Dr. WAKASAGI at HEI-RIVER(閉伊川ワカサギ博士)

森川海をつなぐ学び合いの活動を紹介します

海水魚の卵ふ化

2006-02-24 | 学校
12月に行ったカキ生産実習で生徒たちが採集した魚の卵がこの暖かな日差しの中,実習室の中で2月ぶりにようやくふ化した。「先生,大事に育ててね~,殺したら承知しないよ~」と女子生徒から注文をつけられていた。厳寒期の中,卵はすくすくと成長し,目が出て体をクルクルと改訂させていたのは1月のはじめから。もうすでに体はできていて,ふ化のタイミングを待っていたのだろうか?この急激な暖かさに,雪は解けそしてふ化も始まった。それまでは卵の中でじっと我慢である。水温の変化はふ化の時期に影響を与え,成長や生残に大きな影響を与えているのだろう。とても興味深いところである。浜の生徒に聞くと今年のわかめは成長が遅れているという。これも温度に影響を受けているのか?豊作であることを期待するばかりである。



2006/02/11

2006-02-11 | 閉伊川調査
本日の閉伊川,水温4度。サケの稚魚はまだ出現していない模様。「最近,かもの仲間がやってきてはサケの死骸を食べている姿を多く見かける。」「それにしても,ウグイが全然捕れない。どこへ行ったのだろう?」と川漁師談。