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Dr. WAKASAGI at HEI-RIVER(閉伊川ワカサギ博士)

閉伊川ワカサギ博士は【 https://note.com/tsuyoshi_sasaki】に移行します

「魚類生態環境学の不思議を探る~涸沼のシラウオから深海魚のシーラカンスまで~」

2025-01-29 | 水圏環境教育
2月13日(木)に東京大学猿渡敏郎先生をお招きして行う講演会「魚類生態環境学の不思議を探る~涸沼のシラウオから深海魚のシーラカンスまで~」ですが、初回参加の方は参加費無料となります。

オンライン参加も可能ですので、お忙しい折かと存じますが、ぜひご参加ご検討のほど、どうぞよろしくお願いします。

                記

日本水圏環境教育研究会主催
講演会「魚類生態環境学の不思議を探る~涸沼のシラウオから深海魚のシーラカンスまで~」

講演者/東京大学大気海洋研究所 資源生態分野 助教 猿渡敏郎先生(農学博士)

1 日時:2025年2月13日(木) 17:00〜18:30(受付16:30〜)、18:30〜20:00 懇親会

2 場所:ハイブリッド(東京海洋大学5号館410番講義室 o rオンライン)

3 目的:猿渡先生が取り組まれてきた、涸沼のシラウオや深海魚のシーラカンスをはじめとした魚類の生活史と進化に関わる研究のお話をお伺いします。     実はまだ未解明のことが多い魚類の生態を知り、私たち人間の暮らしとの深い関わりについて考えます。

4 対象:どなたでも参加可能です。

5 参加費:会員・学生は無料、一般 2,000円(初回参加の方は無料)  懇親会:3,000円(学生無料)

6 申し込み方法:下のフォームに送信をお願いします。オンライン参加の方には、Webリンクをお送り致します。
https://forms.office.com/r/JdSPCZrTeF

7 〆切:2/12(水)24:00



AMEA with ECOPs 2025 JAPAN を開催します!!

2025-01-09 | 水圏環境教育
2025年8月4,5,6日(東京),7,8,9日(糸魚川市)にてアジア海洋教育学会を開催します。
 
発表会は東京にて,エクスカーションは世界ジオパークである糸魚川市にて開催します。詳細はHPにて。

1 基調講演:東京大学大気海洋研究所 道田豊名誉教授(ユネスコIOC議長)

2 教育と科学・技術の若手専門家(小中高大学生含む)の情報共有とネットワーク化を図る

3 スケジュールは,8月4日夕方集合事前ミーティング,8月5日&6日 本会議,7,8,9日 2泊3日@新潟県糸魚川市

4 会議では,ストランドごとに各地域の問題,課題解決の取組について発表し,その後みんなで時間をかけて議論する
1)小中高生が取り組む海と生活をつなげる探究活動
2)大学生が取り組む海洋リテラシー教育と研究活動
3)若手専門家が取り組む海洋リテラシー教育・研究とエンパワーメント
4)インフォーマル,フォーマルな教育機関におけるユネスコ海洋リテラシー教育の展開
(海洋リテラシーテーマ)レジリエンス,気候変動,水産資源,水産養殖,海水温上昇,海水面上昇,ブルーカーボン,アクアポニックス,エネルギー資源,関係価値,生物多様性,等々

5 AMEA with ECOPs TOKYO宣言(オーシャンディケード2030の目標達成に向けて何ができるのか,その可能性を皆さんで議論して宣言にまとめます)を出す

6 森川海街こどもサミット優秀者によるプレゼン,全国公募のポスター展示
https://www2.kaiyodai.ac.jp/~t-sasaki/AMEA2025/



