Dr. WAKASAGI at HEI-RIVER(閉伊川ワカサギ博士)

森川海をつなぐ学び合いの活動を紹介します

閉伊川源流探検、兜明神登山。

2017-09-26 | 水圏環境教育

閉伊川源流を踏破

源流はCODはゼロ。
美味しい透き通った水です。

数々の花の1つ、ウメバチソウ。

ヤマハハコ。

ツリガネニンジン。

リンドウ。

宮沢賢治の小説ヤマナシに出てくる「ヤマナシ」。

シナノキ。

兜明神、初登頂。

なかりきつそう。

なかなかの達成感です。

キタコブシ
香りを探索中です。

ウツボグサ。

キリンソウ。

クマの皮むき跡。

アオダマ、イチロー選手愛用のバットの木。

兜明神を背景に。

ヤマブドウ。

ヤマブドウを食する。

ナギナタコウジュ。強い香り。

山頂を背後に。



CODの値

2017-09-25 | 水圏環境教育
CODとは、水中に存在する有機物や無機物の量を示したもの。
飲料水は、0が望ましい。

実際に閉伊川の源流域は0。


カニ護岸もだいぶきれいになり、10ppm。

しかし、都内某所の水道水を測定したところ10ppm!

すぐには問題にならないだろうが、モニタリングと原因究明を要する。

海洋教育と道TAO

2017-09-23 | 水圏環境教育

右から東大猿渡博士、台湾海洋大呉靖國博士、同大蔡博士そして私。

本日は、国立台湾海洋大学の海洋教育センター長である呉靖國教授をお招きし、貴重な講演をいただいた。
「海洋教育と道TAO」である。

これは、世界ではじめての道TAOを取り入れた海洋リテラシーの哲学だ。
自然の捉え方には、人によって千差万別。自然は、「道」なるものである。道とは「未知」なるものという意味もある。中国でもそう言い表すという。

自然の捉え方は大きく分けると、ロゴスとミトスになる。前者は論理、後者は感性。
両方の捉え方を持つ必要がある。
現代は論理を優先しがちであるが、バランスが崩れれば、問題が生じる。

自然の理解は、人によって異なるが、本当の自然の理解は、誰もまだ到達していない。それが「道」だ。自然現象は人が唱えた説から学ぶものではなく、自分が自ら自然を体験して理解するものである。言葉は人を惑わす。人によって捉え方が異なるのは当然である。本当の真理に到達していない。そのことをお互いが認め合うことが、最も大事な事なのである。


最後に、手前味噌ながら、呉教授に感謝の意を込めて、峨眉山月を朗吟しました。