Dr. WAKASAGI at HEI-RIVER(閉伊川ワカサギ博士)

森川海をつなぐ学び合いの活動を紹介します

いきもの棲み処づくりプロジェクト会議in芝浦アイランド

2012-03-29 | 港南芝浦地区まちづくり
 田町駅から歩いて10分。人工の島芝浦アイランドには,6年ほど前に完成したマンション群があります。東京ドーム一個分に約3万人が住んでいます。子供たちに身近な水辺環境に親しんでもらおうと埋め立て地を改造し小さな干潟を作りました。この干潟で定期的にモニタリング調査をしています。これまでの調査では,ウナギ,ハゼ,ボラ,チキュウカイミドリガニ,カダヤシ等が採集されています。

 今回は5年間実施してきたプロジェクトを振り返り来年度以降の計画についてアイランド自治会の皆さん,榎本区議会議員,三井不動産,鹿島建設,国総研,東京都の皆さんと話し合いました。産学官民で連携して水辺の観察会を継続いくことを目標として,具体的に何をどうするかさらに検討を進めていくことになりました。

 私の方からは,港南中学校の総合的な学習の時間「運河学習」を2年間実施した結果,生徒さんたちが学習位意欲が向上し郷土に対する愛着を持つようになったことを紹介しました。身近な環境を思い出の場所にしたいというのが生徒さんはじめ地域の皆さんの願いです。

研究会を聴講した生徒さんからお手紙をいただきました

2012-03-27 | 日本水圏環境教育研究会
第1回記念大会に参加した生徒さんからお礼のお手紙をいただきました。素晴らしい内容なのでご紹介したいと思います。

 先日の研究発表会、とても面白かったです。「教育」というテーマだったので水産のことが全く分からない私にも理解し、考えることができました。
 昨日初めて「the cycle learning」という考え方を知りました。今、こういう学びの流れを身につけている人材はすべての学校、会社、なにより日本の社会で求められていると思います。一度この学びの流れを体験すれば「ああ、こうすれば良いのか」ということが分かり、どんなものにも応用することができると思います。しかし、この「一度」を経験することが一番大事であると同時に一番難しいのだと思います。こういう人材を育てたいけど方法を知らない、こういう人材になりたいのにそのきっかけに出会うことができない、知っているけど実行に移さないという人がたくさんいるなかで、その方法を知って、きっかけを与えて、実践に移している発表者の方々は素晴らしい行動力の持ち主だと思います。私もきっかけを与えてもらった一人として、早速行動に移したいと思います。

日本水圏環境教育研究会第1回記念大会が無事終了しました

2012-03-26 | 日本水圏環境教育研究会
日本水圏環境教育研究会第1回記念大会が無事終わりました。
遠いところまたお忙しいところお集まり頂き,お陰さまで,基調講演を含め,日頃の教育実践報告ならびに研究調査報告を18題頂き,37 名の方にご参加いただきました。活発な意見交換がなされたことは本当に嬉しい限りです。これも皆様の日頃のご努力によるものが大きいですね。また,聴講していただいた皆様にも熱心な議論に加わっていただきました。心から感謝申しあげます。次回はぜひ発表をしていただこうと思います。
至らぬところが多々あったかと思い,反省をしておりますが,今後ともそれぞれの地域での皆様の教育研究活動がますます活発となり,均衡ある日本の発展につながれば,と期待しています。
I appreciate coming JAMEE Association meeting and intriguing presentation and lively exchange of views. 18 presenters and 37 participants were involved.
I hope your engaging for education will evolve local each society in Japan.
Here is web site to participate JAMEE Association and post on journal.
http://web.me.com/hypomesus/JAMEEA/Information.html
I'm looking forward to seeing you again.