閉伊川ワカサギ博士の何でも相談室

Welcome to Dr. WAKASAGI at HEI-RIVER 森川海をつなぐ学び合いの活動を紹介します

サンフランシスコ湾の夜景

2009-01-30 | ローレンス科学館
 どこか、落ち着く。それは生まれ育った風景に似ているからだろうか?
 ここバークレーには,カリフォルニア大の本部であるバークレー校がサンフランシスコ湾を望む小高い山の斜面に位置する。ちょうど宮古市黒森山の頂上から黒森町一帯が大学の敷地になっているようなものだ。また,この山の一部は住宅地となって,サンフランシスコ湾を眺めることができる。私の住んでいる場所は,100年前に住宅の開発が始まった。現在は木々が茂っているが,当時は全く生い茂っていなかった。ちょうど,黒森神社を中心として宮古湾に面した斜面一帯に住宅が整備されたようなかたちである。300mの標高が続く,道路は急斜面の場所もある。長崎や神戸,市内の鍬ヶ崎,小沢のようなところであろうか。海が見えるのはなかなか気持ちがいい。山と海に囲まれてどこに何があるのかがわかりやすいのも,一因かもしれない。
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Cabrillo Marine Aqarium Visit

2009-01-29 | シーグラントカレッジプログラム
 USCシーグラントのエデュケーターから紹介され,カブリオ水族館のコーディネーターのラリーを訪問した。この水族館は私立であるが,職員はロスアンジェルス市職員である。100名のスタッフがおりそのうちフルタイムが40人である。職員の構成は,アクアアリスト5名,スタッフトレーナー10名,エデュケーター8名,エデュケーションキューレター1名,アウトリーチエデュケーター8名,プログラムディレクター2名,ホエールウオッチコーディネーター1名,ボランティアコーディネーター1名などである。

 多くの職員が好意的に各施設を案内してくれた。
 アウトリーチ担当者のクリスは水族館に来れない子どもたちのための活動をしている。移動用のバン3台を見せてくれた。バンには海洋生物を設置し移動する展示するための特別の常設装置を備えていた。パペットショーはアウトリーチで最も人気のある催しで,着ぐるみを子どもに着せながら生物の説明をするもの。今日はクジラ祭りでホールで実施するという。「あなたも着ぐるみを着るの?」「見ればわかるように,私は必要ないよ。」とジョークを飛ばしていた。
 
 教育担当のジムは,2つの教室を見せてくれた。「日本の海洋教育の普及のための視察です。」とこれまでの経緯を説明した。「教育担当として力を入れていることは?」と聞いてみた。「科学というのは遠い存在ではなく身近な存在であることを子どもたちに伝えることがこの水族館の使命です。」「子どもたちが,水族館に訪れて,研究者の様子や研究の方法を学ぶことが出来るように,心がけています。」
 
「ぜひ,見ていただきたいのはレイズ・ナサーリーです。」とジムに案内されて水族館の研究所に設置されているの展示室に向かう。レイズ・ナーサリーとは一般公開された生物飼育研究室である。ここは,研究所の飼育施設がそのまま見学できるようになっている。ユニークなのは,中学生から大学院生が研究する施設になっていることだ。その研究の様子を一般客が観察をする。入り口には,研究の手法が説明されている。もちろん,グルニオンやクラゲ,タツノオトシゴなど,飼育している生物も興味深いが,研究の様子を間近に見ることが出来る。まさに,ジムが話してことである。ここには,専門のキューレーターも配置され,プログラムディレクターとともに,研究内容や展示内容を検討しているという。

 研究に取り組んでいるPB高等学校のケビンにインタビューした。「なぜ,ここで研究しているのか?」「学校の選択授業の一環で,研究活動の場所としてここを選んだ。」「将来はドクター(医者)を目指している。」「ドクターになるため,生物学か,生物化学の学科に入学しようと思っている。」「マリンバイオロジー学科には進まないが,興味があり,研究手法は同じであるのでとても勉強になる。」と話してくれた。(PB高校はアジア系の高校生が多く,競争が激しい,という。)

