLをすすめられ、
在庫車の中にたまたまリアバックレストモニターとリアDVDプレーヤ、ハーマンカードンのオプションがついており
さらに恐るべき値引額が提示され、かつ1年ちょっとで2万キロ乗ったGの下取りもまぁまぁということもあり。

車両入れ替えとなったのでした。
納車後その足で都内のタイヤ店にてダサい純正タイヤを処分し、

昔から比べると恐ろしく安くなったカールソンとピレリのオールシーズンに履き替えたのであります。

それから半年、たったのですが、あぁ何というか、ベンツ(Gのぞく)ってやっぱりネタにならないなぁ。
乗り心地はいい。特に助手席は極楽至極、らしい。
大変よくできたアメ車っぽい。高速度で怖くないアメ車。
燃費もGよりだいたい2割良く帰省時は12〜13km/l、今までの平均11km/l。
当たり前だがハード的にはGより全ての面で勝っていると思う。
あぁ、しかし、、、1日で飽きた。正確には飽きていない。飽きるようなテンションの高まりが無い。
シェルビーのときみたいに写真撮りまくるとか、どこへ行くにもGで出かけるとか、S660で走るためだけに早起きするとか。
360モデナのように眺めているだけで満足とか。
半年で4500km。うち半分は2回の帰省でかせいだもの。
やはりメルセデスは究極の実用車なんだと思う。
家族4人と幼児用自転車2台積め、墓参りには7人でもらくちん移動、かなりの高速移動もストレス無いうえに経済的。
前から見ると顔の大きな歌舞伎役者みたいで、ハッタリも効く(決して美男ではない)。
理論的にはケチのつけようが無い。
しかし毎日乗りたいか?わざわざ乗るための理由を探すか?と言われると間違いなくNo。
Gとの決定的な違いは乗ってる自分を他人または自分が見てカッコいいのかどうか。
Gにはまぎれも無いGの世界がありその世界観を運転しているあいだ中感じることができる。
たいしてGLは他のどの車より快適で、人より少し金持ちかもしれない自分。そこに快感を感じるかどうか。

買替えておきながら、GLに対して非常に否定的、車趣味人としては。
しかし運転中は、あぁ〜ホントにいい車だなぁ〜、と毎回実感させられるのがメルセデスの凄いところだと思う。
本音を言えば、レヴァンテがとても気になる。官能的なSUVって今まで無かったから。