a passion for cars

自動車趣味…その果てしなき天国と地獄についてのブログです。オーストラリアでのロータスエクシージによる海外レースなど。

GSX1300R 隼

2006年03月31日 08時56分04秒 | Weblog
金にものを言わせてとうとう最強のバイクを手に入れた。公称300kmオーバー、178psのハヤブサ。さらにダイノ何とかと言う追加コンピュータでチューニングした。さすがにすげー馬力、ホイールベースが長いのでウィリーは意外と難しい、すぐにホイールスピンしてしまう。もうウィリーができる歳でもなくなってしまったが。ZX9Rよりも重心が低いので乗りやすい。コーナーもひらひらではなくどっしりと曲がっていく。ツーリングにはいい。
例によって仕事が終わると一目散に日光へ向かって走った。なんと2時間後についた。中善寺湖畔で宿泊場所を探す。湖に面したその施設はちょっと暗い感じ。宿泊客は誰もいなかった。夜ひとりでテレビを見ていてふと目を天井に向けると、何か黒い斑点がついている。その斑点に沿って目をおろすと、壁の梁を伝って横の柱まで続いていた。柱から天井にまた目をゆっくり移す。どうも下から上へ、、、、これって血しぶきでねえのーっ?障子や壁紙は変えてあるけど、柱と天井だけ残ってんじゃん。窓の向こうは漆黒のみずうみ。夜中の2時とうとう耐えきれなくなって、フロントへ電話した。「あの~、何か血糊みたいのがついてるんですが。」フロント「そんなこと無いですよ~。」あぁ、眠剤持ってくればよかった。とか考えている内にまどろんでいつの間にか眠ってしまった。結局何もなかったのだが、バイクでひとりツーリングに出かけるといろんなハプニングや事件が起こる。箱根のユースホステルでホモのおっさんが布団に入ってきたこともあったし。その時には必死なのだが後で考えると笑えるよなぁ。
バイクはもう人間の手に負えるものではなくなってしまったと思う。ハヤブサは160km/hを超えてからでないと楽しくないバイクだった。160kmを超えると風圧と体の前傾バランスがとれてくる。100km/hでは逆に苦痛なのだ。東北道で220km/hで巡航中、覆面パトカーを追い越してしまった。気がついたが速度を落とさなかった。追っかけてはこなかった。SAでトイレをすませた10分後、その覆面パトが突如ミラーに現れた。十分に速度を落とした、つもりだったが140km/hでていた。「すごい勢いで抜いていったねぇ。やっと追いついたよ。」
4回目の免停。