中高生海洋生物学シンポジウム「海を探る、海を調べる。キャリアと研究 VIII」

2025-01-09 | 水圏環境教育
中高生海洋生物学シンポジウム「海を探る、海を調べる。キャリアと研究 VIII」
シンポジウム概要
主催: 海洋生物学アウトリーチ研究会、成蹊学園サステナビリティー教育研究センター
共催:国立科学博物館
後援:自然史学会連合
協力:朝日学生新聞社
協賛:日能研
開催日時:2025年2月1日(土)13:00-17:30
開催方式:Zoomを用いたオンライン開催。
対象:中学一年~高校三年
参加費:無料
事前参加申し込み制:先着順
定員:250名
参加申し込み方法:こちらのURLからGoogleformに必要事項を記入して申し込んで下さい。
https://docs.google.com/.../1FAIpQLSdqpIhzy7emJI.../viewform
あるいは、jhsmarinebio@gmail.comまで、氏名、フリガナ、学年、学校名をメールで送ってください。
プログラム
2025年2月1日(土)
13:00 開会の挨拶 猿渡敏郎 (東京大学大気海洋研究所、成蹊学園サステナビリティ教育研究センター)
13:15 海洋と水生生物を “かがくあそび” で考える
山村紳一郎 (和光大学、成蹊学園サステナビリティ教育研究センター)
14:00 休憩
14:10 みんな違ってそれでいい。十魚十色、魚の一生
猿渡敏郎 (東京大学大気海洋研究所、成蹊学園サステナビリティ教育研究センター)
14:40 休憩
14:50 地域の自然史を知る:沿岸魚の地域集団とその起源
松井 彰子(大阪市立自然史博物館)
15:20 休憩
15:30 側線系をとおして探る魚類の進化と適応
中江雅典(国立科学博物館、成蹊学園サステナビリティ教育研究センター)
16:00 休憩
16:10 バイオロギングと安定同位体比で探るクジラの暮らし
青木かがり(帝京科学大学)
16:40 ブレイクアウトルームでの講演者との交流会
山村先生の部屋:  地球のこと、理科実験のこと、工作のことなんでも相談室
猿渡先生の部屋:  魚の人生相談室
松井先生の部屋:  地域の自然相談室
中江先生の部屋:  魚の感覚相談室
青木先生の部屋:  イルカ・クジラなんでも相談室
ずかんくんの部屋: 海の生き物のイラストの描き方
17:20 閉会の挨拶 藤原 均 (成蹊学園サステナビリティ教育研究センター)
コンビーナー
猿渡敏郎(東京大学 大気海洋研究所、成蹊学園サステナビリティ教育研究センター)
中江雅典(国立科学博物館、成蹊学園サステナビリティ教育研究センター)
山村紳一郎(和光大学、成蹊学園サステナビリティ教育研究センター)
藤原 均 (成蹊学園サステナビリティ教育研究センター)
問い合わせ先
〒277-8564 千葉県柏市柏の葉 5-1-5
東京大学大気海洋研究所
猿渡敏郎
jhsmarinebio@gmail.com


昨年は,大変お世話になりました。

2025-01-08 | 水圏環境教育

昨年は,大変お世話になりました。皆様のご厚情に心より感謝申し上げます。

 2023年4月に立ち上げた「東京海洋大学コミュニティ・スクールネットワーク推進本部」。東京海洋大学水圏環境教育学研究室が拠点となり、学校、企業、行政、一般市民とともに、地域の子どもたちの探究活動を支援する全国的なネットワークです。
4月:スペイン・バルセロナにて開催された、3000人が集う国連海洋科学の10年会議に日本のエキスパートとして出席。フランス、ロシア、イギリス、イタリア、スペイン,イギリス,中国,台湾の方々ととも海洋リテラシー教育のあり方について議論を交わしました。
6月:ユネスコIOCより日本代表として招待を受け、海洋リテラシー国際会議に参加。次年度の国連海洋会議で採択する海洋リテラシー推進のための「ベネチア宣言」を議論しました。
6月,10月:港区ブルーカーボン事業を推進するため、フィールド調査、講演会を行いました。
11月:「海洋リテラシーを向上させるアクアポニックスSTEAMプログラムの開発,運用,評価」(佐々木,澤田,2025)が、シュプリンガーから出版されることになりました。今年6月に開催される国連海洋会議にても発表される予定です。
12月:第2回森川海街こどもサミットを開催しました。サミットは、東京海洋大学が所在する森川海街の「港区」に集い、台湾、日本(基隆、盛岡、埼玉、東京、千葉、神奈川、小浜、糸魚川、大阪、柏島、南さつま市、港区)の子どもたち(高校生以下)が集い、身近な水辺での探究活動の成果を発表し合いました。主体的に取り組み、地域への理解や愛着を深め(関係価値)、科学的に探究する「エージェンシー」※を養うことが目的でした。
 子供達の探究活動の発表はいずれも素晴らしい発表でした。それぞれの森川海街への想いを持ち,その想いが大きな何かの形を築き上げようとしている様子を感じ取ることができました。主体性、関係価値、科学的探究力を養う海洋リテラシー教育として世界最先端の取り組みです。
 子どもたちの探究活動をはぐくみ育てること、それが私達大人のやりがい・生きがいであり,ミッションだとあらためて思いました。
 今後も、皆様とともに海洋リテラシー教育を推進し世界の子どもたちのエージェンシーを高める取り組みに力を注いで参りたいと思います。
 本年が、皆様にとりまして幸多き一年となりますよう、心からお祈りいたします。引き続きまして、ご指導ご鞭撻のほどどうぞよろしくお願い致します。
           
※エージェンシーとは、変化を起こすために、自分で目標(仮説)を設定して、振り返り、責任を持って行動する能力を指します。