Dr. WAKASAGI at HEI-RIVER(閉伊川ワカサギ博士)

森川海をつなぐ学び合いの活動を紹介します

水圏環境コミュニケーション学実習のポスターができました(スケジュールは延期予定です。)

2020-05-20 | 水圏環境教育

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ビワが10年越しで実りました

2020-05-12 | ゼミ
ビワを植えたのが2010ようやく実がなりました。
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閉伊川と津軽石川が育む花見牡蠣(はなみがき)

2020-05-06 | サクラマスMANABIプロジェクト
 

宮古湾で育成された3年ものの牡蠣を直接生産者さんから送って頂きました。

生産者さんが時間と手間をかけて一生懸命育てた牡蠣です。

本当は地元でしか手に入らないものですが,今回はコロナの関係もあり

なんとかお願いして送っていただきました。

閉伊川の河口域に位置する宮古湾は,桜が咲く5月のはじめにプランクトンが大量に発生します。

3月下旬から雪解け水が発生します。その影響で栄養塩が湾内に増え,それを餌としてプランクトンが大発生すると考えられます。

この牡蠣の身の厚みは,山や海そして川がつながっていることを示しているのです。生産者さんから「この牡蠣は,故郷の津軽飯石川と閉伊川が育てました。故郷の味を思う存分味わってください。」とのメールが入っていました。そのメールに目頭が熱くなりました。もちろん,自然が恵みをもたらしている。それだけでなく,どれだけ生産者が懸命に努力を重ねていることか。そのことを思いつつ,牡蠣の美味しさを味わいました。食べ物を通して,自然と人とのつながりを感じることが少なくなりました。文字を通してある程度は伝わりますが,生産されている場所を訪れて,体験的に繋がりを学ぶこと,直接現地の人々と話をすることそうゆう機会を大事にしたいですね。コロナが収束したら,森川海体験交流会を再開したいと思います。

 
魚焼きに1個しか入りません。このカキ殻の大きさ。

身もこれだけ大きく,引き締まっています。


 
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2019.9 かりんとうはなぜ「渦巻き」か? その2

2020-04-29 | 森川海に生きる人びと

地球の半分を駆け巡る1ヶ月

 7月〜8月はフィールド学習と国内外での講演会が連続した。7月15日は海の日イベントとして恒例の「里海キャンパスで浄化実験を観察しよう。」と題した親子カニ釣り調査。【写真①】

7月18日〜20日は,福井県小浜市の若狭高等学校,京都大学環境学堂で開催された「国際マイクロプラスチック青年会議」に主催者として参加。台湾とアメリカの高校生の研究発表のアドバイザーを担った。【写真②】

台湾とアメリカの高校生と3日間過ごした後,20日アメリカ海洋教育学会に参加発表のため東海岸のニューハンプシャー大学へ。【写真③】

25日から30日まで西海岸に移動しカリフォルニア大学バークレー校へ。「国際海洋リテラシー調査委員会」の打ち合わせを行い,31日日本に到着。【写真④】

その直後中国の研究者との打ち合わせ。2日は森川海に住まう人々と題したオープンキャンパスでの講師を終えた直後,仙台へ。日本台湾森川海体験交流会の主催者として台湾の親子を迎え,3日から7日まで区界高原を皮切りに4泊5日のサーモンランド宮古での体験交流会。【写真⑤】

8,9日は大学院入試。

10日〜12日まで新潟県糸魚川市能生町にて大学2年生28名を対象とした水産調査。【写真⑥】

能生町は,意外にも森川海を生かしたユネスコジオパークだった【写真⑦】

17日までお墓参りとお盆を過ごし,19日〜25日までアジア海洋教育学会会長として中国青島市にある中国海洋大学を訪問。会長挨拶,招待講演,一般講演を終えた後,28日〜30日まで韓国浦項市にてシーグラントウィークに参加し招待講演。と目まぐるしく場所が変わったが,すべてが森川海MANABIプロジェクトの一環である。また,先々で気になるのが,渦巻きの意味だ。そして,不思議なことに,数々の渦巻きと数多くの出会いがあったのだった。

 

関東と関西で出会った渦巻かりんとう

 小浜に旅立つ前日に,西麻布かりんとう専門店「麻布かりんと」を訪問。渦巻きかりんとうを入手。こちらのパッケージはさすがに洗練されていた。【写真⑧】

700円以上するが見た目が随分とおしゃれだ。ここの渦巻きかりんとうは100種類のうちの1種類。店員さんに由来を尋ねたが,わからないという。ただ,お客さんの中には懐かしいねーと言いながら購入するお客さんもあり人気があるという。関東出身の卒業生に聞いてみると,お祭りのときに神田のおばあちゃんの家に行くとかならず渦巻かりんとうがあったというから,関東でも昔から食べられていたようだ。

福井県での国際会議の後,関西空港に直行。そこでも出会いがあった。ラウンジで休憩していると,バリバリお菓子を食べる音がした。もしかしたらと思い,テーブルを見るとそこには常盤堂製菓のかりんとうがあるではないか。もちろんこちらも,北海道浜塚製菓と同様数種類のかりんとうのうちの1種類としてパッケージされている【写真⑨】。

パッケージには昔の駄菓子屋のイメージが描かれている。イメージから考えると,渦巻きかりんとうは駄菓子の一つとして古くから全国各地で作られて食べられていた,それが近代化とともに西洋菓子が登場し,駄菓子の需要が減り姿を消していった。生産性や合理性を重んじられ,手間ひまがかかる手作り製法は排除されたのだろう。

しかし,県北沿岸部では,縄文時代から続くおめでたい意味の込められた渦巻きかりんとうが,地元のニーズに応えながら途絶えることがなく作られ続けてきた。小規模な経営だからこそ,伝統の味と文化を伝える役割を担うことができたのであろう。希望郷いわて文化大使として,岩手文化遺産に推挙したい。

 

カリフォルニア大学バークレー校での渦巻きとの出会い

 バークレー校は,サンフランシスコ市の対岸に位置する学園都市バークレー市にある。【写真⑩】

また,バークレー市の隣にはオークランドアスレチックスのホームグランド,オークランド市がある。バークレー校は,10校あるカリフォルニア大学の本部である。略してCAL,唯一バークレー校のみCALと名乗ることができる。ロサンゼルス校はUCLAであり,デービス校はUC Davis,サンタクルーズ校はUCSCである。また,バークレー校は,オッペンハイマーなどの有名な研究者が在籍し原子力開発で発展した大学。200人いるノーベル賞受賞者の一人であるローレンスの寄付によって建てられたのがローレンス科学館という科学教育の模範的施設がある。(この施設については,拙著「水圏環境教育の理論と実践」を参照)

 さて,そのローレンス科学館(LHS: Lawrence Hall of Science)にて,国際海洋リテラシー委員として招聘され会議に出席した後,副館長のグレッグストラング氏の自宅でパーティに招かれた。その時の出来事である。

 

中国にもあった渦巻きかりんとう

 まず,私の日本からの手土産として,岩手産渦巻きかりんとうをテーブルに並べた。【写真⑪】

LHSに訪問研究員として台湾海洋大学から派遣されたRay Yen教授は,台湾のかりんとうを持ってきた。麻花(マーファー)という棒状であるがねじれが入ったかりんとうだった。【写真⑫】

