outdoor life by mizota

ヨットでのクルージング日本の名山に登るキャンピングカー旅ダイビング野鳥撮影ジギング等溝田正行がした事する事を報告します

強風波浪注意報発令中

2010年10月26日 20時10分06秒 | 退職生活
日本の海が「船遊び」に適していない事は何度も書いていますが・・

台風になりそうな熱低があったので、瀬戸内海を帰る事に決めたんですが、いきなり冬になってしまうとは想像していませんでした

今日、町営温泉「なぎさの湯?」に行って、現地人に聞いたんですが・・・この辺の気候は殆ど秋が無く、夏からイキナリ冬になるんだそうです

そして北東から北西に掛けて「北寄りの強風」が長~く続くそうです

まあ今年の場合、全国的にいきなり冬になったとは思うんですが・・・

北東から、海を荒らして非常に強い風が堤防を越えて吹き付けています

ヨットのマストはヒューヒュー、ゴーゴーと風を切り、風に吹き上げられたフェンダー(ヨットの船体を守るための空気が入ったゴムの袋のようなもの)がゴトゴトと船体に当って騒々しいです。

堤防を周り込んだ波が港内でウネリとなってホロホロを揺らしています。

北浜マリーナの揺れた日のように船酔いを起こしそう

季節外れのコースをとっている台風が北上しているのと、強力なシベリア高気圧が下がって来ているから、この北東風はしばらく止みそうもありませんね

徳島に帰れる日がいつになるのか??

こんな揺れと風をクルージング中に経験したら・・・多くの人達は二度と海に出たくなくなるような気がします

だからでしょうか??殆どの日本のヨットは繋いだまま放置されている

14年間世界を周って、ずっと海の上で暮らしていて、千ヶ所以上の自然の入り江や島影で停泊、眠っていて、タダの一度もこんな風も揺れも経験したことが無いんですから・・・

それが・・・港の中で起こるんだから・・・僕が常に言っている事も解って貰えると思います。

そう言えば・・沖縄クルージングに二度行ったんですが・・・

前のヨットで行った時は、帰路で台湾坊主に追いつかれ、二晩暴風雨の中で糞小便を垂れ流した辛い思い出があります

今のヨットが新艇の時、シェイクダウン(慣らし)に沖縄に行った時は、石垣島で台風に会い、太いロープを余分に400m買い、ヨットを繋いだけど・・・よそ者だから安全な場所には入れず、半ば新品のヨットは諦めて、地元の人達がヨットに居ては危険との事でホテルに逃げて三日ほど泊りました。何とか無事だったけど・・・

帰路、奄美大島でも台風に遭い、地元ヨットマン達に助けて貰ってヨットを漁港内に入れ、ヨットマン(東氏)の家に泊めて貰った事もあります(漁港内へよそ者を入れたと後で苦情があった)

二度も台風に遭って・・もう来ないだろうと思ってたんですが・・・高知で台風に追いつかれ・・・須崎に入って・・・作業船(台船)に繋がして貰ってやり過ごした事があります

この時はヨットで過ごしたんですが・・・非常に運良く?風は当ったけど波は殆ど立たず、船酔いも無く、身の危険もそう感じなく終りましたが・・・

日本をヨットでクルージングするのは・・・「罰ゲーム」もしくは「懺悔の旅」なのです

でも・・そんな中にも愉しい事は時々あります

しかし今は辛いな~










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