outdoor life by mizota

ヨットでのクルージング日本の名山に登るキャンピングカー旅ダイビング野鳥撮影ジギング等溝田正行がした事する事を報告します

パワーブースター自作

2011年01月29日 20時19分05秒 | 釣り ヨット ダイビング 山登り
僕が仲間達と山に登っていたのは昭和40年代前半までで、当時のコンロは灯油式か白ガソリン式で今のようなカセットガスバーナーは使ってませんでした。

その後、ダイビングとヨットばかりで・・・

ヨットで世界一周を終え、再度山登りを始めて10年近くなりますが、いつも美由紀とばかり登っているし、殆どが弁当持ちか山小屋泊まりなので、カセット式ガスコンロは持っていても、実際に使うのは近くの軽い山に行く時だけでした

だから・・・世間知らずなところがあります

そんな中で・・・先日「朝立彦山」に登った時、芹田氏が持っていたカセットボンベを暖める「パワーブースター」は目からウロコの品でした

冬の気温が低い時にカセットガスを使うと、ボンベが凍ってしまい、燃焼力が落ちてなかなか湯が沸かなかったりして苦労します。

酷い時はボンベが霜で真っ白になったりするんです

だから・・手で暖めたり、長い時間待ったりしてたんですが・・・パワーブースターは自分のバーナーの火と熱伝導を利用して、ボンベを暖め、ガスのパワーを落とさないようにする道具です

これは良い物を見つけた・・・と思って家に戻ってインターネットで調べると・・・

芹田氏が持っていたイワタニ製のブースターはもう売られていませんでした

そして・・・他の商品を調べていたら・・・あるのはあるんですが・・・能力が「三倍落ちる」と書かれていました

3倍良くなっているなら喜んで買うんですが・・・熱が伝わるのが三倍掛かるのでは

その上・・・そのブースターは250とか500と言われるキャンピング用のガスには使えますが、普通のカセットガスには使えません。

そこで・・・100円ショップに行って、アルミフックとアルミ鍋を買ってきました

工作場で数時間。

叩いたり、曲げたり伸ばしたり、穴を開けたりカシメたり、そして最後に片側にシリコンボンドを塗って・・・完成

今日の写真のモノなんですが・・・

一つはキャンピングガス用で、もう一つはカセットガス用です。

見かけは決して良くありませんが・・・見かけで判断してはいけません

テストを繰り返して・・・これはイワタニを凌ぐほど効果があります

おまけに・・・オーダーメイドだから・・・いつも使うチタン鍋の中にスッポリと収まるんです

皆さんも作ってみませんか? ガスボンベが最後まで衰えず使えて便利ですよ。

原価は210円+シリコン代だから・・・250円位かな

今日は朝から美由紀を案内して「一升が森」に登り、少し上記の工作をしてたら・・鳴門の太った電気屋さんが「ウツボの唐揚げ」を土産に寄ってくれて、色々な漁の話

再度工作をして・・・・焼き鳥が余りにも美味しいから・・・コボチ罠をもう一つ作り・・・

またまた工作場で日が暮れてまで・・・パワーブースターを完成させました

写真をクリックすると大きく見えます。

この状態では・・・理解できないかも知れませんが・・・アルミ棒の先端がバーナーで焼かれ、その熱が下のボンベを抱いているアルミ板に伝わり、ボンベを暖めるんです

明後日セットした状態を写真に写してアップしますね。勿論結果の報告もしましょう。

いずれにしても・・・明日、明後日と山で実地に使うから楽しみです

コメント
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