早速食べ比べをしてみる。日本のかりんとうより硬いが,味はほぼ同じである。味は日本のほうが洗練されている。そして,中国大陸にも渦巻きかりんとうがあるという。その場にはなかったが,中国ではごく普通に食べられているものだという。螺仔餅(ローザイピン:ネジ餅)あるいは猫耳という。【写真⑬】

また,中国の留学生に渦巻きの意味するところを聞いてみると生と死が繰り返されるという意味が込められているようだ。中国でも,渦巻きには大事な意味があったのだ。「淵は畏敬の対象でもあり,恵みをもたらす場所」「生命(いのち)に関わる重要な意味」と先月号で考察したが,この考察を裏付ける知見が得られた。中国では,どのような製造販売の形態をとっているのだろうか。小規模に経営する駄菓子屋さんや手作り料理として残っているのだろうか。興味がつきない。(つづく)

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The UN Decade of Ocean Science for Sustainable Development 2021-2030

2020-04-28 | 国際交流

The UN Decade of Ocean Science for Sustainable Development 2021-2030: Western Tropical Atlantic Regional Workshop 

SDGs達成を目指す「国連海洋科学の10年」がいよいよ2021年からスタートします。世界の海洋の問題を解決するためにはどうすれば良いのか,世界各国でワークショップが行われています。今回は,メキシコ(大西洋側)での熱帯地域ワークショップです。IOC of UNESCOの代表ウラジミールは,「海洋科学をいかに一般市民と共有し,課題解決をはかるかが大きなテーマになっています。そのためには,海洋の科学者と一般市民との協働が必要になってきます。」と述べています。協働とは,対等に対話しながらお互いが学び合う状態です。ユネスコは,世界の研究者と市民が協働で課題解決をはかることを目指しています。

 コロナのためネット会議ですが,これがなかなか聞きやすい。双方向性には問題がありますが,現状を理解でき,課題を共有できます。

 

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Aquatic Marine Environmental Literacy is now uploaded.

