Dr. WAKASAGI at HEI-RIVER(閉伊川ワカサギ博士)

森川海をつなぐ学び合いの活動を紹介します

京都大学 森里海連環学教育プログラム

2013-11-05 | 水圏環境教育
http://www.sof.or.jp/jp/news/301-350/318_1.php

時代の流れである。
水圏環境教育も,海,川,湖沼,大気,のみなら生物を含めた水にかかわる事象を対象としている。森だけ見ればいいわけではない。川,海だけでいいわけではない。人間は水を通して水圏環境とつながっているのだ。

「ヤマメの採卵,サクラマスの不思議」が開催されました。

2013-11-05 | 水圏環境教育
閉伊川大学校が主催する4年目を迎えた水圏環境教育プログラム「ヤマメの採卵,サクラマスの不思議」が閉伊川漁業協同組合の協力のもと宮古市茂市の養魚場で開催されました。このプログラムは,水圏環境リテラシーの向上を目的に実施されているもの。水圏環境リテラシーとは身近な水圏環境を科学的に観察し,水圏に関する諸問題について人々とともに考え,総合的知識である水圏環境リテラシー基本原則を理解し,広い見識に基づいた責任ある決定や行動をとり,それらを人々にわかりやすく伝える事ができる人材のことを指す。
あまりにも難しいということで,今回は水圏環境リテラシーを持った人材を「閉伊川キッズ」とした。そしてサクラマスを対象にして学ぶと言うことで「閉伊川キッズサクラッ子」とした。

   閉伊川(へいがわ)キッズ『サクラっ子』のもくひょう

『川や海のことそしてそこに住(す)む生(い)き物(もの)とそのつながりについて』
 ・興味(きょうみ)を持って観察(かんさつ)します。
 ・観察(かんさつ)したことを誰(だれ)とでもなかよく話(はな)し合(あ)います。
 ・みんなで,いろいろなことを学(まな)びます。
 ・よいことを考(かん)えて,取(と)り組(く)みます。
 ・そのことを多(おお)くのひと(おとうさん,おかあさん,おともだち)に教(おし)えます。




紅葉の美しい秋空のもと

まず,川の観察から始まりました。「何か発見しましたか?」

閉伊川大学校校長挨拶。川は皆さんのもの。大事にしていきましょう。すばらしい挨拶です。

「みつけたよ。お魚。かわいいね。」

7才の大イワナ。

結構重いね~。

こどもたちが雄雌の選別をしています。

採卵がはじまりました。

おいしいヤマメが焼き上がりましたよ。

おいしいね。

最後は振り返り。閉伊川キッズ「サクラっ子」になろう!

代表挨拶。とてもすてきな挨拶です。子どもたちも,県外の方々もお互い助け合いの精神で,ボランティアがんばって下さい。

おいしい水の出る場所で,「森の神様,ありがとう!」と感謝の気持ちを山に向かって伝えている子ども。感激しました!

頂いたヤマメで燻製をつくりました。

盛りつけてみました。本当においしいですね。