a passion for cars

自動車趣味…その果てしなき天国と地獄についてのブログです。オーストラリアでのロータスエクシージによる海外レースなど。

GSX250Eカタナ

2006年03月15日 17時42分46秒 | Weblog
う~ん、書く事がないのでしばらく単車歴でごまかそう。
初めてバイクに乗ったのは20年前、車の免許を取った18の時。友人に借りたGSX250Eカタナだった。カタナと言う名前はつくものの750のKATANAとは似ても似つかないものだった。
原付免許(1回不合格)でDT50(つまりギヤ付)に乗っていたので、250も簡単に乗れた。二輪は自動車免許があれば乗れると思っていた。自動車学校にも行かず、俗に言う一発試験で免許を取り、実は学科試験も落としたりしていたので、交通法規はあまり理解の無いまま自動車免許を取ったのだった。当然免許不携帯と無免許運転の違いを知らなかった。
初めて乗った250CCは当然のことながらDT50とは何もかも違った。何より速いし、信号待ちでいつも先頭に出ることが出来る。免許無いにもかかわらずいろんなところへ出かけた。
こりゃ免許とってちゃんと乗ろうと思って3ヵ月後に取得した。
免許取得後、その友人はこけて傷だらけのGSXをただでくれた。なおす金がなかったのでGSXは折れたステップのままGSや家庭教師などのバイトの足となった。
ある日GSでNTTの作業車に給油した時、ガソリンキャップをするのを忘れて送り出してしまった。NTTに電話で問い合わせ、現場を調べ、急いで単車で追っかける。ノーヘル、曲がって鬼ハンのようになったステアリング、フロントブレーキの壊れたGSXで信号無視を繰り返し、何とか無事キャップを届けることが出来たが、命からがらだった。その後バイト代できれいになおったGSXは、何者かによって盗まれた。「盗んだバイクで走りだすぅ」の尾崎がデビューした時だ。本当にその曲を聞いたときはむかついた。GSXは無事発見されたが、えらいことになってしまっていた。