2020-04-26 | 水圏環境教育
#1 What is letracy? 
1 Aquatic Marine Environmental literacy an understanding of the ocean's influence on you—and your influence on the ocean. 
An A.M.E literate person can observe imminent aquatic marine environments scientifically, consider various problems related to aquatic marine environments together with people, understand aquatic marine environmental literacy that is comprehensive knowledge, make responsible decisions and take responsible actions based on wider perspectives, and convey them to as many people as possible in an easy-to-understand fashion.
#2 Environment and Society
1 It is important to make a hypothesis and collect and analyze data, and recognize things scientifically.Furthermore, science (technology) shows big ability when aquatic and marine environment is investigated and analyzed.
2 "The problem"  of the environmental problem hasn't defined any longer, and it isn't taught and given by someone "It is a problem." A matter of a certain thing and matter is discovered, and recognized, and recognized socially, and it causes "a problem".
3 In hydrosphere it is difficult to understand what is problem, but it is important to address as a topic and to recognize as a problem by using scientific experiment, investigation and analyzing( approach ).
4 But,after industrial revolution, by the science and technology, nature environment have been broken. it is fact that scientific approach is not always important at all. 
5  It is important not only scientific thinking about environment but also social and historical view when you investigate environment.
[2年環境] 海洋環境経済論
[3年環境] 環境汚染防止論
[3年政策] 生命論,科学技術論,科学哲学,生命論の諸問題,科学技術論の諸問題,科学哲学の諸問題,国際文化思想論,海洋文学,環境思想
#3 Ocean as Environment
1 The ocean is the defining physical feature on our planet Earth—covering approximately 70% of the planet’s surface. There is one ocean with many ocean basins, such as the North Pacific, South Pacific, North Atlantic, South Atlantic, Indian, Southern, and Arctic.(1.a)
2 Ocean basins are composed of the seafloor and all of its geological features (such as islands, trenches, mid-ocean ridges, and rift valleys) and vary in size, shape and features due to the movement of Earth’s crust (lithosphere). Earth’s highest peaks, deepest valleys and flattest plains are all in the ocean.(1.b)
3 Throughout the ocean there is one interconnected circulation system powered by wind, tides, the force of Earth’s rotation (Coriolis effect), the Sun and water density differences. The shape of ocean basins and adjacent land masses influence the path of circulation. This “global ocean conveyor belt” moves water throughout all of the ocean basins, transporting energy (heat), matter, and organisms around the ocean. Changes in ocean circulation have a large impact
on the climate and cause changes in ecosystems.(1.c)
4 Sea level is the average height of the ocean relative
to the land, taking into account the differences caused by tides. Sea level changes as plate tectonics cause the volume of ocean basins and the height of the land to change. It changes as ice caps on land melt or grow. It also changes as sea water expands and contracts when ocean water warms and cools.(1.d)
5 Most of Earth’s water (97%) is in the ocean. Seawater has unique properties. It is salty, its freezing point is slightly lower than fresh water, its density is slightly higher, its electrical conductivity is much higher, and
it is slightly basic. Balance of pH is vital for the health of marine ecosystems, and important in controlling the rate at which the ocean will absorb and buffer changes in atmospheric carbon dioxide.(1.e)
6 The ocean is an integral part of the water cycle and is connected to all of Earth's water reservoirs via evaporation and precipitation processes.(1.f)
7 The ocean is connected to major lakes, watersheds, and waterways because all major watersheds on Earth drain to the ocean. Rivers and streams transport nutrients, salts, sediments, and pollutants from watersheds to coastal estuaries and to the ocean.(1.g)
8 The interaction of oceanic and atmospheric processes controls weather and climate by dominating the Earth’s energy, water, and carbon systems.(3.a)
9 The ocea nmoderates global weather and climateby absorbing most of the solar radiation reaching Earth. Heat exchange between the ocean and atmosphere drives the water cycle and oceanic and atmospheric circulation.(3.b)
10 Heat exchange between the ocean and atmosphere can result in dramatic global and regional weather phenomena, impacting patterns of rain and drought. Significant examples include the El Niño Southern Oscillation and La Niña, which cause important changes in global weather patterns because they alter the sea surface temperature patterns in the Pacific.(3.c)
11 Condensation of water that evaporated from warm seas provides the energy for hurricanes and cyclones. Most rain that falls on land originally evaporated from the tropical ocean.(3.d)
12 The ocean dominates Earth’s carbon cycle. Half of the primary productivity on Earth takes place in the sunlit layers of the ocean. The ocean absorbs roughly half of all carbon dioxide and methane that are added to the atmosphere.(3.e)
13 The ocean has had, and will continue to have, a significant influence on climate change by absorbing, storing, and moving heat, carbon, and water. Changes in the ocean’s circulation have produced large, abrupt changes in climate during the last 50,000 years.(3.f)
14 Changes in the ocean-atmosphere system can result in changes to the climate that in turn, cause further changes to the ocean and atmosphere. These interactions have dramatic physical, chemical, biological, economic, and social consequences.(3.g)
15 The ocean is the largest unexplored place on Earth—less than 5% of it has been explored. The next generation of explorers and researchers will find great opportunities for discovery, innovation, and investigation.(7.a)
16Understanding the ocean is more than a matter of curiosity. Exploration, experimentation, and discovery are required to better understand ocean systems and processes. Our very survival hinges upon it.(7.b)
17 New technologies, sensors, and tools are expanding our ability to explore the ocean. Scientists are relying more and more on satellites, drifters, buoys, subsea observatories, and unmanned submersibles.(7.d)
18 Use of mathematical models is an essential part of understanding the ocean system. Models help us understand the complexity of the ocean and its interactions with Earth’s interior, atmosphere, climate, and land masses.(7.e)
19 Ocean exploration is truly interdisciplinary. It requires close collaboration among biologists, chemists, climatologists, computer programmers, engineers, geologists, meteorologists, physicists, animators, and illustrators. And these interactions foster new ideas and new perspectives for inquiries.(7.f)
20 Many earth materials and biogeochemical cycles originate in the ocean. Many of the sedimentary rocks now exposed on land were formed in the ocean. Ocean life laid down the vast volume of siliceous and carbonate rocks.(2.a)
21 Sea level changes over time have expanded and contracted continental shelves, created and destroyed inland seas, and shaped the surface of land.(2.b)
22 Erosion—the wearing away of rock, soil and other biotic and abiotic earth materials—occurs in coastal areas as wind, waves, and currents in rivers and the ocean, and the processes associated with plate tectonics move sediments. Most beach sand (tiny bits of animals, plants, rocks, and minerals) is eroded from land sources and carried to the coast by rivers; sand is also eroded from coastal sources by surf. Sand is redistributed seasonally by waves and coastal currents.(2.c)
23 The ocean is the largest reservoir of rapidly cycling carbon on Earth. Many organisms use carbon dissolved in the ocean to form shells, other skeletal parts, and coral reefs.(2.d)
24 Tectonic activity, sea level changes, and the force of waves influence the physical structure and landforms of the coast.(2.e)
[2年環境] 地学,海洋観測論,環境システム科学,海洋流体力学,海洋リモートセンシング, 海洋生態物理学,環境物理学,生物地球化学
[3年環境] 化学海洋学,海洋物理学,海洋情報解析学,環境測定学,大気科学,沿岸海洋物理学,環境エネルギー工学,海岸環境工学
[2年生物] 陸水学
#4 Oncean ecosystem
1 Most of the oxygen in the atmosphere originally came from the activities of photosynthetic organisms in the ocean. This accumulation of oxygen in Earth’s atmosphere was necessary for life to develop and be sustained on land.(4.a)
2 Theoceanisthecradleoflife;theearliestevidenceoflife
is found in the ocean. The millions of different species of organisms on Earth today are related by descent from common ancestors that evolved in the ocean and continue to evolve today.(4.b)
3Ocean life ranges in size from the smallest living things, microbes, to the largest animal on Earth, blue whales.(5.a)
4 Mostofthe organisms and biomass in the ocean are microbes, which are the basis of all ocean food webs. Microbes are the most important primary producers in the ocean. They have extremely fast growth rates and life cycles, and produce a huge amount of the carbon and oxygen on Earth.(5.b)
5 Most of the major groups that exist on Earth are
found exclusively in the ocean and the diversity of major groups of organisms is much greater in the ocean than on land.(5.c)
6  Ocean biology provides many unique examples of life cycles, adaptations, and important relationships among organisms (symbiosis, predator-prey dynamics, and energy transfer) that do not occur on land.(5.d)