 最後に,ディレクターのマイクに話を伺う。カブリオ水族館のミッション(使命)は「全ての訪問者に,教育,レクレーション,研究の機会を与えること,そして海洋生物への理解,保全,感謝の心を高めること。」であることを伺った。机の前に掲示しているこのミッションをいただいた。私も,訪問者の一人であることを後で身をもって感じている次第である。

Cabrillo Marine Aquarium
engages all visitors
in education, recreation, and research
to promote knowledge, appreciation,
and conservation
of the marine life of southern California.

Cabrillo Marine Aquarium Proposed MISSON 2003
---
Cabrillo Marine Aquarium
will be internationally recognized as a leader
in providing friendly and accesseible
seashore programs and facilities
for understanding and improving
our relationship
wih the marine environment.

Cabrillo Marine Aquarium Proposed MISSON

 水族館の展示を見学した。75年の伝統がある水族館である。気候は穏やかであるが,海は冷たく,寒流系の魚が多い。クラゲの飼育展示は日本の水族館の協力によるものであるという。日本から来たミズクラゲ(Aurelia aurita) も展示されていて,ミズクラゲを1年間研究したワカサギ博士としては大変うれしい限りであった。

 確かに水族館施設は日本は世界一の数を誇り,世界最大級の水族館をあちこちに備えている。科学技術白書でも,科学技術と社会との対話の必要性が指摘されている。水族館施設等において,実物を用いた教育こそ最も効果の上がる科学教育である。特に,海洋科学はホリステッィクな学問であり地球を科学的に捉えるためにも学習の価値があるだろう。その意味では,水族館は最も身近で親しみやすい科学学習施設であるといえるだろう。ぜひ,日本でも海洋を通して科学教育に力を入れていきたいところである。

Cabrillo Marine Aquarium
100 staffs, 40 full time employees, 5 aqualists, 10 staff trainers, 8 educators, 1 education curator, 8 outreach educators, 2 program directors, 1 whale watching coordinator, 1 volunteer coordinator,this aquarium mission is to inform to students that science is not far from our daily life, what most emphasis thing is to show them what the scientist is doing, how to do in scientific method. Raise nursery is the laboratory to show the audience how scientist raise marine creature, how to research in scientific method. some time high school student engaging in research activity.
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USC シーグラントカレッジ本部を訪問

2009-01-28 | シーグラントカレッジプログラム
 USC Sea Grant College本部を訪問。滞在先のサンペドロから車で40分,ロスアンジェルス市内にあるUniversity of Southern California ,Wrigley institute内に設置されている。

 この建物には,海洋生物環境学科が入っており,建物全体には,イルカ,カジキ,ペリカン,カメ,カニ,などの動物のモチーフがあしらわれていて,実に美しい。この建物の右奥には,音楽学校が併設されていて日本人の著名なバイオリニストが教授を務めている。ピアノや弦楽器の美しい音色が聞こえてくる。こうした環境でサイエンスが出来るというのは,どんなに幸せなことであろうか。

 さて,本題に移ろう。こちらのUSCシーグラント本部には専属のスタッフが9人いる。NMEAやCOSEEに所属しているEducator(教育者)が多い。来年度のNMEA2009のホストでもある。給料は,シーグラント本部,NSF全米科学財団の予算で設置されているCOSEE WEST,そしてUniversity of Southern Californiaからの予算がもとになっている。

 カルフォルニアシーグラントカレッジの違いは,大都市における海洋の問題を中心に扱っていることだ。研究だけではなく市民教育と学校教育に重点を置いていることも大きな特徴である。中でも,2002年に設置された海洋教育を推進する組織であるCOSEE WESTの本部もかねており,シーグラントカレッジとCOSEE WESTが恊働で教育活動を実施している。

