天皇賞春の結果
1着キタサンブラック 無印
2着シュヴァルグラン ▲
3着サトノダイヤモンド ◎
私の印
◎サトノダイヤモンド 3着
〇アルバート 5着
▲シュヴァルグラン 2着
△トーセンバジル 8着
△ディーマジェスティ 6着
馬券は無印のキタサンブラックが勝ったのでハズレ。展開的には当然の結果で、サトノダイヤモンドがもう少し強いと思っていたのが敗因。
レースは1000m通過が58秒3のハイペース。さらに2000m通過が1分59秒7、3000mが3分0秒7という極限のペースで進んだ。菊花賞のレコードタイムがトーホウジャッカルの3分1秒0、去年のサトノダイヤモンドの勝ちタイムが3分3秒3だったことを考えると、今回の天皇賞がどれだけ消耗戦だったかが解る。逃げたヤマカツライデンは直線ではもうヨレヨレだったが、3秒2差の15着に踏みとどまったのは大したもので、この馬はもう少し距離の短いレースで狙えるだろう。
勝ったキタサンブラックはこのペースを2番手で追走。ヤマカツライデンから離れていたので、実質この馬が逃げている形だ。それでもペースは緩くはなく、全馬にとって息の入らない厳しい展開だった。ゴールドアクターがもっと前につけて、早めにキタサンブラックに競りかける展開を予想していたので、それがなかった分だけキタサンブラックに余力が残っていた。
サトノダイヤモンドは最速の上がりタイムで迫ってはきたが、父親のような爆発的な瞬発力は発揮できなかった。外枠から出て、外々を回ったので、キタサンブラックに比べたらかなりの距離ロスをしていたことは確かだ。0秒2差なら実力に差がなかったと考えていい。もう少し強ければ、早めにキタサンブラックに並びかけて競り落とす展開も考えられたが、ルメール騎手はそこまで強気な騎乗はできなかったようだ。
佐々木大魔神のシュヴァルグランが2着。去年が3着だから、この馬もG1級の実力の持ち主である。
来週はNHKマイルカップだ。連勝していたり無敗だったりする抜けた馬がいないので、皐月賞と桜花賞から参戦する組が強そうだ。