7 The ocean provides a vast living space with diverse and unique ecosystems from the surface through the water column and down to, and below, the seafloor. Most of the living space on Earth is in the ocean.(5.e)
8 Ocean ecosystems are defined by environmental factors and the community of organisms living there. Ocean life is not evenly distributed through time or space due to differences in abiotic factors such as oxygen, salinity, temperature, pH, light, nutrients, pressure, substrate, and circulation. A few regions of the ocean support the most abundant life on Earth, while most of the ocean does not support much life.(5.f)
9  There are deep ocean ecosystems that are independent of energy from sunlight and photosynthetic organisms. Hydrothermal vents, submarine hot springs, and methane cold seeps, rely only on chemical energy and chemosynthetic organisms to support life.(5.g)
10 Tides, waves, predation, substrate, and/or other factors cause vertical zonation patterns along the coast; density, pressure, and light levels cause vertical zonation patterns in the open ocean. Zonation patterns influence organisms’ distribution and diversity.(5.h)
11Estuaries provide important and productive nursery areas for many marine and aquatic species.(5.i)
[1年環境] 魚類学,無脊椎動物学,藻類学
[2年環境] 生物海洋学,鯨類・海産哺乳類学,生物地球化学,生化学
[3年環境] 個体群生態学,浮遊生物学,化学海洋学,海洋バイオテクノロジー,海洋天然物化学,環境微生物化学
[2年生物] 動物生態学,水族生理学,分子生物学,動物組織学,水産遺伝子工学
[3年生物] 集団生物学,保全増殖学,応用藻類学,水族養殖学,水族育種学,水族病理学,水族病理組織学,水族栄養学
[1年食品] 有機化学,生産物理学
[2年食品] 基礎分子生物学,生物化学,物理化学,微生物学,
[3年食品] 衛生微生物学,海洋バイオテクノロジー
#5 Ocean resources
1 Although the ocean is large, it is finite, and resources are limited.(1.h)
2 Over the last 50 years, use of ocean resources has increased significantly; the future sustainability of ocean resources depends on our understanding of those resources and their potential.(7.c)
3  Resources means materials and energy which human utilize to live. There are mineral resources, water resources, and bio resources. The mineral resources such as oil and coal are decreasing when they are utilized. Water resources is needed as components of creatures, but also important resources to utilize in agriculture and industry, and water resources is not decreasing even utilization, and they change stages such as rain, river, ocean and lake and circle in the earth.
4  Fishery resources deplete as long as regulation is made, therefore to utilize to reproduction of fishery resources reasonably, it is necessary to restrict catching season, net size or to have agreement of fisherman.
5  Fishery resources change by influencing of natural environmental condition, The prices change by size, 
we must make good judgement and catch fish to get maximum benefit. we must remain adult creature to maintain next generations.
6  Fishery resource is capable to product continuously by management appropriately. The resource management based fishery is  properly method to develop Japanese coastal fishery in the ear of 200 mile under the UN Convention on the Law of the Sea.
[2年環境] 海事法規
[3年環境] 数理生態学,藻類生理生態学,海洋資源生態学,環境関係法,海洋資源動態論 
[2年生物] 藻類機能生態学,鯨類資源論
[3年生物] 資源統計学,資源解析学 
[2年政策] 海洋法総論,国際関係論
[3年政策] 水産国際関係論,漁業管理論,海洋利用制度論,資源統計学,資源解析学,国際協力論
#6 Food culture and fisheries
1  Ocean is important existence as a foundation for the Japanese diet. Japan's country have an area of 378,000 square kilometers, it shapes long and thin and lies north and south.  The north is Hokkaido island, the south is Okinawa island.  The country measures 35,000 km from north to south, 3000km from east to west. And along the country, Kuroshio current clash with Oyashio current. Japan is crescent-shaped archipelago along pacific orogenic belts, and have mountainous backbone from north to south.
2 There are more than 6000 islands in Japan which are complex and complicated and have many mountains. Therefore, nutritions which come from a lot of rivers for a lot of mountains to ocean around island  provide habitat that many creatures alive. As a result, Japan country have a specific situation to get abundant of fisheries resources, from since recorded history they get continually deepen relationships with ocean through fisheries resources.
3 Since the Yayoi period which lasted to around the third century A.D, the wet-paddy rice cultivation method was used to support the lifestyles of Japanese people as their bread-and-butter job, but before the era various harvest from the mountains and the ocean supported peoples' life as essential components.
4 In the part of north-west area of Eurasia continent (Europe), the cultivation of harvesting of wheat connected breeding of cattle and sheep caused principal diet which principal diet were bread and dairy product. 
5 In Japan differed from other asian area, the law of terrestrial eating prohibit in 675 A.D. (The era of Temmu Emperor) formed fish eating culture.In Edo era, terrestrial eating prohibit reached climax. In Meiji era 1871, the law of terrestrial eating prohibit was banned, since then the fish eating consumption began to decrease and the terrestrial eating consumption began to increase, but the each consumptions reversed in 1988.
6 To preserve the fish food for long term. in Asian area salt curing and fermentation technology were developed, fermented fish products, fish source and sushi fermented with fish and vegetables containing Umami component was born. these were become the origin of Japanese food style such as Edomae sushi.
7 Fishery developed in the part of east-south area of Eurasia continent, in Japan the fishery fully progressed 1.2 million years ago at the turning point of warm temperature trend from glacial stage to postglacial stage.
8 Warm temperature trend in postglacial stage caused elevation of sea level, and sea water went into valley which eroded by river, complicated shore lines and shallow beaches in each region were formed and these geological formation made fishery resources and living place.
9 The fishing gears such as fox hole, net weight made by earthenware, fishhook, harpoon and ancient in the shell mounds and fishery process factory was found, it is clarified that marine food security work as an bread-and-butter job were taken place.
[3年環境] 海洋機能材料学
[2年生物] 漁法学,魚群行動学
[3年生物] 生産システム学,漁具学,漁業解析学
[2年食品] 食品化学,食品工学,食品微生物学
[3年食品] 機器分析概論,公衆衛生学,資源利用化学,食品衛生学,食品加工学,食品機械装置工学,食品殺菌工学,食品ゼロエミッション通論,食品貯蔵学,食品分析学,食品包装論,食品保全化学,食品冷凍学,食品レオロジー,食文化史(隔年開講),食と健康の科学
[2年政策] 異文化政策論,海洋文化史,海洋政策文化特別講義
[3年政策] 表象文化論,日本社会理解
#7 Coastal zone and our life
1 The ocean affects every human life. It supplies freshwater (most rain comes from the ocean) and nearly all Earth’s oxygen. The ocean moderates the Earth’s climate, influences our weather, and affects human health.(6.a)
2The ocean provides food, medicines, and mineral
and energy resources. It supports jobs and national economies, serves as a highway for transportation of goods and people, and plays a role in national security.(6.b)
3 The ocean is a source of inspiration, recreation, rejuvenation, and discovery. It is also an important element in the heritage of many cultures.(6.c)
4 Humans affect the ocean in a variety of ways. Laws, regulations, and resource management affect what is taken out and put into the ocean. Human development and activity leads to pollution (point source, non- point source, and noise pollution), changes to ocean chemistry (ocean acidification),
and physical modifications (changes to beaches, shores, and rivers). In addition, humans have removed most of the large vertebrates from the ocean.(6.d)
5  Changes in ocean temperature and pH due to human activities can affect the survival of some organisms and impact biological diversity (coral bleaching due to increased temperature and inhibition of shell formation due to ocean acidification).(6.e)
6 Much of the world’s population lives in coastal areas. Coastal regions are susceptible to natural hazards (tsunamis, hurricanes, cyclones, sea level change, and storm surges).(6.f)
7 Everyone is responsible for caring for the ocean. The ocean sustains life on Earth and humans must live in ways that sustain the ocean. Individual and collective actions are needed to effectively manage ocean resources for all.(6.g)
[2年環境] 応用情報テクノロジー,海洋計測学, 電気電子工学, 海上安全工学
[1年政策] 海洋政策文化研究法,食料経済論,水産技術経済論
[2年政策] 資源利用関係論,水産経済学,水産調査,海洋環境経済論,海洋産業経営論,食品流通論,マーケティング,食料市場論,地域政策論,海洋性レクリエーション論,現代生活と健康
[3年政策] 海洋政策文化セミナー,海洋レジャー経済論,日本経済論,沿岸域利用論,水産経済史,地域環境論,スポーツ生理学,水産政策論,会計学
#8 Now and future of Environmenatal education
1 Modern education is important for success in life in terms of recruitment policies and change from a class system to a merit system. Consequently, our country, as a less developed country, adopted a traditional education system with instruction by a teacher to students in a unilateral fashion to give modern knowledge and techniques in a short time.
2 Features of school knowledge are that it is abstract and neutral, and the contents of learning have some separation from daily life knowledge. As a result, contents of knowledge have no bias, but the learning style became formalized.
3 We must recognize and reconsider the unilateral education concept of common schools. For the future, new educational systems must provide experiential learning and integration of each subject’s knowledge to foster sensibility (a sense of wonder).
4 Future needs require a new communication concept to share with each person's knowledge.
[2年政策] 海洋政策文化特別講義,海と教育
[2年全学科] 水圏環境リテラシー学実習(水圏環境教育推進リーダー養成コース必修科目)
[3年全学科] 水圏環境コニュニケーション学,水圏環境コニュニケーション学実習(水圏環境教育推進リーダー養成コース必修科目)
 