 シーグラントカレッジエクステンションの活動を学校教育に結びつけていることも見逃せない。カルフォルニアシーグラントでは,調査研究活動に大きなウエイトをかけているが,こちらはエクステンションでも学校教育に関わっている様子がうかがえた。また,USCシーグラントカレッジはロス周辺の水族館,学校区と深い関わりを持っており,多くの教育プログラムが提供されている。

USC Sea Grant College, Wrigley institute, University of Southern California
9 staffs, budget from NOAA, NSF, COSEE WEST, University. they focus on not only research but also education for general public and K-12 and supply educational materials round Los Angels.
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USCシーグラントカレッジ主催 Teacher’s workshopを視察。

2009-01-27 | シーグラントカレッジプログラム
 サンジエゴから北へ2時間,ハイウェイを走るとロサンゼルスにつく。ここにはUSCシーグラントの本部がある。こちらのシーグラントは,市民教育と学校教育に力を入れているシーグラントである。実際に,週末に開催されたTeachers' workshop を見学した。

 本日のテーマは,移入種の海藻について である。場所は,海洋ほ乳類ケアセンター。この施設はサンペドロ市にありロスアンジェルスの学校区が運営している学校教育用の実験施設。小さな施設であるが,学校の先生たちが利用しやすいようにできており,専門のスタッフもスーパーバイザーとして配置されている。後ほど,サンペドロ高校の科学の先生にも伺ったが,小学校から高校生まで有効に活用しているという。

 まず,実験室で海藻の観察。海藻が本日の大きなテーマである。まず,海藻の分類について実物の海藻を使いながら学ぶ。参加しているのは地元の高校の科学のTeacherが中心である。マリンバイオロジーを専門に教えている先生もいる。

 次に,講義室に移りシーグラントカレッジエクステンションのアドバイザーから「潮間帯における外来種の問題」について講義があった。例えば,金魚は全米各地に分布しを拡大している。ミノカサゴは東海岸全域。そして,カルフォルニア沿岸で問題になっているウミブドウ(Caulerpa)の仲間などが紹介された。

 さらにこの講義後に,シーグラントの教育専門担当者(Educator)からこの問題について,どのように各学年にあわせて教えればいいのか,解説があった。例えば,ライオンフィッシュ(ミノカサゴ),東海岸一帯に分布し問題になっている。小学1年生の例では,1週間にわたり,教室内に隠されたライオンフィッシュを探す。そして,それがどこにあるのか,そして大きさはどの程度なのか,休み時間に観察させる。そして,最終日にどのような場所に隠れていると見つけやすいか,どのような場所が探しにくいのか等を議論させる。

 午後は,タイドプールに出向き,実際に観察を行った。高校の教師たちは大変満足した様子であった。こうした教員向けのワークショップは海洋教育以外にも,スペース教育,エンジニア教育等様々なものが用意されているようだが,シーグラントは先駆けのようである。

 教師向けのこうしたプログラムを大学に所属するシーグラントカレッジ教育担当者(Educator)が実施することで,最新の研究成果をダイレクトに伝えることができる。また,大学の研究者にとってもアドバイザーや教育担当者の解説が入ることで理解を促進させることができ効果的である。日本には,まだこうした施設や研究機関と教育現場をつなぐ人材は整っていない。進歩の著しい科学教育を推進する上でこうした体制を整えていくことは,喫緊の課題であろう。

Teachers' workshop held by USC Sea Grant
This workshop was conducted by USC Sea grant and COSEE West collaboration.
This workshop was programed using Learning cycle. This theme was invasive species. The scientific knowledge was informed by sea grant extension staff, after that COSEE West educator lectured how to teach about this problem in your class.
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Birch Aquariumにおける教育活動を視察。

