宇宙(そら)を見上げて

謎の天文機材技師 ☆男(hoshiotoko)のブログです。

まともに処理した銀河です

2011-04-17 22:39:00 | 天体写真(PENTAX K-5 LimitedSilver)
<PENTAX K-5 による天体写真>

4月5日に撮影して取り急ぎUPした銀河ですが、
画像処理が手抜きだったため、再度UPします。
パープルフリンジをはじめとした色にじみが沢山ある画像
ですが、PhotoShop CS2の強力な画像処理機能で細々と取除き
ました。この作業は、嘘の画像を作っている訳ではありません。
本来ある筈のない色にじみを取り除いただけです。
そう考えると、今回のDA70mm F2.4Limited もなかなか使える
レンズと言うことになりますね。

K-5+DA70mmF2.4 → 3.5 , ISO1600 , 48SecX4Composite
長秒時NR=OFF , 高感度NR=中 , ダーク減算無し

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K-5 と K-r 写りの違い

2011-04-17 19:58:00 | 天体写真(PENTAX K-5 LimitedSilver)
<PENTAX K-5 による天体写真>

K-5とK-rを比べてみました。(アンタレス周辺)

レンズ:DA70mm F2.4 Limited

なんで同じ絞り値にしなかったかは、記憶にありません・・・が、
K-rの方が抜けが良く、パープルフリンジも出ていませんね。
K-5はDRIIとDAレンズのコーティングとの相性があるようですね。

K-5 : F2.4 , ISO1600 , 48.81Sec , コンポジット無し1枚画像


K-r : F4.0 , ISO1600 , 47.67Sec , コンポジット無し1枚画像


季節外れですが、秋の空をK-r + smc50mmF2.0 → 4.0で撮った
ものも載せておきます。
コレ、凄くシャープで偽色も無くイイんですよ~。
もしかして、天体用にはDAレンズよりもマニュアルフォーカス時代
のsmcレンズの方が向いているのかもしれません。
何より、十分にシャープです。

K-r + smc50mmF2.0 → F4.0 , ISO1600 , 218.68Sec
コンポジット無し、1枚画像


K-r + smc50mmF2.0 → F4.0 , ISO1600 , 155.65Sec
コンポジット無し、1枚画像


K-rでも、キットレンズのDAL18-55mmは18mm固定なら使用可能、
DAL55-300mmは300mm固定なら使用可能と言った感じなんです。
その他の焦点距離にすると、K-rは盛大な青ハロが出てきます。
K-rは・・・じゃなくて”DAレンズは”と言った方が正しいですね。
K-5 , K-r とも、純反射系望遠鏡に付けると偽色もなく、実に良い
絵を出してくれます。流行りの高性能屈折でも大丈夫じゃないかな?
青ハロもパープルフリンジも、カメラレンズとの組合せで出たり
出なかったりする。これを見極めることが大切です。
最新の高価なDA★単焦点レンズでも出るかもしれないので、
人柱の覚悟が必要ですね。

今度行ったら、
K-5 + smc50mmF2.0 , smc28mmF2.8 ,
DAL55-300mmF4.5-5.8(300mmF5.8で使用)を試してみます。
これらのレンズ焦点距離において、K-rでは満足のできる発色、
星像が得られています。
DA★200mmF2.8 , DA★300mmF4 + K-5 で撮影されている方も
いらっしゃいます。
        ↓
http://insomnia.cocolog-nifty.com/blog/cat2329277/index.html

PENTAX6X7用の105mmF2.4が手元にあるので、アダプタを付けて
撮ってみたいなあーなどと考えてもいます。
160mmF2.4の大口径レンズになりますからねえ。これが凄く良けれ
ば、DA★200mmF2.8を買う必要はないかもしれません。(個人的に)

似たような絵ですが、
パープルフリンジ減少処理をしていない画像も置いておきます。
Limited レンズだから良いという訳ではないようです。
K-5 + DA70mmF2.4 Limited F2.4 → 3.5 , 79.31Sec

コメント (5)
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