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水圏環境教育リテラシー(2007年策定−日本語)を掲載します。

2020-04-26 | 水圏環境教育
第1 水圏環境リテラシーとは
1 水圏環境リテラシーとは,海を中心とする水圏環境を総合的に理解する能力,即ち水圏環境が私たちに与える影響を理解し,そして私たちが水圏環境に与える影響を理解する能力のことである。
2水圏環境リテラシーを持つ人間は①身近な水圏環境を科学的に観察し,②水圏環境に関する諸問題について人々とともに考え,③総合的概念である水圏環境リテラシー基本原則を理解し,④広い見識に基づいて責任ある決定と行動をとり,そのことを伝えることが出来る。
第2 環境と社会
1 仮説を立て,データを収集・分析し,科学的に物事を認識することは大切である。さらに,科学(科学技術)は水圏環境を調査したり,分析する際に,大きな力を発揮する。
2 環境問題というときの「問題」というものは,既に定義されていたり,誰かからこれが「問題である」と教えられたり,与えられたりするものだけではなく,あるものや事柄が問題であることを発見し,認識し,社会的に認知されていくプロセスが存在する。
3 水圏における問題は,一見してわかるものもあるが,それを発展するため,問題として取り上げるため,問題として認識するため,科学的な実験や調査,分析(いわゆるアプローチ)を積み重ねていくこと,問題をどのように認識し,解決する道を探すかが,重要なことである。
4 しかしながら,産業革命以後の近代文明において,その科学技術によって,自然環境が破壊された。単純に環境に科学的にアプローチを行えばいい,ということにはならない事も事実である。
5 環境を科学的にとらえる・認識する,という重要性ばかりに意識が向きがちであるが,社会的・歴史的な視野をもって,環境について考えていくことの重要性も忘れてはならない。
[2年環境] 海洋環境経済論
[3年環境] 環境汚染防止論
[3年政策] 生命論,科学技術論,科学哲学,生命論の諸問題,科学技術論の諸問題,科学哲学の諸問題,国際文化思想論,海洋文学,環境思想
第3 環境としての海
1 地球表面のほぼ70%を占める海には他の惑星にはない大きな特徴がある。太平洋,大西洋,インド洋,北極海,南大洋と広大な面積を有する5大洋は,ひとつの繋がった海なのである。(1.a)
2 大洋の大きさ,形,海底地形の特徴(島,海淵,海嶺,海谷など)は地球内部の運動によって引き起こされた大陸移動とともに形成されている。地球上の最も高い山,最も深い谷,最大の広野など,全ては海洋の内部にある。(1.b)
3 海洋には海洋大循環と呼ばれる大規模な海流がある。海面を通して加えられる熱エネルギーや海面風などが関与して海流は起こり,地球自転の影響(コリオリの力)や摩擦力を受けながら海洋大循環は維持されている。海洋の形状や陸上の地形が海洋大循環の道すじ(ルート)に大きな影響を与えている。(1.c)
4 海水の基準面(あるいは単純に海水面)とは,潮汐による干満や波の影響を除いた陸地に相対的な高さをいう。プレートの移動は大洋の大きさを変え,陸地の高さを変えることから,当然のこととして海水面も変化させる。陸上にある雪や氷が解けたり,成長したりすると海水面も変化する。海水が温められたり,冷やされたりすると,膨張したり,収縮する事から,海水面は変化する。(1.d)
5 地球上に存在する水の約97%は海水である。海水は塩を含むので以下のような特有の性質を持っている。氷点は真水より1.8℃ほど低い,密度(比重)は真水よりわずかに大きい,電気伝導度は高いので海水は電気を通す,弱いアルカリ性を示す,などである。海水中の塩の起源は陸上の岩石に含まれた塩が浸食され流入したもの,火山の爆発によるもの,海底からの溶出したもの,大気から降下したもの等である。(1.e)
6 海洋は地球上の水循環の一部であり,降水と蒸発の過程を通して,河川,湖など水を蓄える様々なものと密接に繋がっている。(1.f)
7 地球上の全ての水は海に流れ込むようになっているから,海は主要な湖,川,運河などと繋がっていると考えてよい。河川や運河,水路は栄養塩,塩,堆積物,汚染物質など様々なものを河口域および沿岸域に運び,さらに海へと運び込む。(1.g)
8 海洋は地球上のエネルギー循環,水循環,炭素循環において主要な役割を果たすことから,気象や気候を支配している。(3.a)
9 海洋は地球表面に届く太陽放射熱の大半を吸収する。逆に海洋は蒸発熱(潜熱)によって大気へ熱を放出する。この潜熱は大気循環を駆動する。大気に水蒸気として放出された後,大気中で冷やされて凝結し,降雨となる。熱帯海域で蒸発した水蒸気の凝結による凝結熱は熱帯低気圧のエネルギー源となり,成長すると台風,ハリケーン,サイクロンとなる。(3.b)
10 エルニーニョ南方振動(ENSO)は熱帯や亜熱帯の太平洋で大気に放出される熱の分布が平常時とは異なるために生じる異常現象で,地球規模での気象に通常とは異なる重要な気象変化を引き起こす。(3.c)
11 陸上で降る雨の大半は熱帯海洋で蒸発した水である。(3.d)
12 海洋は地球の炭素循環を支配している。地球上の基礎生産の半分は海洋の有光層で行われ,大気に放出された二酸化炭素の約半分は海洋が吸収している。(3.e)
13 海洋は地球上の熱,炭素,水などを吸収し,蓄え,移動させることで,気候変化に(気候を調節)重要な役割を果たしてきたし,今後も続けるであろう。(3.f)
14 過去5万年間に,海洋大循環の変化は地球の気候に大きなそして急激な変化を引き起こした。(3.g)
15 海洋はまだ5%以下しか開拓されてない地球上で最後の最も大きな未開拓域である。次世代の技術者や科学者に残された大きなフロンテアで,彼らは調査や研究に大きな夢を持って望むであろう。(7.a)
16 海洋を理解するという事は単なる好奇心ではなく,多くのものが期待される。探査,調査,研究については海洋の様々なシステムや過程をより深く理解することが要求される。(7.b)
17 海洋を探査するに際し,新しい技術,新しいセンサー,新しい手法が我々の可能性を用いれば,さらに広げてくれる。海洋学者は人工衛星,漂流ブイ,定置ブイ,係留系システム,海中探査システム,無人潜水艇などを大いに活用して挑戦している。(7.d)
18 数値モデリングを海洋現象理解に用いるのは海洋科学では本質的なことである。数値モデルは海洋の複雑さの理解を助けるとともに,地球の気候の複雑さ,すなわち海洋と大気の相互作用の理解に大いに役立つ。数値モデルは観測に指標を与えるとともに,海洋と大気間の相互作用を表現するための助けにもなる。(7.e)
19 海洋の探査は学際的分野の代表的なものであろう。海洋の生物学者,化学者,気候学者,コンピュータプログラマー,技術者,地質学者,気象学者,物理学者,および新しい学問分野の学者,などの間で緊密な連携を取りながら進めねばならない。(7.f)
20 多くの地球上の物質や生物化学のサイクルは海洋に起源を持ちます。 現在、土地に露出している堆積岩の多くは海洋で形成された。 海洋生物は膨大な量の珪質岩と炭酸塩岩を築いた。(2.a)
21 海面の変化は大陸棚を拡大したり縮小したりして内陸の海を作り破壊し、土地の表面を形作った。(2.b)
22 岩や土などの生物的あるいは非生物的な土壌物質を削る浸食は、沿岸部で河川や海洋の風、波、流れとして発生する。また、プレートテクトニクスに関連するプロセスは堆積物を移動させます。 ほとんどの海岸の砂(小さな動物、植物、岩石、鉱物)は陸地から削られたものであり、河川沿いに海岸に運ばれます。 また、砂は海岸沿いの地層から浸水している。 砂は波や沿岸の流れによって季節的に再配分されます。(2.c)
23 海洋は、地球上で急速に循環する炭素の最大貯水池です。 多くの生物は、海洋に溶けた炭素を使って殻、他の骨格部分、サンゴ礁を形成しています。(2.d)
24 Tectonic activity, sea level changes, and the force of waves influence the physical structure and landforms of the coast.(2.e)
[2年環境] 地学,海洋観測論,環境システム科学,海洋流体力学,海洋リモートセンシング, 海洋生態物理学,環境物理学,生物地球化学
[3年環境] 化学海洋学,海洋物理学,海洋情報解析学,環境測定学,大気科学,沿岸海洋物理学,環境エネルギー工学,海岸環境工学
[2年生物] 陸水学
第4 海の生態系
1 大気中の酸素のほとんどは,本来海の光合成生物に由来している。(4.a)
2 最初の生命は海で誕生したと考えられている。最も早い生命の痕跡は海で発見されている。(4.b)
3 海に存在する生命は最も小さいウイルスから,シロナガスクジラのような地球上で最も大きな動物まで幅広い。(5.a)
4 海におけるほとんどの生命は微生物として存在する。微生物は海の中で最も重要な基礎的な生産者である。海の中で最も豊富な生活様式をもつだけでなく,極めて早い成長速度と生活サイクルを持っている。(5.b)
5 ある主要なグループは独占的に海で発見されている。その主要なグループの多様性は陸上よりも海で確認できる。(5.c)
6  海洋生物学は,生活サイクル,適応,生物間の重要な関わり(共生,食う食われるの関係,エネルギー移動)等多くの類のない例を提供してくれる。(5.d)
7 海は3次元であり,水の支えによって,水面から海底に至るまで広大な生活空間や様々な生息環境を提供してくれる。(5.e)