2009-01-24 | シーグラントカレッジプログラム
Birch Aquarium はスクリプス海洋研究所の付属施設である。 

 バーチアクアリウムの特徴は,小さい水族館であるものの,教育施設として充実していることである。教室が2カ所設置されており,教室の中には様々な生物の展示や,実験施設、屋外には無脊椎動物を中心とした生物を常備して教育にいつでも使えるようにしている。

 すべて,ラーニングサイクルをベースにしたIBL(inquiry based Learning-探究学習,探求学習)理論を用いている。写真は,Invitation(招待)の場面である。小学3年生を対象にケルプの生態系学習をハンズオン(体験学習)で実施している。子どもたちの様子を担任の教師2名と保護者が後ろで観察しているだけでなく,教師や保護者にとっても初めて聞く話であり興味深そうに聞き入っていた。もちろん,しっかり講師料をとる。50分で30人学級に対し2万円ほどである(小中高教育)。

 教育担当者は常勤で4人,スーパーバーザーが1人,非常勤が11人いる。また,ボランティアは別に登録されている。ボランティアの中には,スクリプス海洋研究所の元研究者も含まれている。また,飼育担当者は専門に飼育を担当する。また,水族館に来れない子どもたちのために出張することもあるようだ。
Birth Aquarium
Exhibit and class room was used IBL. Students study about kelp ecosystem by hands-on activity.
$20,000/50 minutes. 4 educators, 1 supervisors, 11 part time educators, many volunteers including former SIO researcher.

 こうした,しっかりとした人員を配置することは重要であるが,人員を配置するためのペイできるシステムを作ることはさらに重要であろう。

 次に目を引くのは,スクリプス・エクスプロ・ギャラリーである。ここにも専門家が複数配置されている。スクリプス海洋研究所での研究成果を市民にわかりやすく解説している。彼らが考えているのは,研究者,科学者は特別な存在ではなく身近であり,科学はみんなのものである,ということを理解してもらうこと,そして海洋科学の社会的価値を高めることを目的としているのだろう。

 予算は大学からの資金とと寄付金によってまかなっているようである。シーグラントカレッジからの予算措置はないという。

 単なる娯楽施設でなく,学校教育の場として頻繁に活用され,保護者も一緒になって参加し,科学を学ぶ施設として活用されているところが印象に残った。

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カルフォルニアシーグラント本部を訪問

2009-01-22 | シーグラントカレッジプログラム
カルフォルニア大学サンジエゴ校スクリプス海洋研究所(SIO,Scripps Institute of Oceanography)を訪問した。ここにはカルフォルニアシーグラントカレッジがおかれている。シーグラントカレッジの組織,予算,シーグラントカレッジの地域への波及効果を調査する目的で訪れた。シーグラントは商務省のNOAAに設置されている政府機関である。本部はワシントンDCにある。全米各地での海洋研究と教育ならびに市民への普及を目的に1960年代に設置された。全米の30大学にシーグラントカレッジが配置されている。MIT,フロリダ大学など,州立大学を中心に各州に一つおかれている。ただし,カルフォルニアだけは2つ配置されている。カルフォルニアシーグラントは主に,大学院生,ポストドクターへの多大なる支援を実施しており,その波及効果は計り知れないという。確かに,3大海洋研究機関に数えられるだけある。年間予算は12億円。そのうち4億円が政府から,8億円は地元企業や寄付だという。この金額のほとんどが,カルフォルニア州を中心とした研究活動の競争的資金として活用される。デルタスメルトの研究者の一人もこのスカラーシップを受けていた。ただ,高校生以下の教育,一般市民への教育には500万円が投じられているが,シーグラント全体では2%が教育に当てられることからすると,カルフォルニアシーグラントの一般教育への投入は少ないといえる。
visit SIO,Scripps Institute of Oceanography to meet director of california sea grant. this sea grant make strong effort to research. budget is $12M/y including $4M from NOAA. Educational budget is $50,000/y for camp sea lab.

