半月ほど前に奥さんから電話があって、11月初旬に池田町の上田氏が肝臓がんで死亡した事を聞きました。
その報告をどうしようかと考えていたら・・・喪中はがきが届いたのでブログに書く事にしました。
上田氏は阿南潜水が宝田町や徳島の昭和町にあった頃に遠路はるばる池田町から通い、時には阿南潜水のクラブハウスで10日とか寝泊まりしていました。
阿南潜水ダイバーズクラブの初期のメンバーなので新しい人の中には知らない人も多いですが、記憶に残ってる方々も多いと思います。
運動不足と病院嫌いがこの様な結果になったと思うんですが、脂肪肝からがんへと移行したようです。
ただ沈黙の臓器と言われる肝臓、痛いと言い始めて病院へ行ったらもうどうしようもない状態だったそうで、それから半月後に亡くなったそうです。
早い死ではありますが好きな事しかしなかった上田氏の死に顔は非常に穏やかだったと聞いております。
その上田氏が私のホームページ「溝田正行の世界」を作ってくれました。
ダイバーズクラブで初期のころに上田氏と非常に仲良くしていた戎本氏も数年前に沖縄で亡くなっています。
さて私は今日も幸有丸の整備に朝から「昼は外で食べる」と言って家を出ました。
ところが今日も作業に取り掛かったら・・・必要なものが出来て家に戻って昼飯を食べました。
阿南の港ですから片道15分ほどしか掛かりませんが・・・この様な具合ですからなかなか作業は進みません。
今日はコクピットのアクリル板が経年劣化でひび割れているのを直さないと前が見にくいのと、ひび割れがもっと進むと水が入ってくるので・・・
昨日から考えていたようにアクリル板を止めてるビスを外し始めました
幸有丸はこの様に三段階に「アクリル板の開かない窓があります。
実際に運転中に前を見るのは一番上の透明のアクリル板の所だけなんですが・・・
下の色つきのアクリル画使われてる二段もコーナーの曲げてるアクリル板と正面のアクリル板がひび割れています。
一番上の透明のアクリル板がコーナーも含め左右と前の五か所全部がひび割れています。
直さなくても乗れるんですが・・・・最初にしておかないとそのままになってしまうので頑張って直しています。
昨日ホームセンターで見たのは少し板が小さく非常に効率が悪かったので、もう少し大きいのを探そうとブログに書いたら・・・愛媛の中野氏が手ごろなPET透明板をアマゾンで見つけて情報を送ってくれました。
PET板がどれだけ曲げられるか分からないので、とりあえず一枚だけを注文しました。
そして二段目のコーナーの曲げてるアクリル板の寸法を取って来て・・・カーポートの屋根に使うポリカーボネートを切ってみました。
曲げが緩やかながら90度なので癖をつけるのに・・・・曲げて紐で縛ってドライヤーで温めてそのまま置いています。
これがうまく行ったら・・・一番下のコーナーも同じようにします。
全部で11枚を交換予定なんですが・・・これを付ける時は外と内でビスを締めないといけません。
猫の手が欲しいので明日はこの二枚を取り付けるのに美由紀に行って貰う事にしました。
この作業は予想外に時間が掛かりますね。
いつになったら完成するんでしょうか??
常錨はまだ打てていません。
私は長年プラスチック業界におりましたので少しだけご参考までにと思いコメントさせて頂いています。
ご存知かと思いますが、アクリルは耐候性と表面硬度は抜群ですが耐衝撃性は劣っています。ポリカーボネートは逆に耐衝撃性は抜群ですが耐候性と表面硬度は劣っています。両方の良い特徴を活かして表面をアクリル、中心をポリカーボネートにしたラミネート板も販売されています。船にはその様な板が良いと思われます。
確かカーポートの屋根にもラミネートシートが使われていたと思いますが、たまに片面のみアクリルのものもあったと記憶していますので、その場合は表面のアクリル面を外に加工された方が良いと思います。
尚、PETは耐候性や表面硬度、耐薬品性も劣りますので推奨しかねます。但しPETGは耐候性や耐薬品性が改良されていますが、先のアクリルやポリカーボネートの非ではありません。
これからも勝手に応援させて頂きます。
宜しくお願い致します。