8 海の生息環境は環境要因によって定義づけられる。塩分,温度,酸素,pH, 光,栄養分,水圧,基質,循環等の関係によって海の生物は時・空間的に均一に分布しているのではなく,例えば,斑点状に分布している。ほとんどの海域は砂漠のような場所であると考えられている一方で,ある海域ではどこの地球上の海域に比較しても,より様々で豊富な生物を支えている。(5.f)
9  海洋には,太陽エネルギーによる光合成を行う有機体から,独立した深海の生態系が存在する。熱水鉱床,海底温泉,メタンハイドレードは,化学的なエネルギーとして,また人類にとって有益な化学合成細菌が見いだされるものとして期待されている。(5.g)
10 潮汐,波,そして捕食は生物の分布や多様性に影響を与えながら,沿岸に沿って鉛直的な帯状分布のパターンを示す。(5.h)
11 河口域は,多くの海や水圏の生物種にとって重要な生産的な成育場を提供する。(5.i)
[1年環境] 魚類学,無脊椎動物学,藻類学
[2年環境] 生物海洋学,鯨類・海産哺乳類学,生物地球化学,生化学
[3年環境] 個体群生態学,浮遊生物学,化学海洋学,海洋バイオテクノロジー,海洋天然物化学,環境微生物化学
[2年生物] 動物生態学,水族生理学,分子生物学,動物組織学,水産遺伝子工学
[3年生物] 集団生物学,保全増殖学,応用藻類学,水族養殖学,水族育種学,水族病理学,水族病理組織学,水族栄養学
[1年食品] 有機化学,生産物理学
[2年食品] 基礎分子生物学,生物化学,物理化学,微生物学,
[3年食品] 衛生微生物学,海洋バイオテクノロジー
第5 海洋資源
1 海は大きいが,限界があり,資源にも限りがある。(1.h)
2 過去40年以上にわたり,海の資源を利用することが明らかに増えてきている。それゆえ,将来の海の資源の持続的可能性はこれらの資源やその潜在力,および限界に対する我々の理解にかかっている。(7.c)
3 資源とは,人間が活動するために利用する物質,エネルギーなどを指す。代表的なものは,鉱物資源,水資源,生物資源である。石油や石炭などの化石資源や鉱物資源は,利用した量だけ一方的に減少する資源である。水は生物体を構成する物質として必要であるばかりでなく,農業,工業などに使う重要な資源であり,利用しても減少せず,地球上で雨川,海湖になり,再び水蒸気となって循環する。
4 水産資源は,規則を作らない限り資源枯渇に陥る。したがって,水産資源の再生産を合理的に利用するため,漁業者同士の取り決めや漁獲の時期,漁網の目合を制限するなど漁獲の方法を工夫する必要がある。
5 水産資源は,自然環境やその他の環境条件に影響され変動する。水産資源は大きさによって価値が変化するので,最大限の利益を上げるためには「どのくらいの大きさをどのくらいの量を漁獲するか」を適切に判断し漁獲することが必要である。次の世代を維持するために十分な子供を産める親魚を残すことも忘れてはいけない。
6 水産資源は適切に管理することによって持続的に生産していくことができる。このような考えに基づく漁業を,資源管理型漁業といい,国連海洋法条約のもとでの200海里時代に,日本の沿岸や沖合漁業が発展するためのふさわしい方法である。
[2年環境] 海事法規
[3年環境] 数理生態学,藻類生理生態学,海洋資源生態学,環境関係法,海洋資源動態論 
[2年生物] 藻類機能生態学,鯨類資源論
[3年生物] 資源統計学,資源解析学 
[2年政策] 海洋法総論,国際関係論
[3年政策] 水産国際関係論,漁業管理論,海洋利用制度論,資源統計学,資源解析学,国際協力論
第6 食文化と漁業
1 我が国にとって食生活の基盤としての海の存在は重要である。日本は面積が378,000平方km,北海道から沖縄まで南北に細長く,南北3,500km,東西3,000kmにおよび,日本海流や千島海流がぶつかり合う特別な場所である。環太平洋地帯にそった花綵列島であり,中央部を脊梁山脈が走る。
2 日本は6,000以上の島々を有する,複雑に入り組んだ島国であるとともに,山地部が多い山国という特徴を有する。そのため,多くの山々から多くの河川を有し栄養分を含んだ水が海に注ぎ込まれ,様々な水生生物の生息場を提供してきた。その結果として豊かな漁業資源に恵まれるという特別な状況を生み,有史以来魚介類を通しての海との深い関わりを持ち続けている。
3 弥生時代には水田稲作が生業として人々の暮らしを立ててきたが,それ以前より様々な海や山の恵みが不可欠な要素として食生活を支えた。
4 ユーラシア大陸北西部(ヨーロッパ)では,小麦を栽培する農耕と牛や羊の牧畜が結びつき,パンや乳製品を主食とする食文化が生まれたが,東南部(アジア)では,高温多湿な気候から水との関係が深まり,水田や川沼,海での漁業と結びつき,米と魚を中心とした食文化が形成された。
5 日本は,他のアジア圏と異なり,西暦675年に天武天皇の肉食禁止令により,肉を排除し,魚介類中心の食体系が形成された。江戸時代には肉食禁忌が最高潮に達した。明治時代1871年に肉食が解禁となったが,肉類と魚介類との消費量が逆転し,魚の減少が見られるようになったのは1988年であった。
6 魚を長期保存させるために,塩蔵や発酵技術がアジアで発達し,うまみ成分を含む塩辛やフィッシュ・ソース,ナレズシ等の発酵食品が誕生した。これらは日本に伝わり江戸前寿司などの日本独特の食文化の源流となった。
7 漁業はユーラシア大陸東南部で発展してきたが,日本では,氷期から後氷期への温暖化への転機にあたる約1.2万年前,漁撈が本格化した。
8 後氷期の温暖化に従い,海水面が急速に上昇し,河川が浸食した谷間に海水が流れ込み,各地で複雑な海岸地形を作り出し,遠浅の干潟が発達し,水産資源に恵まれ,有明海沿岸,知多半島,渥美半島,東京湾周辺,霞ヶ浦周辺,いわき市周辺,仙台湾周辺,三陸沿岸,八戸市周辺,噴火湾沿岸等,全国各地に貝塚が形成された。
9 各地の貝塚からは当時使用されていたたこつぼ,土器片錘(網の錘),釣り針,銛などの漁具や水産加工場と見られる遺跡が見つかっており,海における食料確保のための生業が営まれていたことが明らかになっている。
[3年環境] 海洋機能材料学
[2年生物] 漁法学,魚群行動学
[3年生物] 生産システム学,漁具学,漁業解析学
[2年食品] 食品化学,食品工学,食品微生物学
[3年食品] 機器分析概論,公衆衛生学,資源利用化学,食品衛生学,食品加工学,食品機械装置工学,食品殺菌工学,食品ゼロエミッション通論,食品貯蔵学,食品分析学,食品包装論,食品保全化学,食品冷凍学,食品レオロジー,食文化史(隔年開講),食と健康の科学
[2年政策] 異文化政策論,海洋文化史,海洋政策文化特別講義
[3年政策] 表象文化論,日本社会理解
第7 沿岸域と私たちの生活
1 海はすべての人間の生活に影響を及ぼす。淡水(ほとんどの雨は海から来る)や,ほとんどの地球の酸素を供給する。また,海は地球の気候を穏やかにし,天候に影響し,人間の健康に影響を与える。(6.a)
2 海から我々は食料や医薬品,ミネラルそしてエネルギー資源を得ている。加えて,海は仕事の場を提供し,国の経済をサポートし,商品や人々の輸送のための幹線路を提供し,国の安全上の役割を担っている。(6.b)
3 海は,創造力をかきたてるような刺激や,レクリエーションの場,若返りの要素をもつ。それと同時に多くの文化遺産として重要な要素である。(6.c)
4 人間は様々な形で海に影響を与えている。法律や規制,資源管理は,海に対して何を取り出して何を放出するかに影響を与える。人間の活動や生活の発展は汚染(重要な資源やそうでない資源あるいは騒音公害等)や,物理的な変化(砂浜,沿岸,川への影響)を引き起こす。加えて,人類は海洋から最も大きな脊椎動物を取り出してきた。(6.d)
5 人間活動の影響による海洋の気温やpHの変化はある種の生物の生存に影響を与え,生物多様性にも影響を与える(水温上昇によるサンゴの白化現象,海洋酸性化による貝殻形成の阻害)。(6.e)
6 世界中の人口のほとんどは沿岸域に分布している。沿岸域は自然災害(津波,ハリケーン,サイクロン,水位変化,暴風雨による高波)の影響を受けやすい。(6.f)
7 多くの人々は海に対する思いやりを持つ必要がある。海は地球上の生命を維持し,そして人類は海を維持するように生きていかなければいけない。個人や共同体の行動はすべての海の資源を効果的に維持するために必要とされる。(6.g)
[2年環境] 応用情報テクノロジー,海洋計測学, 電気電子工学, 海上安全工学
[1年政策] 海洋政策文化研究法,食料経済論,水産技術経済論
[2年政策] 資源利用関係論,水産経済学,水産調査,海洋環境経済論,海洋産業経営論,食品流通論,マーケティング,食料市場論,地域政策論,海洋性レクリエーション論,現代生活と健康
[3年政策] 海洋政策文化セミナー,海洋レジャー経済論,日本経済論,沿岸域利用論,水産経済史,地域環境論,スポーツ生理学,水産政策論,会計学
第8 環境教育の現在・未来
1 身分制から能力主義へと人材登用の方針が変更される中で,近代学校は出世のための重要な場となる。こうした中で,後発国である我が国は,短期間で近代的知識を身につけるために、教師から生徒へと一方的に伝授される授業形式が採用された。
2 学校知の特色は,抽象性(中立性)であり,学んでいる内容が日常レベルで必要な知識と一定の距離がある。そのため授業内容に偏りはないが,学習が形式化している。
3 今の学校教育の一方的な教育の在り方を認識し,この傾向を見なおす必要がある。これからは,感性知(センスオブワンダー)を育てる体験学習と各教科の知識を統合することが重要となってくる。
4 これからの教育の方法論として,知識の共有のためのコミュニケーションの考え方が重要となる。
[2年政策] 海洋政策文化特別講義,海と教育
[2年全学科] 水圏環境リテラシー学実習(水圏環境教育推進リーダー養成コース必修科目)
[3年全学科] 水圏環境コニュニケーション学,水圏環境コニュニケーション学実習(水圏環境教育推進リーダー養成コース必修科目)
 