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ワカサギ博士デルタスメルト生息地へ

2009-01-18 | シーグラントカレッジプログラム
  デルタワカサギの生息地サンフランシスコ湾の奥にあるSuisun湾を訪れた。デルタスメルトは日本のワカサギの近縁種である。カルフォルニアワカサギと私は呼んでいる。サンフランシスコ湾の奥にあるサクラメント川河口域周辺が生息地であり,世界で唯一ここにのみ生息する。論文で見たことはあるが,現地へ訪れるは初めてだ。
 緑豊かなベイエリアのバークレーを離れ,80号線沿いにSuisun市へ向かう。Suisun市が近づくとたくさんの羊と牧草地帯が見えはじめた。見渡す限り草地である。「これが本来のカルフォルニアだ。」とエミングトン氏はいう。さらに続けて,「あの大木は入植後植えたもの。本来のカルフォルニアではない。」
 リオビスタロード沿いはあたり一面牧草地とウインドミル(風力発電)が目立つ。農家をやめて,風力発電で億万長者が出ているという。
 リオビスタロードを途中右に折れ,コリンズビレという小さな村に向かう。そこにはSuisun湾に沿って彼のプロパティがある。プロパティに到着し,Suisun湾を望む。湾と行ってもサンフランシスコ湾のさらに奥にある。ここは,デルタスメルトの生息地であったが,姿を見かけることはないようだ。現在はバスが目立つという。穏やかである。波一つない。バスを釣るためであろう,小型ボートが沖合に浮かんでいる。私もデルタスメルトを探して,水面をのぞく。透明度は非常に悪い。悲しさがこみ上げる。I'm really sad! 地元の住民に話を伺う。「かつてはこの上流にあるサクラメント川に数多くの銀ザケが遡上したんだ。もちろん,デルタスメルトもね。今は全くいない。バスがいるぐらいだ。」「子供の頃(50年前)はここで泳いでいたんだ。」「子供の頃,ここの水は飲むことができたんだよ。」「デルタスメルト?いないね。」「なぜいないか?それは,水路のせいだ。上流の水を南の方に持って行っているんだよ。」「淡水がなくなって,多くの魚がダメージを受けているんだ。」この50年の自然の大きな変容を物語っている。閉伊川第一堰堤でも,漁師E.M氏が「昔は飲めたんだよ。今はだめだが。」と話ていたことを思い出す。しかし,閉伊川のそれ以上の変容である。
 Suisun湾は広大で、穏やかだ。しかし,彼方にみえる対岸のピッツバーグまでこの状態が続いていると思うと,残念でならない。
 帰路はリオビスタロードを西へ走り,リオビスタ市へ。スペイン語で,川を見渡す,という意味だ。サクラメント川が坂の下に見える風光明媚な場所である。川の様子を探る。小山田橋下と同じような透明度である。川幅は200m程度であろうか?。今回の調査では,デルタスメルトの生息を確認できる情報は得られなかった。
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「クジラバーガー?,それともバイソン?」

2009-01-13 | Weblog
ニューヨークタイムズでは,先週の水曜日から日本の調査捕鯨に関連し,「クジラのバーガーを食べるかそれともアメリカバイソンのバーガーを食べるか?」に対するコメントを募集している。http://community.nytimes.com/blogs/comments/dotearth/2009/01/07/on-whale-wars-and-bison-burgers.html?s=2
アメリカバイソンとは一時期絶滅しかけた野生種で現在では増えているという。サンフランシスコのゴールデンゲートブリッジ公園でも見かけることができるそうだ。バイソンは食べたことがあるか,とサンフランシスコ在住の方に聞いてみたが,バイソンは食べるものではない。という。つまり,野生動物であったらば,クジラを食べるのかバイソンを食べるのかという意味であろう。しかし,この質問にダイレクトに答える回答はほとんどなく,日本に対する意見がほとんどを占めている。その意見は,こうだ。野生動物は,殺すことはできない。崇高な生き物である。生態系の頂点の生き物を捕ると悪い影響が出る可能性があり,捕獲はいけない。南極海域はピースエリアであり調査できない,などである。これに対して,私も投稿してみた。
I'm now really concerned about fresh-water shortage in this country,
The shortage was maybe caused by human activities. Especially, cattle breeding and large scale agriculture cause decreasing a lot of forest and water.
So I would like to propose that to maintain the sustainability of fresh water and land resources, people may depend on ocean ecosystem services more. We discuss and research with all countries how to use ocean ecosystem services appropriately for the future generations.
(アメリカは,水不足が深刻だ。もっと海の生態系サービスを利用するように議論し,調査すべきではないかという趣旨)


