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Dr. WAKASAGI at HEI-RIVER(閉伊川ワカサギ博士)

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フォートブラッグ Nayo川河口域を見学

2009-01-10 | Weblog
フォートブラッグでは,海岸線と河口域を見学した。海岸線は砂浜と断崖が続く美しい景色である。世界一のバーベキュー大会が開催されるというNayo川の河口域も見学した。河口域の川幅は100mで大きな河川ではない。この河口域には,漁船や沿岸警備隊の港になっている。シーフードレストランが集積していて,fish marketも見られた。透明度は悪く,閉伊川のひょうたん沼のような状態であった。fishmarket に立ち寄り,店員にサケの状況を聞いてみた。「このNayo川にもサケはのぼるのですか?」「少しはのぼるが,現在はほとんどサケが戻ってこない。ここの,スモークサーモンもアラスカのものです」とサケの不良を嘆いていた。「水不足も原因か?」「それも一つの原因ですが,サケが上ってもアザラシに食べられるんですよ。」
ここメンドシノ郡でもサケの放流も実施されているが,なかなか日本のように資源確保という名目だけではうまくいかない事情があるようである。


メンドシノ カウンティー フォートブラッグ

2009-01-08 | Weblog
メンドシノ カウンティー フォートブラッグ
Mendocino county Fort Braggへ行く
岩手とゆかりのある町といえば,フォートブラッグ市であろう。人口約7000人,大槌町と姉妹都市の提携を結んでいる。サンフランシスコから101を使い北上,2時間半あまりでWillsという町へ着く。そこから,40マイル約50分をかけ,山中のハイウエイ20号を走る。ハイウェイといっても急カーブの連続である。同乗者が酔うほどの道なりだ。ちょうど,笛吹峠や土坂峠のようである。しかし,山がそれほど高くない。また,同緯度とはいえ,雪は降らない。途中,レッドウッドという大きな木の林に出会う。木々の緑は岩手の山々を思い出させる。田舎といえば田舎であるが,国際空港のあるサンフランシスコから車で3時間強というのは魅力的である。フォートブラッグ市には多くの宿泊施設,リゾート施設が集まっている。サンフランシスコの人口は70万人であり,周辺を合わせても,100万人足らずである。仙台空港がもっと国際化を進めれば,岩手県沿岸部も観光地としてさらなる発展する可能性を秘めている。