第5回サクラマスサミットが成功裏に終了しました。今年度は,大学生が21名参加。大学生といえども、源流体験は初めての学生が多く,新しい発見の連続であった。関東出身の某学生は,初めて源流を見て感動。想像と実際とに大きな隔たりがあることを実感した。この学生は,源流を知らず卒業し社会人となるところだった。そうゆう都市部の学生は9割以上だろう。都市に住むと何でも手に入り,すべてを知っているかのように錯覚するがそれはあくまでも錯覚であることを自覚する。体験を重視した教育体制をもっと整えたいものである。そのためには,教育行政や学校教育の関係者に体験による教育的な効果を科学的に提示する必要があろう。お昼は,サクラマスと閉伊川流域で捕れた山菜を頂いた。自然の中で,これだけ美味しい食材が育まれることは,都市に住んでいるとわからないだろう。今回は,宮古水産物商業協同組合様からサクラマスを4本提供頂いた。ここに感謝申し上げる。