outdoor life by mizota

ヨットでのクルージング日本の名山に登るキャンピングカー旅ダイビング野鳥撮影ジギング等溝田正行がした事する事を報告します

雄阿寒岳と雌阿寒岳

2013年08月16日 20時09分05秒 | 退職生活
「マリモ」で有名な「阿寒湖」を挟んで「雄阿寒岳」と「雌阿寒岳」の「夫婦岳」があります

「それがどうした?」と言う事なんですが、実はこの二つの山のどちらが「日本百名山なのか」と言う話なんです。

僕が持ってる「日本百名山ガイドブック」では、日本百名山を選んだ深田久弥氏は「両方に登りたかった」と言ってますが、当時火山活動の為「雄阿寒岳」にしか登っていません。

両方に登ってたら、雌阿寒岳を選んだのかも知れませんが、氏が書いた「日本百名山」の本の中では「阿寒岳」として、雄阿寒岳の事が紹介されていたと記憶しています。

しかしこのガイドブックでは「一対で百名山」と考えるべきだろうと、雄阿寒岳と雌阿寒岳の両方を「4のaと4のb」として紹介しています。(ただしAは雄阿寒岳)



ところが僕が持ってる「日本三百名山 登山ガイド」では「4」として「雄阿寒岳」だけが選ばれています。

このように・・・



これは深田久弥氏の遺志を引き継ぐ「深田クラブ」の選定だと思うんですが、雌阿寒ではないし、一対とも考えられていません。

しかし何故か、最近百名山ピークハンターは「雌阿寒岳」だけに登る人もいます

多分、雌阿寒岳の頂上が阿寒岳のピークだからなのと、花の百名山にも選ばれてる事、簡単に登れる事、駐車場が広い事などでしょうが・・・

僕としては、両方に登らずに「百名山制覇」なんて・・・と思ってしまうんです

まあ別に、何がどうと言う事もない事なんですが、そんな事を考えながら今日は高い方の「雌阿寒岳」に登ってきました。

野中温泉から頂上に行き、阿寒富士の下を通ってオンネトー湖に降り、野中温泉へ戻る周回コースでした

登山道脇にガンコウランが沢山の実を付けていたので、忙しく食べながら登りました

ガンコウランは「クラウベリー」と言われるように、ブルーベリーの様な形、色、それに味です



これは食べられませんが・・・白い玉の様な実を付けるシラタマノキです。



雌阿寒岳は活火山で、今も三か所で噴煙を上げています。

次の二枚は頂上直下の火口です





頂上で記念写真



頂上から見た噴煙と後方は「阿寒富士」



頂上から見た阿寒湖方面、右に「剣ヶ峰」遠くに雄阿寒岳です。



そしてオンネトーの方に下る途中の阿寒富士。登りたかったけど、弁当を持ってなかったので諦めましたが、次回は是非登りたい



下山して、先日釣って塩をしてあった「秋アジ」を出して、水洗いの後綺麗に水気を拭き取って・・・またどっさり塩を詰めて袋の中へ。

それから・・・阿寒湖を観光(2003年にも来ている)



アイヌの土産物屋さんを周って・・・



特に驚いたのはこの500キロあったと言うヒグマのはく製



10年前に来た時は無かったように思うんだけど・・・

それからカーナビで「釧路湿原」を入れたら・・・舗装されてない林道の様な道を一時間以上走って・・「鶴居村」のキャンプ場にきました。

今日は「よさこいソーラン踊り」の後、花火大会もあるとかで、大勢の人達が集まっています


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