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2020-04-26 | 会話分析
http://www2.kaiyodai.ac.jp/~t-sasaki/
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ノルウェーサーモンの産業集積による外部性,生産性,技術非効率性の関係

2020-04-26 | ゼミ

AGGLOMERATION EXTERNALITIES, PRODUCTIVITY, AND TECHNICAL INEFFICIENCY*

https://onlinelibrary.wiley.com/doi/full/10.1111/j.1467-9787.2006.00470.x

 今回のゼミは,ノルウェーサーモンの産業集積による外部性,生産性,技術非効率性の関係に関する経済的分析についての論文に目を通した。

 確率フロンティア生産理論(SFP理論:stochastic frontier production model )は,経済学で一般的に用いられる理論で,企業の生産力を示す考え方である。

一般的に,生産力は,

y = f (x; E, t) + VUで示される。

Y;産出,f; 平均の生産技術,x;投資, E; 外部性指標, t; 生産性指標,V; 誤差− U; 技術の非効率性

で表すことができる。

 SFP理論のメリットの一つは,どのような異なる変数(x;投資, E; 外部性指標, t; 生産性指標)の効果が最もよい技術に関連するのかを分析することができる。

 ここで外部性とは,生産には直接関係のないもので,例えば知識,環境への負荷などが該当する。外部性を測定することは,理想的な生産関数と技術の非効率性(理想的な生産と実生産との差)の両方に影響することを示すことになる。

 この理論を使って,ノルウェーのサーモン養殖の産業集積の生産性を検討した。その結果,地域ごとのサーモン養殖の生産性は,産業集積によって生産効率が良くなるが,サーモン養殖の密度が高まると生産性が落ちることがわかったという。

 このことは,一般的に工業では,産業集積が起きることによって生産効率が挙がり,経済にプラスの面をもたらすと言われている。これは,サーモン養殖でも同様である。しかしながら,養殖密度が高まれば,生産性が落ちるという点では,工業生産とは異なる現象である。あるいは,農業や漁業生産でも,そうかも知れない。ただ,産業集積による高密度生産によるマイナスの効果はすぐには現れないことが大きな問題だ。これは,例えばカキ養殖でも,過密飼育は下記のサイズを減少させることが知られている。その理由として,餌の奪い合いがあるが,それに加えて海底に大量の糞がたまり環境悪化をまねく。

 この論文が出されたのは,2007年でノルウェーサーモンは赤潮を発生させず,増肉係数も1であり,残餌も糞も出ないと豪語しているレポートを目にしたことがある。しかし,2019年には26年ぶりに大規模な赤潮が発生したことは記憶に新しい。チリでも頻繁に赤潮が発生し,そのたびに生産する湾を移動している。

 全国各地で,ご当地サーモンの養殖が盛んになってきている。2000以上の企業がひしめくノルウェーにはかなわないが,国内ではサーモン(トラウトサーモンやサクラマスなど)で90箇所以上になる。日本のサーモン養殖では赤潮発生のニュースはあまり聞いたことがないが,産業が集積し生産効率が求められるようになると,これから確実に発生する。経済の外部性,すなわち環境の外部性に関する計測と開示が必要である。

 消費者にが知らない部分が問題を招く。日本において,情報の開示を高めることができるか,環境の外部性をしっかりと評価し,消費者に伝達する組織の必要性が出てくるだろう。環境と経済のバランスを維持するために。

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かりんとうはなぜ「渦巻き」か? 渦巻きのシンボルが意味するものとは?

