outdoor life by mizota

ヨットでのクルージング日本の名山に登るキャンピングカー旅ダイビング野鳥撮影ジギング等溝田正行がした事する事を報告します

忍耐(アメリカンサモア写真)

2014年07月11日 18時54分35秒 | 日本三百名山に登る旅
「正しい心を持って行動するなら」と言う前置きがあれば「辛抱する必要はない」と思っています

それどころか「辛抱してはいけない」とさえ思ってるし「辛抱するのは能力が無い証拠」ではないかとも思っています

それが「仕方がない」と自分では思う様な天地異変等の場合もありますが、それさえ「能力が無いから」かも知れないと思います。

今日の新潟県の六日町から三国川を登った所にあるダム湖畔では、殆ど終日雨でした

僕らがここへ来ている理由は、ここから15分ほどの所に「中ノ岳登山口」があるからで、天気が悪いから「天気待ち」するのに「少しでも涼しい所で」と思うのと、もしかしたら野鳥が多いかも知れないと考えての事でした

その思い通り、気温は夜はフリースを着てダウンを被る位で、昼でも25度位が最高温度でしたから快適です

しかし終日雨が降ると、野鳥を写しに出歩く事も出来ず終日キャンピングカーの中で、テレビを見たりパソコンに向かったり、インターネットをしたり、これから山の事を調べたり、昼寝する以外方法が無く、動かないのに食ってばかりで「辛抱している状態」なのです

「天気だから仕方がない」と言えばそれまでですが、もしも僕に能力があれば、この様な天気を「待ってました」とばかりに「何か」をしていたと思うんです

これが家だと、余り能力が無い僕でも「待ってました」とする事は幾らでもあるんですが、狭いキャンピングカーで僕には難しい

考えて見れば、動けない事、運動不足が一番大きく「辛抱」してる部分なので、街に居てホームセンターとかスーパーとか100円ショップを周ってたら多少は解消できたかも知れないんだけれど、それも全てが解消されるとは思わないから難しい。

そんな事を考えてると「魔術」でも使えたらどれ程楽しいかと思うけれど、その能力も無く雨に閉じ込められたまま一日が終わろうとしています

「雨に閉じ込められる」と思い出すのが、南太平洋の小島アメリカンサモアの宿が舞台の小説「雨」です

僕らがヨット ホロホロ三世でパルミラ島からアメリカンサモアのパゴパゴハーバーに入港した日も、この港の脇に聳える「レインメーカー山」は雲を集め、やがて強烈なスコールになりました

このサマセットモームの名作「雨」は布教に燃える神父さんと、いかがわしい商売の女性とが同じ宿になり、長い雨に閉じ込められて理性を狂わしてしまう話しなんですが・・・

いくら雨に閉じ込められても、一緒に居るのが「いかがわしい商売女」でありませんから、残念な事に理性も狂いません

それどころか小言を言われて「忍耐のみ」

能力の足りなさを感じております。

パゴパゴハーバー停泊中のホロホロ



「雨」の舞台となった宿をバックにまだ40代前半だった美由紀



雲に覆われたレインメーカー山とパゴパゴハーバー



滞在中に大酋長の葬儀があった





雨が続いてますが先日バッテリーを二つ新品に交換したので、電気の量は全く心配がありません

明日の午後には天気も良くなりそうで、鳥の写真も写せそうだし、明後日には山にも登れそうです。

もう一頑張りです

今雨が上がったので、外に出てここの様子を写真に写して、後でアップしますね。

こんな駐車場に昨日から一台だけで停まっています。後方の白い建物はトイレです。アジサイが沢山咲いています。



トイレ側から写しました。後方に小さくダム管理の建物が白く見えてます。



車も通らないから静かで・・・緑に囲まれて見下ろせば水面。

これで雨が降らなければ、申し分ないんですが・・・





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