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メンドシノカウンティーの河川

2009-01-12 | Weblog
 フォートブラッグの帰り道,やはり気になるのは,河川の状況である。高速101沿いのロシアリバーの看板が目に入った。ちょうど,海まで60km程度の場所。確かに,森林に囲まれて豊かな緑は豊富であるが,河川の状況は決して良い状況とはいえない。どこを見ても,閉伊川のひょうたん沼の状態である。一昨日のサンフランシスコ新聞でも,マリーンカウンティ(サンフランシスコのすぐ北)今年もギンザケの遡上は期待できないとする記事が,B欄のトップ記事になっている。その理由は,雨が少ないからだ,といわれているが,はやり原因は森林の破壊,そして1850年代からのダムの建設によるものだと記者は述べている。1950年代までほとんど問題はなかったが,それ以降急激に遡上がダウンしたようである。見渡す限りのワイナリーが続く道を走りながら,ブドウ畑の豊かな恵みに心を痛める思いであった。
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グッド・シェパード・ルーテラン・スクールを訪問

2009-01-11 | Weblog
 グッド・シェパード・ルーテラン・スクールを訪問した。この学校は,キリスト教の私立小学校である。サンフランシスコから北に30分ほど車で行ったノバト市にある。訪問したクラスは4年生16人のクラスで担任の先生は3人。他,芸術や技術の先生が別に配置されている。ここの小学校では,2年前にカルフォルニア大学バークレー校の海洋教育講座(MAREスクール)に校長先生と担任の先生が参加したのがきっかけで,海洋教育を年間計画に取り入れることになったという。毎年2月にオーシャンウィークを設置し,海の学習を実施しているようだ。今回は,バークレー校のMAREエデュケーターから15名の職員に対する「ラーニングサイクルの教育方法」講習会であった。
 講習会終了後,芸術の先生にお話を伺った。
TS「他の教材と比較して海の教材はどうですか?」
MB「他の教材に比較して,子どもたちが非常にアクティブである。その理由は,おそらく,全校生徒全員が取り組めるように作られていることと,海の世界は陸上世界と違い水中世界なので子どもたちの興味を引きやすいのではないでしょうか?」
TS「どんなことをしていますか?」
MB「各学年に応じて様々な海のことを学んでいます。保護者も一緒に参加し,大変高い評価を得ています。また,オーシャンウィークでは学校全体が,子どもたちが描いた海の生き物でいっぱいになります。また,Tシャツに魚拓をほどこし,全員がきるんですよ。日本では魚拓をやらない?ぜひ,やってみて下さい。子どもたちが生き生きしますよ。」
TS「他にメリットはありますか?」
MB「はやり,こうして大学の先生が訪問して教え方を全員に教えてくれるのです。私たちは海のことは素人です,でもこうして丁寧に教えてくれるので大変助かっています。」
 カリフォルニア大学では,海洋教育に関して少なくとも全米の15000人の学校教師により30万人の小学生に教えられているという。大学と学校現場が直接的に繋がりを持っている。日本でも,海洋リテラシーを推進するためにはこうした組織的な取組が重要になってくるであろう。

LHS Mare staff teach learning cycle in Good Shepherd Lutheran School.
teacher said Mare program is good for learning science, University staff come to school directly.
It is important to have relationship between university and school to enhance science literacy.


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