2020-04-15 | 森川海に生きる人びと

渦巻きかりんとうの希少性

小さい頃から親しんだ,地元のかりんとうは棒状ではない。板状である。しかも渦巻き模様がついている。【写真①】今まで,あまり疑問を持ったことがなかった。だが,東京のコンビニやスーパーでよく見かけるかりんとうは棒状をしたものが大半を占める。ネット検索でしてみると,岩手以外には,東京麻布(岩手にゆかりある)の麻布かりんと,北海道の浜塚製菓,それと関西姫路の常磐堂製菓のかりんとうである。一番多く出てくるのは,岩手県それも沿岸部と県北だ。一戸,軽米,浄法寺,普代,岩泉,宮古,山田,釜石,一関,八幡平市と圧倒的に多い。【写真②】人口の比率からいっても沿岸のソールフードと言ってもいいだろう。東北地方でも岩手の存在が輝いている。もちろん,九州,四国は検索にヒットしない。なぜ,渦巻きかりんとうは岩手県しかも県北沿岸部に集中しているのだろうか。

 

なぜ渦巻きなのか?

私が,渦巻きに興味を持つようになったのは,縄文土器に興味を再び持つようになったからだ。小学校1,2年生の頃かと思うが,山口川側で縄文遺跡が見つかったと聞き,急いで駆けつけたことがある。6年生の先輩が自宅の山で大きな縄文土器を発掘しており,自分でも見つけたいと憧れを抱いていた。結局,調査が始まり,立入できなかったが,あの時のワクワク感は,今でも忘れることができない。また,山口小学校にも展示されていて,畏敬の念を抱いていた。

 あれから40年以上過ぎ,持続可能な社会のあり方を考えるようになると森川海のつながりを巧みに利用していたであろう縄文人に再び強く思いを寄せるようになった。縄文時代は,世界的にも注目されているが,数千年にわたって定住生活ができたのは,森川海のつながりの中で,食料の確保ができたからだろう。縄文土器が多数発掘される宮古には,文化的で平穏な暮らしがあったと予想できる。その縄文人が作った土器や土偶には,必ずと言っていいほど渦巻き模様が描かれている。おそらく豊かな生活を送る上で,何らかの大事な意味を込めていたのだろう。【写真③】

水面に湧き出る渦巻きから想像する

 縄文土器や土偶の渦巻きには,どのような意味が込められているのだろうか。5月の連休中,小国小学校にできた里の駅周辺から小国川に降りた。緑で覆われた川岸に沿って,川下から上流へと向かい釣り竿を振った。釣りのポイントと言えば,淵である。淵で竿を振ると,魚がかかった。イワナであった。淵には様々な物質が集まり,それを求めて魚が集まる。魚が集まる淵の水面を見ると,なんと,そこには数多くの渦巻き模様が浮き出ているではないか。【写真④】渦が出現する場所は,物質や生命が集積する場所だ。渦は淵がある場所や高低差が激しい場所,川と川がぶつかり合う場所にできる。自然エネルギーが集積し,物質を撹拌し生命を生み出す場所だ。遠野物語に出てくる閉伊川の淵には,様々な伝説が言い伝えられてきた。淵は畏敬の対象でもあり,恵みをもたらす場所でもある。そして,淵がある場所には神社が祀られている。【写真⑤】土器や土偶の渦巻きには,生命(いのち)に関わる重要な意味が込められていたのではないだろうか,と実感したのである。

子供の手形に描かれた渦巻き

6月に東京国立博物館の縄文展を担当された方の講演会を聞く機会があった。縄文土器や土偶についてスライドで丁寧に教えていただいた。そのスライドの中で,子供の手形が目に止まった。【写真⑥】生まれたばかりの赤ん坊の手形を土器にして,肌身離さず大事にしていたのだろうか。その手形の中には,なんと渦巻きの模様が描かれているではないか。「大事な子供の手形になぜ渦を描くのか」と理由を伺ったが,まだよくわかっていないとのことであった。明確なのは,地域性があり東北,北海道に多いとのことだった。子供の両親はどのような思いを込めて生まれたばかりの可愛い赤子の手形にうずまきを書いたのであろうか。健やかに育ってほしいという強い思いを願ったのか。あるいは,子供の死亡率が高かった時代,天国で達者で暮らして欲しい,と祈りを込めていたのか。いずれ,手形の渦巻きには我が子を思う親の強い願いが込められている。

 

田中菓子舗さんを尋ねて

 田中菓子舗さんに直接お会いし,渦巻きの謎をお伺いした。創業者であるお祖父様が,明治時代に宮古の駄菓子屋(玉泉堂)で製法を学んだと言う。その後,地元に戻り大正12年から始めたそうだ。その当時は田老町に3件の駄菓子屋があり,渦巻きかりんとうを製造・販売していたという。ご主人によると「渦巻きには縁起が良い意味が込められている」と伝えられてきたという。事実,金太郎飴で一番人気はやはり渦巻きだったという。【写真⑦】また,北海道浜塚製菓の池田社長さんによると,内地から伝わり風車のように先を見通す縁起物とだとして伝わったという。渦巻きかりんとうの渦巻きには,縁起を担ぐ意味があるようだ。

長野では家庭料理として

 全国的に見ても岩手の県北沿岸部が多いと書いたが,調べると長野県にもあった。長野県の一部地方の千曲市,長野市,上田市周辺では家庭料理として食べる習慣があるようだ。しかも,お盆には欠かせない食べ物だったという。お盆は,仏教が入る以前から続く祖先を迎える日本独自の風俗である。田老出身のO.H先生から,亡きお尊父様の香典返しとして頂いたのが,渦巻きかりんとうだったことを思い出した。O.H先生は,おそらく渦巻きの意味をおわかりだったのではなかろうか。渦巻きかりんとうは,古くから祭事に欠かせないものとして,またお茶請けや子供のお菓子として地元の人々に欠かせないものになったのだろう。

 

渦巻きかりんとうは,縄文時代がルーツ!?

長野県も縄文遺跡が多い。渦巻きの描かれた火焔式土器も千曲川流域だ。落葉広葉樹林帯であり,岩手との共通点も多い。千曲川沿いにも渦巻きのできる場所が多数あり,サケ・マス,ウナギなどの魚が海から多数遡上し,食料には事欠かない豊かな場所だったのだろう。渦巻きを大切なシンボルとしていたのは想像に難くない。そして,岩手と長野でソールフードとして食べられ続けている渦巻きかりんとうは,縄文以来の価値観と関係があるのではないか。興味が尽きない。

 

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