いくらK-1が良く写るからと言っても、天体専用カメラには適いません。
HⅡ領域からS2の要素が多くなるエリアは、やはり写りが悪いです。
IC1805 , ISO3200 , 13X180s , 39min Total , SkyFlat=7 , NoDark
IC1848 , ISO3200 , 13X180s , 39min Total , SkyFlat=7 , NoDark
NGC2264 , ISO3200 , 12X180s , 36min Total , SkyFlat=4 , NoDark
うーん、サッパリ写りません。
写っていないものをSI7で処理すると悲惨です。
なので、
CameraRAWでFlatを含めて全部処理したのがコレ↓
エライ差です。
まあ、たった36分で出そうって所が間違っていますが・・・
IC1805やIC1848もCameraRAWで処理すれば結構マシになりそうです。
これらの画像は11月4日にスライディングルーフ内で撮影しました。
E-ZEUSⅡ化したJ型赤道儀にZWO-CN15F4+K-1で撮りました。
当夜は快晴、微風、-5℃でシーイングも4/5と好条件だったため、ガイドも
RMS=0.7"角程度でした。写野中心付近の星像がやたらと小さいです。
そもそも15cmF4にSkyWatcherコマコレF4+K-1ですから周辺減光とケラレが
避けられず、本当なら24mm角で切り出したいところです。
星像も四隅では円周状に伸びています。
それで全画面のフラットを当てているのでキビシイ訳です。
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やはりSIで処理すると彩度や透明度が今一ですね。
flatもCamera Rwaで処理できるんですか。
自分もPSは持っているのですがCamera Rwaは使った事がありませんでした。
少し勉強してみようかなと刺激を受けました。
キャノン系でもノイジーなのですか?
もっともRAWデータというモノはノイズだらけな訳で、
カメラメーカーの画像処理エンジンの腕の見せどころって
領域ですからね。冷却CCDの生データなんかひどいものです。
CameraRAWでの現像時に、カラーノイズと輝度ノイズを50%
削減すると良い感じに仕上がるようです。
フラットは星の画像データと同じ設定で現像し、SI7で処理
しています。Tiff16bitです。
K-1はダークノイズが非常に少ないため、冬期は手抜きでも
良いかもしれません。ダーク減算はRAWでやらないと妙な
ノイズまみれの画像になってしまいますから完璧には仕上がり
ません。まあ、私的には十分ですが。